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okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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『夢、死ね』を読んだら面白かったぞ。ウヒヒ

社畜のひとりごと

こんにちは!

 

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中川淳一郎

氏が昨年出した、『夢、死ね!』を読みました。

 

簡単にまとめるとこんな内容です。

 

夢が~とか、自己実現が~とか、ノマドだ~とか言ってるけど、そんな実現不可能なモノに振り回されて自分を見失ってないで、地に足の着いた実現可能な目標を持ってそれに対して誠実に努力した方がいいぞ、エッ!。

あとしょせん仕事なんて、客とか、自分より偉かったりお金持ってる人たちを喜ばせるために自分がヒーヒーいうだけの罰ゲームみたいなもんだから、せいぜいプレイと割り切って楽しめるように努力するか、それでもイヤならとっとと辞めればいいぞ、ガハハ。

でもフリーになったら、明日生きていけるか、食べていけるかを、日々心配して暮らすことになって超タイヘンだから覚悟しろよ、ウヒヒ。

 

氏の、博報堂でのサラリーマン時代のエピソードの数々がすごく面白くて、同じリーマンとして「あるある」みたいな話が満載でした。

 

『経緯説明書』~『再発防止策』~『謝罪文』事件

明らかにクライアント側の責任なのに、その失敗を転嫁させられた氏が無理やり書かされた「ごめんなさい」文書のお話。

 

これは私も良く書かされるのですが、謝罪報告文書って本当にタイヘンです。
「なぜ失敗したのか?」「なぜその失敗が見落とされたのか?」
「なぜその失敗が見落とされたのが見過ごされたのか?」「なぜその・・・」
・・・ほっといたら500回くらい「なぜなぜ分析」で失敗の原因を掘り下げないといけない。これを書き上げるまで深夜まで残業だったり徹夜したり休日出勤したり・・・

 

人が仕事をする理由とは「怒られないこと」である

確かにその通りです。
後輩なんかが、「こんな報告すると○○さん(上司)に怒られるので・・・」などと言ってるの聞くと、「怒られるからって・・・子供かよ!」と思うのですが

・・・やっぱり自分も、上司やお客さんから怒られて無駄な報告書を書いたり、言い訳しないで済むにはどうしたらいいか・・・なんて考えて仕事しています。

もう辞めてしまった、かつての後輩(女性)の話。
あるプロジェクトに彼女が途中参加したとき、初日のミーティングで上司から、「このタスク、もう3日遅れだが、どうやって取り返すつもりだ!」と怒られたという・・・
「私は今日このプロジェクトに着いたばっかだろ!」

 

管理職として出世してる人の大半は、「人から怒られるのにも慣れているけど、人を怒るのも平気でできる人」が多いような気がします。
それも、「目をつむって斬る」レベルじゃなく、「両目を開けてバッサリ斬る」くらい強い人。

 

人から怒られるのもシンドイですが、人を怒るのはもっとシンドイ。
それを、空気を吸って吐くようにできるのがスゴイ。

やっぱり自分にはリーマンは向いてない・・・と思ってしまいます。

 

 

★★★★★

 


本書を読んでみようと思ったのは、最近、氏が珍しくツイッターで本の告知をしていたためなのですが、

 

どうして、昨年出版された本の告知を今頃されてるのかな?と思ったのですが、本書を読んで納得しました。

 昨今は、例の博報堂出身のクリエイティブ・ディレクターの話題で持ちきりですが、本書にも、電通とか博報堂出身のクリエイティブ・ディレクターが、若手の作品を自分の作品として世に発表するようなコトがよくある、という話が書かれています。

 

今読むと、タイムリーなお話が結構書かれていて、そういう意味でも興味深い。

 

 

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中川さんって、口が悪くてすぐ「うんこ食ってろ!」って怒られそうだけど、でも正直で優しい人なんだなーという世間の評判通りの人、という印象ですが、そんな氏の人柄が滲んでくるような本でした。


 

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『大金持ち田岡俊郎悶絶』


それではー

  

 

 

 

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