こんにちは!
吉田豪さんの最新作『吉田豪の空手★バカ一代』。
大山倍達や梶原一騎、真樹日佐夫にまつわる空手家、格闘家など17人へのインタビュー記事をまとめた本書。
格闘家には疎くて、実は誰一人存じ上げなかったのですが、とにかく全員が、とんでもなく魅力的で濃いキャラクター。そして破天荒なエピソードが満載!
いつもの豪さんらしいライトタッチなインタビュー記事ながら、あの、渾身のノンフィクション『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』を彷彿とさせるほど熱い格闘家たちのエピソード。
読んだらもういてもたってもいられず、総裁のフィギュアを購入してしまいましたよ!
メディコスの超像革命外伝 空手バカ一代 大山倍達!
以前から「マス大山」フィギュアがあるのは知ってはいましたが、さすがに購入するほどではなく。
ブルース・リーや江頭2:50のフィギュアは買っても、総裁フィギュアまで買うのはかなり奇特な人だろうと思ってましたが、まさか自分が購入するとは!
「牛殺し」と呼ばれ、何度も闘牛と死闘を繰り広げた総裁にちなんで、牛の角まで!
こんな付属品いるか?
つのだじろう作画のアニメ版「飛鳥拳」がイコール大山倍達の実像、と思っていたので、初めて大山総裁のホンモノのビジュアルを拝見したときはちょっと驚きました。
「えーこんな禿のオッサン?」みたいな。
★★★★★
「空手バカ一代」は小学生くらいのときに再放送を観てましたが、子供だったので全て実話だと思っていました。
そして、さすがに空手を習うほどではなかったですが、このアニメにはかなり影響された記憶があり、当時の子供達にも多大な影響を与えて、やがて本当の空手バカになった人たちも多いと思われます。
大山総裁には虚実様々な伝説や噂があり、本当に強かったのか?論争などもありますが、実際に総裁のことを知っていた人は一様に、その人柄の良さや人情の厚さを偲んでいるようです。
『吉田豪の空手★バカ一代』でも、総裁のハチャメチャな行動などで苦労したお弟子さんの話も多数紹介されていましたが、皆さん最終的には総裁が大好きであり、とにもかくにも魅力的な人には間違いなかったと思われます。
それではー
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- 作者: つのだじろう
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