okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

HOTTOYS 「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」 ワンダーウーマン レビュー

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大ヒット上映中の『ワンダーウーマン』ですが、こちらは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』版のワンダーウーマン。

 

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Wikipediaによると『ワンダーウーマン』と『BvS』の衣装の違いは、前者が原作に近い赤・青・金の派手なカラーリングだが(ただし星条旗なし)、後者は黒と茶で統一されたダークカラーである、とのこと。

 

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いずれにせよ、リンダ・カーター時代まではギリ大丈夫だったけど現代ではさすがにダサいオリジナルのコスチュームを、現代的にスタイリッシュに、かつ露出度が高いわりにいやらしさを感じさせないシャープなデザインに仕上げている。

 

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なおシームレス素体はいいんだけど、個体差のせいか、最初右足の膝関節がまったく曲がらなくて苦労した。

 

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ヘタな方向に無理やり曲げるとポキリといきそうで怖かったけど、少しづつゆっくり曲げたらちゃんと可動したので安心。

 

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ただ全体的に可動域は少なく、固いので無理なポーズはつけ辛い。
いずれにせよシームレス素体は、やはり無理な稼働による破損と、経年劣化が心配。

 

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ヘッドは、ガル・ガドットの精悍さがあまり表現されていないというか、口がちょっとだけ開いているのが、なんとなくのんびりした表情にも見せている。というか半開きの口はイマイチだらしないというか・・・

まぁハッキリ言うと誰かに似ている。誰だろう? 少なくともガル・ガドットではないな。

 

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ホットトイズなのでクオリティは勿論いいけれど、ガル・ガドット嬢のワンダーウーマンとしてはベストな出来かと問われたら・・・ダメかもしれない。

 

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う~ん。やっぱ似てないわ。

 

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『87CLOCKERS』(エイティセブンクロッカーズ)、やっと読了

二ノ宮知子先生の『87CLOCKERS』(エイティセブンクロッカーズ)、全9巻をやっと読了。

 

 

2014年に第1巻をkindle無料お試し版で読んだら面白かったので、当時の既刊4巻まで一気に購入して読んだんだけど、それから最新刊がでても購入せず今まで放置状態だった。
最近、久しぶりに1巻から読み直してみたらやっぱり面白い作品なので続巻も購入しようとしたら、なんと9巻で完結していた!
もう少し長期連載になるのかと思っていたので、ちょっと意外。

 

ストーリーは、OC(オーバークロック)の世界記録を持つ青年・ミケを、半ば奴隷のように奉仕的にサポートする女子大生の中村ハナに一目惚れしてしまった音大生の一ノ瀬奏(かなで)が、存在すら知らなかったOCの世界に触れ、いつしかドップリとハマってしまうという、かなり風変りな青春ラブストーリー。

 

本書を読むまで自分も全然知らなかったのだけど、オーバークロック (英語では「Overclocking」) とは、パソコンなどコンピューターのCPUを定格以上のクロック周波数で動作させて処理能力を極限まで上げる行為のことらしい。
そのために、マニアックなCPUやメモリ、マザーボードなどを入手し、特殊な組み上げや設定も行って、しまいには高負荷になってオーバーヒート寸前の機器を冷却するために液体窒素?を注入するって!ワケのわからないことまでやるという・・・
日本ではあまりポピュラーじゃないけど、海外では高額賞金がでる世界大会が開催されるほどの人気競技もあるんだそう。

 

・・・しかし、こんなワケのわからない競技をテーマにしながら、これほど見事なエンターテインメント作品に仕上げてしまう二ノ宮先生の力量の奥深さよ・・・

 

二ノ宮先生といえば『のだめカンタービレ』だが、これまたkindle無料お試し版を読んで興味を持って購入開始したんだけど、だんだんキャラとギャグがくどくなって4巻までで放置状態。

しかし『87CLOCKERS』はキャラもギャグもくどくなりそうな寸前で止まっていて、登場人物もキャラクターが立ってて魅力的だしギャグの切れも良い。
ストーリー展開もテンポが良くていいし、何といってもスゴいのは、相当マニアックで取っ付きが悪そうなOCについて、初心者にもわかりやすい説明で、知らぬ間にすんなり理解させてくれること。

特に面白かったのは、奏がキャバ嬢もやってる女子大生OC(オーバークロッカー)ジュリアとペアを組んで出場した大会のエピソード。
1人がOC設定を行い、もう1人が高グラフィックかつ高処理なコンピューターゲームをプレーし、それぞれの得点を合算して優勝者を決める大会なんだけど、マニアックなゲームとプレイの描写がとてもリアルかつ迫力があって、一般的にはあまりゲームには興味がなさそうな女性の作家さんが、ここまでボンクラ野郎が喜びそうなシチュエーションを作画されたことにとても驚いてしまった。二ノ宮先生、相当取材されたんだなーと素直に感嘆。

 

なお一説には、OCがここまでポピュラーになった由来は、昔のPCなんかはあまりに低スペックなため、動画を再生してもカクカクしたり途中で止まったりと滑らかに再生されないので、少しでも快適にエロ動画を視聴するために、無理やりにでもPCの処理性能を上げたいという男たちの熱い(エロい)思いからだったという・・・
エロが人間(の男)にもたらすパワーのスゴイことよ!


~以下、ネタバレです。

 

最終巻のAmazonレビューでも多かったんだけど自分もまったく同じ感想で、そもそも本作の主人公は奏で、最初はミケのことが好きだったハナが、ラストには奏と結ばれるのかと思ってたんだけど、結局ハナはミケの元に帰っていくという。
『87CLOCKERS』というタイトルの意味がラストでやっと明かされたけど、なかなか悲しいオチだった。

「結局、自分の本当の気持ちは変えられない」というオチは変にご都合主義にならずある意味深いラストではあるんだけど、やっぱモヤモヤする。
ミケというキャラクターがあまりにも利己主義で、作中で女性が好きになってしまうほどのミケの人間的魅力がわからなかった。(ミケの学生時代の番外編まであるのに)


Amazonレビューに「これじゃ単にドMがドSに惹かれるだけの話だ」みたいな感想があって、まったくその通りと思ったけど、これも作者の意図だとしたら深いなぁ。

 

しかし! モヤモヤが止まらない!

 

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87CLOCKERS 7 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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87CLOCKERS 2 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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87CLOCKERS 5 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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87CLOCKERS 4 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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87CLOCKERS 3 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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87CLOCKERS 6 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

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