okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

リング

こんにちは!

今や国民的キャラクター、貞子でおなじみ『リング』を、89円で購入しました。
激安でした。

リング


話題だった当時(20年くらい前)、軽い気持ちで読んでみたら意外に面白かったので、続編も含めて『バースディ』までイッキに読んだ記憶があります。

久しぶりに再読しましたが、やはり面白かったですが、・・・ストーリーは殆ど忘れていました。
TVでちらっと観た程度の映画版の印象が強く、主人公が男性であったことや、そもそも原作には、貞子がビジュアルとして登場しないことすら忘れていました。

映画版の主人公は、松嶋”ドーベルマン”菜々子演ずる「浅川玲子」が主人公ですが、原作では新聞記者の「浅川和行」です。
で、原作では「浅川和行」の友人である「高山竜司」が、映画版では真田広之演ずる、「浅川玲子」の元夫でおまけに超能力者???ってな設定に変更されてます。
けっこう大胆な変更ですね。

改めて読んで面白かったのが、主人公の友人である「高山竜司」のキャラクターでした。
大学の講師をしていて、頭脳明晰だがチャランポランで自信家で傲慢、高校時代に強姦したことがあると嘯くが、なんとなく憎めないキャラとういか。
『リング』の魅力の半分は、「高山竜司」のキャラ設定じゃないかと思っています。

なお自分的には、真田広之というより、「エハラマサヒロ」のビジュアルイメージですね(笑)

★★★★★

この作品が発表された当時はまだバブル期で、設定なども懐かしい匂いがします。
そもそも「呪いのビデオ」がテーマの作品ですが、現代だったら成立しない媒体ですね。。
「呪いのDVD」とか「呪いのブルーレイディスク」って、怖そうじゃないし・・・ビデオテープってアナログぽくて、なんとなく念写できそうですが、ディスク媒体には念写は難しそうです。

なお本作、kindle版の現在の価格は270円です。
ちなみに紙の文庫は580円。まだ安いです。

面白かったので、続編の『らせん』と『ループ』も購入しました。 
 『らせん』330円で購入、現在462円 (文庫は700円)
 『ループ』330円で購入、現在330円 (文庫は700円)
こちらも、まだ安いです。(2013年10月9日現在)

購入されるならお早めにってことで。


それではー

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