こんにちは!
『GANTZ:O』観てきました。
今日が最終日で、しかも1日1回のみの上映。ギリギリのラストで鑑賞できた。
昔、初めて原作コミックの1巻を読んだ印象は良くなくて。
強引でありがちな設定、いかにもなヴァイオレンス描写、そして女性キャラの巨乳をこれでもかと強調したりなど、流行りに乗ったような底の浅いSF漫画だな、と思っていた。
しかし最近、kindleで無料版を5巻まで読んでみたら、確かに軽い描写はありながらも、意外と深い心理描写や病的な表現などもあって、実は魅力的な作品だな、と思い直した。作者である奥浩哉先生のどこか人を喰ったようなダークな内面が滲み出ている。なにより、謎の星人や緻密なメカの独特の描写は、読んでるうちに病み付きになってしまいました。
現在はkindleカラー版をコツコツと少しずつ購入しているところ。なお現在連載中の奥浩哉さん『いぬやしき』も購入して読んでいます。こちらもかなり強引な設定から物語が始まっていますが、脂の乗った奥浩哉ワールド全開のクレージーな作品です。
(ミヤネ屋ぶっ殺すし)
★★★★★
さて本作、原作でも人気が高いという大阪が舞台の「OSAKA編」を抜き出して、フルCGで映画化された作品です。(原作はまだ未読)
フルCG作品を劇場で観るのは初めてですが、評判通りCGはリアルでした。
キャラクターのCGクオリティは、さすがに夫婦CGユニット"TELYUKA"(テルユカ)さん製作の、”不気味の谷超え”「Saya」ちゃん2016バージョンほどではないですが、
それでも、特に星人との戦闘シーンはちょっとグロ系ながら、CGの特性が良く活かされて、迫力満点で楽しめました。
ただ、主人公や他のメンバーが、敵の星人が近づいてきたらすぐ銃で攻撃すればいいのに、なぜか躊躇してなかなか撃たなかったりと、ワザとらしくてトロイい演出があってイラッとしたりとか(ただでさえ「Xガン」は撃ってもタイムラグがあってすぐに効果ないのに!)
また、キャラクターのCGはいくら技術が向上したとは言え、ちょっと表情にバリエーションが無くて固い印象も受けました。
そして、メインキャラクターの声に本職の声優を使っているため、逆にわざとらしく感じたと言うか。(特に関西弁の女性キャラクターの声が”いかにも声優”でちょっとだけ冷める)
むしろ関西チームの声をあてたケンドー・コバヤシ、レイザー・ラモンRG & HGの
ほうがリアルな感じがした。
・・・というか、ケンコバが演じたキャラクターの名前、「岡八郎」ってのが、いかにも奥浩哉さんらしいシャレの効いたネーミングでいい。
いずれにせよ、ジャニーズ主演の実写版映画よりは数十倍も楽しめる作品だと思います。(実写版は真面目に観たこと無いですが)
それではー
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