こんにちは!
東京に4つある落語定席の一つ、新宿末廣亭に行ってきました。
12:00から始まる「昼の部」を目指して、開場の11:40より20分早く到着しましたが、あいにくの雨天にも関わらず、既に結構な行列が出来ていました。
以前に訪れた上野の鈴本演芸場もそれなりの行列でしたが、やはり新宿という場所柄のためか、鈴本よりもお客さんが多い印象。
なお新宿末廣亭は「昼の部」と「夜の部」の入替がないため、通しで夜の部の橘家文蔵師匠の襲名披露口上を観たいお客さんも多かったのではと思われます。
4定席中、唯一の木造建築だそうで、建物自体は古いです。
昔ながらの演芸場といった趣。トイレは使用してませんが、あんまり入りたくない感じ。
建物については鈴本演芸場のがキレイです。
まぁしかし、新宿末廣亭もこれはこれで味がある。
これも場所柄のせいかもしれませんが、鈴本より活気がある演芸場のような気がしました。
ただしプログラムは鈴本演芸場と違って、出演者の名前がすべて印刷されているので便利。あとの記念にもなります。
鈴本のプログラムは演者の名前が書かれてないので、ちょっと不親切です。
こちらも場内の飲食自由なのですが、飲酒は禁止されてます。
鈴本は飲酒もOKで、座席にも飲食用テーブルが付いているのでお弁当も食べやすいですが、こちらは何もないためちょっと食べにくい。
なお売店にお弁当も販売されてるようですが、ちょっと高めなので、近くの伊勢丹のデパ地下なんかであらかじめお弁当を買ってから行く方がよさそう。
今回は新宿駅構内で買った崎陽軒のシウマイ弁当を持参しました。
★★★★★
今回の演目もとにかく楽しかったです。
どの芸人さんも漏れなく面白い。
さすがに2回目の寄席ということで多少の慣れもあり、今回はよりリラックスして演目を楽しめた気もします。
あと今回は、映画『ぼんとリンちゃん』にべびちゃん役で出演されていた桃月庵白酒(とうげつあんはくしゅ)師匠が出演されるのでちょっと楽しみでした。
お相撲さんから転身したという三遊亭歌武蔵(うたむさし)師匠の噺も豪快で面白かった。
「力士から噺家に転身」なんて最初ネタかと思ったのですが真実なのでビックリ。
あ。白酒師匠も歌武蔵師匠も自分と同い年なのか。
そして主任(トリ)を勤めた桂才賀師匠もこれまた本当に面白かった。
篠原流舞踊の家元でもある才賀師匠の『函館の女』 の舞踊も観れて、とにかく大満足。
どの芸も素晴らしく、腹の底から笑えました。
やっぱ落語、アートだぜぃ。
それではー
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