okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『ゴースト・イン・ザ・シェル』 感想

ネットは広大だわ・・・・・・

 

f:id:okureje:20170409225610j:plain

 

初めて予告編を観たとき、「あ、これ。まんま攻殻機動隊だわ・・・。何コレ、この再現度、やばい。。」

 


『ゴースト・イン・ザ・シェル』 本予告


本日劇場で観るまでは、面白いハリウッド映画であることを微塵も疑ってなかった。まだまだ甘いな自分・・

 

昔、サイバー・パンク小説の金字塔『ニューロマンサー』のウィリアム・ギブスンの短編である『記憶屋ジョニィ(Johnny Mnemonic)』が、『JM』というタイトルでハリウッドで映画化された。

 

f:id:okureje:20170409225648j:plain

 

『ニューロマンサー』で主人公ケイスをサポートする凄腕の女用心棒モリィの若かりし頃のお話しで、主人公のジョニィを『マトリックス』でブレイク前のキアヌ・リーブスが、ヤクザの組長役を世界の北野武が演じるという楽しみなキャスティング。

 

f:id:okureje:20170409225715j:plain


どんなクールな作品になってるのかとワクワクしながら劇場に足を運んだのもつかの間、ストーリーはそこらへんのSFアクションだし、モリィは普通のケバいねーちゃんだし、

f:id:okureje:20170409225729j:plain


全然サイバー・パンクな演出じゃないし、ほんと「コレジャナイ感」満載の映画でズッコけたのを思い出す。ただ、なんとなく味のある作品でもあって、未だに印象には残っている。

 

今回のスカヨハ版『ゴースト・イン・ザ・シェル』、少佐の再現度、義体のCG表現、あちこちにちりばめられた原作へのリスペクト、予告編で鑑賞する分には申し分ないのだが、作品としてはテーマが小さいというか、そこらのありきたりなハリウッドSFアクションの域を出ておらず、なんというか『JM』で感じた「コレジャナイ感」以上に「残念賞」な感じだった。世界の北野が役者で絡むハリウッド映画って、こうなる運命なのか?

ある程度原作を知っている人にも訴求しないだろうが、原作を全然知らない人にも楽しめる作品となっておらず、攻殻機動隊の殻の字も読めないほど攻殻に興味がない妻などはストーリー序盤で熟睡していたが、この作品でそれを責めるのは酷というもの。

 

士郎正宗の原作『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』は、コマ外に書かれた作者のウンチクが超ウザいコトを除いては、間違いなくSFコミックの超名作であり、このコミック原作をクールなアニメーションに仕上げた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、あの『マトリックス』にも多大な影響を与えたほどの日本を誇るアニメ作品だったが、やはり攻殻機動隊の一番の魅力は、インターネットがまだ一般的でなかった時代に「ネットの広大さ」を予感させた先見性、これに尽きる。

となると今回のハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』は、30年前に公開してたら「おー!」となっただろうが、・・・いかんせん、古い。

押井守『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のビジュアルインパクトを、やはり超えられなかった。

 

f:id:okureje:20170409225931j:plain

 

身体の一部をサイボーグ化した主人公が活躍する痛快作品では、先週観た『ハードコア』のが傑作だったし。今更、強力ワカモト的な都市のビジュアル出されても、なんだかなー、な感じだし。

 

f:id:okureje:20170409225917j:plain

 

晴れて本日、TOHOシネマズ新宿でシネマイレージ会員登録を行った。

 

f:id:okureje:20170409225959j:plain


映画を観る前、迷わず限定デザインカードで『ゴースト・イン・ザ・シェル』を選択したのだが、観た後にこのデザインを振り返るとなんとなく微妙な感じがする・・

 


Ghost in the Shell - Resurrection I-Making of Cyborg

 

吾が舞えば 麗し女 酔いにけり
吾が舞えば 照る月 響むなり
結婚に 神降りて
夜は明け 鵺鳥鳴く

 

あがまえば くわしめ よいにけり
あがまえば てるつき とよむなり
よばいに かみあまくだりて
よはあけ ぬえとりなく

 

私が舞うと 美しい女が酔った
私が舞うと 照る月が 鳴り響く
結婚するために 神が天から 降りてきて
夜が明けて 鵺鳥が 鳴く

 

f:id:okureje:20170409230124j:plain

 

攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル コミックトリビュート

攻殻機動隊 ゴースト・イン・ザ・シェル コミックトリビュート

  • 作者: 士郎正宗,平本アキラ,衣谷遊,Boichi,井上智徳,山本マサユキ,今井ユウ,小池ノクト,多田乃伸明,大山タクミ,トニーたけざき
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/03/28
  • メディア: Kindle版
  • この商品を含むブログを見る
 
『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式アートブック THE ART OF 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式アートブック THE ART OF 攻殻機動隊 GHOST IN THE SHELL

 
攻殻機動隊(1) (ヤングマガジンコミックス)

攻殻機動隊(1) (ヤングマガジンコミックス)

 
攻殻機動隊(2) (ヤングマガジンコミックス)

攻殻機動隊(2) (ヤングマガジンコミックス)

 
攻殻機動隊 1.5

攻殻機動隊 1.5

 
GHOST IN THE SHELL-攻殻機動隊 2.0 ORIGINAL SOUNDTRACK

GHOST IN THE SHELL-攻殻機動隊 2.0 ORIGINAL SOUNDTRACK

 
JM スペシャル・エディション [Blu-ray]

JM スペシャル・エディション [Blu-ray]

 

 

Mr.Toys 「セクシー スナイパー」 ヘッド & コスチュームセット(MT2016-03) レビュー

f:id:okureje:20170408232345j:plain

 

Mr.Toys セクシー スナイパー ヘッド & コスチュームセット ヘッド2個

 

f:id:okureje:20170408232346j:plain

 

人気ゲーム『メタルギアソリッドV』のキャラクターで、言葉を発しない女性狙撃手クワイエット(Quiet)をイメージしたヘッド2個とコスチュームセットです。
メーカーはMr.Toysで、型番は「MT2016-03」。

 

f:id:okureje:20170408232347j:plain

 

無版権なので「セクシースナイパー」。

 

f:id:okureje:20170408232348j:plain

 

f:id:okureje:20170408232349j:plain

 

f:id:okureje:20170408232350j:plain

 

f:id:okureje:20170408232351j:plain

 

f:id:okureje:20170408232352j:plain

 

f:id:okureje:20170408232353j:plain

 

f:id:okureje:20170408232354j:plain

 

f:id:okureje:20170408232355j:plain

 

ヘッド意外は基本的に1セットですが、ストッキングのみ、破れたタイプと破れてないタイプの2セットありました。スペアってことかな?

 

f:id:okureje:20170408232356j:plain

 

なお商品に「素体は含まりません」ので、ファイセン・リミテッドのシームレス素体が必要です。
ということで、ファイセン・リミテッドのシームレス女性素体・ペールスキン バストサイズL(S10D)も別途購入。

 

f:id:okureje:20170408232357j:plain

 

f:id:okureje:20170408232358j:plain

 

f:id:okureje:20170408232359j:plain


おそらくこの型番の素体と組み合わせる前提の商品だと思われます。

 

f:id:okureje:20170408232400j:plain

 

ちなみに左腕のロンググローブを着けたら、素体に速効で色移りしました。
なので、他フィギュアの転用はできないため、本商品の専用素体と考えたほうがいいでしょう。

・・・しかし、シームレス女性素体に必死でパンストを履かせる姿は、人には絶対見せられない・・・

 

f:id:okureje:20170408232401j:plain


つーか、アンダーパンツ履かせてからパンストを履かせるみたいだけど間違った!
もう脱がせられない!

 

f:id:okureje:20170408232402j:plain

 

f:id:okureje:20170408232403j:plain

 

f:id:okureje:20170408232404j:plain

 

f:id:okureje:20170408232405j:plain

 

最近のファイセン素体は可動がスムーズでいいなー。
ちょっと前までの素体だと、間接が固くて、動かすと壊れそうな感じだったのに。

 

f:id:okureje:20170408232406j:plain

 

f:id:okureje:20170408232407j:plain

 

f:id:okureje:20170408232408j:plain

 

f:id:okureje:20170408232409j:plain

 

f:id:okureje:20170408232410j:plain

 

f:id:okureje:20170408232411j:plain

 

f:id:okureje:20170408232412j:plain

 

f:id:okureje:20170408232413j:plain

 

f:id:okureje:20170408232414j:plain

 

f:id:okureje:20170408232415j:plain


ステファニー・ヨーステンさんを3Dスキャンして創り上げたというクワイエット。

 

f:id:okureje:20170408232416j:plain

 


[MGSV] Character making - Stefanie Joosten as Quiet (3D Scan and Motion Capture)

 

とにかく衣装がスゴい。スナイパーなのに殆ど裸。

ゴルゴ13あたりに小一時間も説教されそうな人を小馬鹿にしたようなスタイルだけど、このぶっ飛び具合が素敵。

 

f:id:okureje:20170408232417j:plain

 

f:id:okureje:20170408232418j:plain

 

f:id:okureje:20170408232419j:plain

 

ただゲームは未プレイです。
メタルギアシリーズは、大昔にプレイステーション版『メタルギアソリッド』をプレイしたときはなんて神ゲーなんだ!と思ったものですが、その後の作品をいくつかプレイしてみたものの、結局最後まで出来なかった。


・・・というか、スタートしてから3時間ほどコントローラを操作させてもらえず、ハリウッド映画の劣化コピーみたいなつまらないCGムービーを延々と見せられるという、まさに罰ゲームみたいなゲーム。

人気が出て、大作になればなるほどつまらなくなるという、まさにファイナル・ファンタジー的な流れ。

 

f:id:okureje:20170408232420j:plain

 

f:id:okureje:20170408232421j:plain

 

f:id:okureje:20170408232422j:plain

 

あんまりクワイエットには似てないけど、ヘッドの造型はいいと思います。

 

f:id:okureje:20170408232423j:plain

 

f:id:okureje:20170408232424j:plain

 

どちらかというと、モルフォ蝶顔(相手に報復心を抱くと現れる隈取のような黒い染み)のほうがかっこいい。クワイエットっぽい。

 

f:id:okureje:20170408232425j:plain

 

 


(公式:日本語音声版) Quiet But Not Silent - MGSV: THE PHANTOM PAIN (jp)

 

 

f:id:okureje:20170408232426j:plain

 

 

 

  

METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN PLAY ARTS改 クワイエット(PVC塗装済みアクションフィギュア)

METAL GEAR SOLID V THE PHANTOM PAIN PLAY ARTS改 クワイエット(PVC塗装済みアクションフィギュア)

 

  

メタルギアソリッドV ファントムペイン - PS4

メタルギアソリッドV ファントムペイン - PS4

 
METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN - PS4

METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES + THE PHANTOM PAIN - PS4

 
メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ 通常版 - PS4

メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ 通常版 - PS4

 

 

【スポンサーリンク】