こんにちは!
本日、『チャッピー』を観てきました。
いやー、イマイチかな。。
以上
★★★★★
というワケにもいきませんので少しその理由を。
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【理由その1】 AI(artificial intelligence)の掘り下げが浅い
「AI」を描く、なんていうから最近のAIの主流である「ビックデータ」と「ディープ・ラーニング(深層学習)」をからめてるのかな?と思いきや、主人公の「チャッピー」は単なる今時のB級映画のドローン。
の方が、今時のAIの潮流を、うまく作品で描いている。
【理由その2】 お話しが幼稚
ストーリーにアラが多いというか、雑と言うか、ちょっと幼稚。
リュック・ベッソンばりの、中学生が書いたのか!レベルの脚本。
チャッピーのマンガみたいな演技も、ついついモーションキャプチャーと声で演じているシャールト・コプリーを思い出してしまい、イマイチ感情移入できず。
【理由その3】 有名俳優を無駄に使いすぎ
「ジェームズ・キャメロン監督はシガニー・ウィーバーに頼りがち」
By レイザーラモンRG
「大物有名俳優をつまらない役で無駄に使いすぎ」
【理由その4】 ロボコップのプロットをなぞっただけ
本作は『ロボコップ』のオマージュ作品でもあるのだが、多少のリスペクトは感じるが、
かの名作のメカデザインやストーリー、演出の一部を現代の技術でなぞっている程度。
リブート版ロボコップ のように、志が高く、かつ独自の解釈で再構成した作品とは、比ぶべくもない
【理由その5】 ”人格転移”ネタも安易過ぎて・・・
最近話題になった、Googleが特許を取った「クラウド上からロボットに人格データをダウンロードするシステム」
というのがあったが、人格を生体から機械へ っていうのはSF映画などでは『攻殻機動隊』などから、手垢のついたネタ。
このネタをオチに持ってくるのも、なんとも安直というか・・・
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ニール・ブロムカンプ監督作ですが、『第9地区』、『エリジウム』と、作品ごとに、中学生感が増しているような。
特殊効果やメカデザインは秀逸なんだから、これからは脚本もちゃんとしていって欲しい、と上から目線で。。。
なお本作で唯一良かったのは、チャッピーを誘拐したギャングのカップル。
彼らは監督と同じく、南アフリカ共和国出身の人気ラッパー夫婦だそうですが、すごくいい味でてました。
Die Antwoord のまとめ記事
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それではー
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