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okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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没後400年記念 高山右近とその時代

アート

こんにちは!


オープニング


かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。

一昨日になりますが、 石川県立美術館 で現在開催中の
『没後400年記念 高山右近とその時代』
を観てまいりました。

右近兜
南蛮兜(伝高山右近所用) 



展示内容は、テーマを3章に分けて、以下のような美術品を展示しています。

 第1章は、高山右近にまつわる美術品
    ・・・右近の遺品や書、当時の茶器など
 第2章では、南蛮美術にまつわる美術品
    ・・・南蛮屏風など
 第3章は、北陸地方に残存するキリシタン遺物
    ・・・マリア観音像など

救世主画像
救世主画像


第1章(第7展示室)では、右近にゆかりの美術品のほか、千利休の書や所有した茶碗や肩衝(かたつき)などの茶具、また、あの『へうげもの』(読みは「ひょうげもの」)の主人公、右近と同様、利休七哲(りきゅうしちてつ)の一人、古田織部の作品が多数展示されており、

へうげもの_古織1


右近の美術品というよりは、『へうげもの』にまつわる人物の作品展といった趣で鑑賞いたしました。

・・・ただ、作中に登場した名物は、おそらく展示されてないと思われます。

ちょうど『へうげもの』最新刊(19巻)を読んでいたところだったので、古織殿のリアル作品を見ることができて(ちょっとだけ)感慨深いものがありました。

<古織さん関連作品>

竹茶杓

茶杓古田織部


黒織部沓形茶碗

「はにゃあ」 とした味わいのある黒織部沓形茶碗


織部南蛮人燭台1

織部南蛮人燭台2
織部南蛮人燭台



へうげもの_古織2



なお恥かしながら、高山右近その人については、有名なキリシタン大名であった、程度の知識しかありませんでした。

へうげもの_右近


右近は信長、秀吉に仕え、かつ千利休の利休七哲に数えられるほどの当時の文化人でしたが、筋金入りのキリシタンであったため棄教できませんでした。
ために、秀吉のバテレン追放令によって大名の地位を捨てて、加賀前田藩の庇護を受けて金沢に25年間暮らし、ついには家康のキリシタン国外追放令により、フィリピンはマニラに出国、当地で、わずか1年で死去したそうです。(享年64)


なお右近の人物像としては、羽目を外さない非常に真面目な人物だったそうで、織田信長の弟で、利休十哲(りきゅうじってつ)の一人でもある織田有楽斎が彼の茶道を以下のように評したそうです。
「作りも思い入れも良いが、どこか『清(きよし)の病い』がある」

・・・風流ではありながらどこか生真面目な右近像をよく現していると思いました。

へうげもの_有楽斎1  へうげもの_有楽斎2

右近と違って不真面目そうな『へうげもの』の織田有楽斎


★★★★★ 

第2章(第8展示室)で展示されている様々な南蛮屏風は圧巻でしたが、

南蛮屏風
南蛮屏風


興味深かったのは、第3章(第9展示室)で展示されていた、地元カトリック教会所蔵のマリア観音像です。


徳川幕府の厳しい弾圧の下、隠れキリシタンが幕府の目を欺くため、観音像を「聖母マリア」に見立てて拝んでいた「偽装マリア像」だと思っていました。

しかしネットで調べると、長い禁教時代を経て、本来のキリスト教の教えが日本の土着信仰と習合された、独自の宗教となってしまい、マリア観音を「見立て」ではなく、本物のサンタマリアとして拝んでいたという説もありました。


なお隠れキリシタンで思い出すのは、諸星大二郎の「妖怪ハンター」シリーズ中の名作『生命の木』です。

こちらも、現代まで残っている東北の隠れキリシタンの里が舞台である、すっかり「異宗」になったキリスト教のお話です。

(なんと、こんな地味なマンガ作品にもかかわらず)
阿部ちゃん(阿部寛)主演で映画化までされました。

生命の木

「おらと いっしょに ぱらいそさ いくだ!」


・・・と、いったい何の話かわからなくなってしまいましたが・・・

『没後400年記念 高山右近とその時代』、今月1月4日から2月8日まで開催されてますので、興味ある方は行ってみてはどうでしょうか。

悲しみの聖母画像
悲しみの聖母画像


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本年も宜しくお願い申し上げます。

それではー

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