okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

映画

『福田村事件』 感想

そう言えば関東大震災って、魔人・加藤保憲が龍脈を操作して関東に引き起こした大地震だったな、くらいの知識しか無かった。今年は関東大震災から100年目だそうだが、考えてみたらこの大厄災についてはあまりよく知らなかった。甘粕事件など、震災のどさくさ…

マテル(MATTEL) 『バービー』 バービー(ギンガムドレス)&ケン(デニムファッション)

You Can Be Anything! マーゴット・ロビー主演『バービー』より、ギンガムドレス版のバービーと、ダサさ抜群!デニムファッション版のケン! まずはバービーから。 もちろんバービー人形なんて初めて購入するが、中箱のパッケージから、留め具用のビニール…

『バービー』 感想

初めてこの映画の予告編をみたときは、「何じゃコリャ!誰がこんなもん観に行くんじゃ!」とフツーに思ったけど。まして日本じゃバービーなんてバタ臭い人形は根付かなかったし、そもそも日本だったらリカちゃんを、ちょっとクセのある満島ひかりとか二階堂…

『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』 感想

ハッキリ言って事前情報なしで鑑賞してもさっぱり「わけわかめ」で、鑑賞後にウィキペディアを読んで初めて、そうだったのか!とわかるような作品。・・いや、そんなん、少しくらい作品内で説明してくれても・・割と無駄なセリフが多いのに、どんな物語なの…

『シン・ちむどんどん』 感想

ダースレイダー&プチ鹿島『劇場版 センキョナンデス』が文句なく面白かったので、沖縄を舞台とした第2弾『シン・ちむどんどん』もきっと面白いだろう、と期待はしたが・・それにしても、なんで「ちむどんどん」?すこぶる評判が悪かったNHKの朝ドラのタイ…

祝!『薔薇の名前』読み終わったど~!

絶対に途中で挫折すると思ってた映画『薔薇の名前』の原作、ウンベルト・エーコ著『薔薇の名前』の単行本上下巻、なんとか読むだけは読めたので自分記念に! 今年の5月1日、何十年か振りで劇場で鑑賞したジャン=ジャック・アノー監督作『薔薇の名前』が面白…

『トランスフォーマービースト覚醒』 感想

とにかく、フルCGのロボットがガシガシガシ!と変形する様を観るためだけに映画館にやってきた。特にゴリラ。ゴリラのトランスフォーマーが、ガシガシガシ!と変形するのが観たかった! 思えばハリウッド版トランスフォーマー実写映画の1作目は、マイケル・…

『ヴァチカンのエクソシスト』 感想

あまり観たい映画もなく、そういえばラッセル・クロウ主演のエクソシスト映画をやってたな、と思い出して予約しようとしたら、都内で近場の映画館はほぼ満席。改めてネットのレビューを見たらなかなか好評価で、なんとラッセル・クロウが演じたガブリエーレ…

『ドラゴンへの道 4Kリマスター版』 感想

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)じゃなくて・・WBLC2023!ワールド・ブルース・リー・クラシック!なんじゃそら! www.youtube.com 実はブルース・リー作品を劇場で観たことがなく、唯一劇場鑑賞したのは2001年に日本と香港で製作された『Bruce L…

『君たちはどう生きるか』 感想

ジブリには興味がなく、まともに観たのは『となりのトトロ』と『風立ちぬ』ぐらいだろうか。あとはテレビで流し見した程度で、『となりのトトロ』もテレビでしか観ていない。 わざわざ映画館で鑑賞したのは、唯一『風立ちぬ』のみ。この作品は実在のモデルは…

『裸のランチ 4Kレストア版』 感想

「12ヶ月のシネマリレー」最後の作品(・・といっても『薔薇の名前』しか観てないが・・)デヴィッド・クローネンバーグ監督『裸のランチ』の4Kレストア版。 本来は「12ヶ月のシネマリレー」の第5弾作品の予定だったが、レストア作業が遅れて、ラストの上映…

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』 感想

さすがにアラ傘(アラウンド傘寿(80歳))の俳優がアクション映画の主演って、あまりにも無理があり過ぎる。スルーのつもりだったが、意外と評判が良さそうなので観に行くことに。 ただ今回の邦題、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』インディ・ジョ…

『ザ・フラッシュ』 感想

未だかつて、日本の映画CMで素人に「めっちゃ泣きました」「最高でした」と言わせたり、【LiLiCo絶賛】と謳っている映画で面白かった作品はあっただろうか・・・いや、無い。しかも「DCエクステンデッド・ユニバース」(DCEU)作品で、もうお腹一杯過ぎて辟…

『波紋』 感想

荻上直子監督の最新作が上映されているなんて思いもよらず、危うくスルーしてしまうところだった。あぶないあぶない・・ そもそも前作『川っぺりムコリッタ』が上映されてから、まだ1年も経っていない。今の時代、荻上監督作品のような作家性が高い映画なん…

『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』 感想

全米公開から40周年を記念した『ヴィデオドローム』4Kディレクターズカット版。 さすがに今観ると微笑ましい内容だが、当時(1980年代)、SM、スナッフフィルム、金属と肉体の融合、ワケわからんストーリーと、サブカル臭満載のこの内容はかなりクールで、伝…

『M3GAN/ミーガン』 感想

かなり前からミーガンのビジュアルが話題となっていて、スタイリッシュでキュートながら、不気味の谷はしっかりと超えていないAI人形に興味はあったが、ホラー映画は積極的に観たい派ではないためスルーのつもりだった。しかしSNSで流れてくる情報では、思っ…

『逃げきれた夢』 感想

ありとあらゆる映画やドラマで見かける光石研だが、ここ何年かで特に印象に残っている作品といえば、ドラマでは『デザイナー 渋井直人の休日』。映画だと『アウトレイジ ビヨンド』。どちらかと言えば優柔不断で気の優しいオジサン役が多いので、『デザイナ…

『マルサの女 4K』 感想

久しぶりの午前十時の映画祭。最近は午前10時にこだわってないらしく、劇場によっては午前8時半とか11時とか・・ ・・って、午前8時半に映画館に行けるかーー!・・てことで、午前11時10分上映開始だった立川シネマシティにて、久しぶりの『マルサの女』を劇…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』 感想

予告編がクッソ面白くなさそうだったので全く期待せずに観に来たが、直近で観た『アントマン&ワスプ クアントマニア』があまりに駄作過ぎたため、アレに比べたらまだマシ・・という感覚で観たせいか、そこそこ面白く感じた。ただ、さすがにジェームス・ガン…

『薔薇の名前』レストア版 感想

「午前十時の映画祭」に対抗するかのような「12ヶ月のシネマリレー」という企画、そういえば一度も観に行ったことがなかった。昨年の8月に始まって、ラスト作品はデヴィッド・クローネンバーグ監督『裸のランチ 4Kレストア版』の予定だそうだが、レストア作…

『ツィゴイネルワイゼン』4Kデジタル完全修復版 感想

今年は鈴木清順監督の生誕100年にあたるそうだ。それを記念して、清順監督の『ツィゴイネルワイゼン』が4Kデジタル完全修復版で、ユーロスペースで公開されることに。 「浪漫三部作」の一作目にあたる本作、劇場で鑑賞するのはもちろん初めて。・・というか…

『シン・仮面ライダー』2回目 感想

NHK BSプレミアムで放送された庵野カントクのドキュメンタリー、未見だけど、カントク君の超が付くようなパワハラぶりがネットで超話題になっているなか、2回目の鑑賞。・・てか、ヤフコメが殆どカントク君の超批判。どんだけ惨い現場だったんだ・・・ しか…

『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』 感想

前作の『ベイビーわるきゅーれ』は、『バイオレンスアクション』を実写にしたような映画と評判の、マイナー作品ながら根強い人気のある作品なので、一度鑑賞したいと思っていたが、今までその機会がなかった。 『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』はその続編…

『シン・仮面ライダー』 感想

待ちに待った『シン・仮面ライダー』 庵野カントクが自身で監督をした実写映画は2004年の『キューティーハニー』以来なので、およそ20年ぶりのカントクの監督作品には期待せざるを得なかった。『キューティーハニー』は当時としては斬新な作品で好きではあっ…

『妖怪の孫』 感想

『パンケーキを毒見する』と同スタッフが製作した政治ドキュメント。それにしてもタイトルが・・・ 前作の『パンケーキを毒見する』も、どうもセンスがイマイチだと思ったのだけど、今回のは直球過ぎて引いてしまうレベル! しかし内容は前作同様、長期政権…

ブレードランナーLIVE at Bunkamuraオーチャードホール

オーチャードホール! オーチャードホール! ・・・って、よく耳にするオーチャードホールだが、実はどこにあるのかも知らなかった。自分にはあまり縁がないホールだったが、まさかこんなイベントで入場できるとは! それにしてもオーチャードホールのトイレ…

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』 感想

予告編がな~んかつまらなそうなので心配ではあったが、話題のA24(エートゥエンティフォー)配給であり、ミシェル・ヨーが主演ということで観に行った。 www.youtube.com 斬新な映像表現や演出も多く、セットや衣装も豪華で、物凄くお金が掛かっている映画…

『ベネデッタ』 感想

御年84歳になるというポール・ヴァーホーヴェン監督の最新作。 ベヨネッタ! ・・じゃなくて、『ベネデッタ』 『暴力と、セックスと、教会の欺瞞を挑発的に描く!』という過激なコピー、17世紀に実在したという、聖痕を得て修道院長となったが、同性愛主義で…

『劇場版 センキョナンデス』 感想

「ヒルカラナンデス(仮)」は以前から知ってはいたが、YouTube番組を視聴する習慣がないため、未だに番組は未視聴。 なので『劇場版 センキョナンデス』については全く知らなかったのだが、先週末「鬼滅の刃」を観た帰りに、新宿の西口地下広場でのプチ鹿島…

『アントマン&ワスプ クアントマニア』 感想

近年稀に見るほどの駄作で、どういうつもりでこんな作品を世に出したのか、製作陣を小一時間も問い詰めたくなった。 オープニング。アントマンことスコット・ラングの愛娘、キャシー・ラングもすっかり成長し、なぜか量子世界へ信号を送る装置を発明、家族の…

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