戸川純　秋のワンマン・ライブ

こんにちは！

新宿は歌舞伎町の新宿ロフトにて、戸川純ライブに行ってまいりました。

時代は80年代、自分にとって戸川純さんは、中高生時代はまさに女神（ミューズ）。
特にゲルニカが大好きで、寝ても醒めても戸川純に『トリコ仕掛けの明け暮れ』でしたが、大学生以降は次第に興味も薄れ、社会人になってからはまったく忘れておりました。

それが2006年に、自分的になぜか、第2次戸川純ブームが起こり、の際に知った『東口トルエンズ』（・・・なんとヤンチャなバンド名）のDVDを観てぶっ飛んでしまいました。

・・・正直、戸川純がまだ現役で音楽活動していたことすら知らなかった。

機会があれば一度、ライブを観たいと常々思っていたのですが、ついにその機会を得て、一昨日（2013年11月6日）、初めてライブを観させていただきました。

開場から1時間以上待って、満を持しての登場。
梶芽衣子のさそりっぽい素敵な帽子とサングラスが超クール。
相変わらずの美人でCUTEな印象でした。

オープニングは『バーバラ・セクサロイド』だったかな。

以前のライブでは、交通事故のリハビリ中ってことで車椅子でのライブだったらしいこと、また、今回ライブでのMCは、ちょっと呂律が回ってないよな語り口調で、かつ演奏を途中でやり直しなんかして、「純ちゃん、大丈夫か？」とハラハラしましたが、ある意味、余裕の現れというか、高座の途中で寝てしまったという古今亭志ん生 (5代目)の落語を聴くような心持で楽しませてもらおうと思っておりました。

が・・・

★★★★★

休憩を挟んだ「第2部」から、だんだん様相が変わってきて、それまで座ってのパフォーマンスだったのが、ラストに近づくにつれ姫もヒートアップ。
『電車でGO！』では、立ち上がっての演奏に。

・・・つか、『電車でGO！』を演ってくれるの？

観客の男女比率で言えば5割くらいの「むくつけき」男性観客たちの動きもだんだんと激しくなります。

なんとあろうことか、ラストは『レーダーマン』でした！

・・・まさか、この歳でライブで『レーダーマン』を聴けるとは思ってもおらず「むくつけき」男性観客とあわせて、「フゥ！」とか「ホゥ！」とか言いながら、こぶしを振り上げてアンコールの『パンク蛹化の女』まで、夫婦ともども熱狂してしまいました。

ライブは、地元で2年位前に『SAKEROCK』をスタンディングで観て以来で、・・・正直、3時間のスタンディングは寄る年波か、だんだん辛いものがありますが（笑）、

体が動く限りは、次のライブとか機会があれば是非、行きたいと思いました。