okurejeの日記

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auから格安スマホ(mineo)に乗り換えてみた・その2 Androidスマホ編(らくらくスマホF-09E)

こんにちは!

 

 

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iPhone6sをauから格安SIM(mineo)に乗り換えて1週間。
Wi-Fi環境がない屋外での通信スピードもau時代とほぼ変わらず、今のところはストレスなしで使用できてます。
実際に乗換え経費がどれくらい負担になるのかまだわかりませんが、このレベルの使用感がずっと継続するのであれば、マジで乗り換えない手はない!

ということで前回はiPhone6sの乗り換えについてレポートしましたが、今回は両親のAndroidスマホ2台も乗り換えたので、その切替の顛末をレポートしたいと思います。
思った以上に大変でした!

 


【準備編】

 

1.らくらくスマホの白ロム入手(2017年2月8日)
両親が使っていたのは『URBANO(アルバーノ) V01』という京セラのAndroidスマホ。 

 

au URBANO V01 (KYV31)白ロム

au URBANO V01 (KYV31)白ロム

 

 

スマホ初心者や高齢者にも使いやすいという触れ込みで購入したのですが、中途半端に簡易カスタマイズされたUIが余計わかりづらく、iOSに慣れきってAndroidが苦手な自分には操作が難しい。

当然、後期高齢者である両親も結構使いづらかったようです。
ある程度Androidに慣れたユーザーであれば、スペック的にはそれなりに高いハードなので問題ないのでしょうが、高齢者やiOSユーザにはちょっと厳しいセレクトでした。
ということで、乗り換える場合は、両親が以前使っていた「らくらくホン」がいいだろう、と判断。
検討した結果、『FUJITSU らくらくスマートフォン プレミアム 【F-09E】』にしました。

 

●F-09E らくらくスマートフォンプレミアム ブラック●

●F-09E らくらくスマートフォンプレミアム ブラック●

 

 

この機種をセレクトしたのは、mineoが唯一動作保障していた端末だったため。
mineoが推奨端末としたのは「Google Play」が使用できるかららしく、その理由はこちらのニーズにも合致します。
というのも、いくらドコモ端末でドコモSIMを挿すからといっても、端末のキャリアメールやドコモ専用コンテンツなどのドコモサービスはほぼ使えなくなる。
となれば、LINEやメールアプリなどは「Google Play」からダウンロードするしかないからです。
そうと決まれば早速「ヤフオク」で物色。
中古品は不安なので新品未使用品を2台で約46、000円で購入。
2013年製とはいえ、まだまだ新品の白ロムでも安くはないです。
しかしいくら新品とはいえオークションでの購入はちょっと不安でしたが、幸い出品者が丁寧な人で対応も迅速、商品自体も美品だったので助かりました。
あと、保護フィルムやカバー、スマホ充電器などはAmazonで購入して準備も万端。

 

2.MNP転出手続きとmineoエントリーパッケージの購入(2017年2月4日)
iPhone6s2台のときよりオペレータさんのトークがしつこくてちょっと疲れましたが、まぁ無事に残り2台のMNP転出手続きも終了。
(auのMNP転出手続き用の電話番号は「0077-75470(無料)」)
また以前と同様、「mineo エントリーパッケージ」をAmazonで購入。

 

 

翌日に届きました。

 

3.両親への説明(2017年2月4日)
端末も購入し、MNP転出も完了したところで、実家の両親にauからmineoに乗り換えることを説明しました。
基本料金は安くなるけど、電話料金は今までのようにau家族間無料とかau同士の無料とかもなくなるので電話はあまり使わないで、家族間や知り合いなどとはLINEの無料電話やメッセージでやり取りするようにしたいと提案。
当初は、「LINEなんて最先端でいいな」などと満更でもない様子でしたが、夫婦で何やら余計な心配をしたのか2日後くらいに電話があり、「急に格安スマホにしたいなんて(仕事でなにかあって)収入が少なくなるのか?」とか「LINEでやり取りって言っても、今までのように気楽に電話連絡できなくなるのは困る」などと言って、しまいには自分達だけで(大手キャリアに)契約する、と言い出す始末。
・・・良かれと思ってやったことに文句言いやがってこのクソ老害が!とこちらも身勝手に切れかかったのですが、これは早めに処理を進めなければと思い直しました。

4.Web上から「mineo」サービス申込み(2017年2月13日)
余計な心配をする年寄りを黙らせるには、とにかく新しいスマホを持たせて何でもいいからLINEをやらせるに限る、ということで早めに処理を進めることに。
ドコモ端末なので、ドコモのDプランでデュアルタイプ(データ通信+音声通話)、1GBで1ヶ月1,500円のプランを2台分、慌てて申し込みました。
ちなみに、らくらくスマホF-09EのSIM形状は「microSIM」でした。

 

 

★★★★★

 

 

【切替編(らくらくスマホの場合)】

 

1.まずはアドレス帳などのデータ移行(2017年2月16日)
mineoのSIMが届いた翌日、すかさず実家に乗り込んで、切替処理を行いました。
急いで新しい端末にSIMを挿入して回線切替を行いたいところですが、その前に、旧端末(URBANO V01)から新端末(らくらくスマホF-09E)へのデータ移行が必要。
SDカードを用意して、かつデータ移行用のアプリもダウンロードします。
au端末には、「auバックアップアプリ」というアプリが最初からインストールされており、試しにこのアプリでSDカードにバックアップしてから、あらかじめWi-Fi設定済みの新規端末にもこのアプリをダウンロードして取り込みを行いましたが、案の定、ドコモ端末のせいか復元はできませんでした。
しょうがないので、Androidでは有名なソフトらしい「JSバックアップ」というアプリを両端末にインストールして、まずはSDカード経由で移行してみましたが、新規端末側がSDカード内のデータを認識できないなどなかなかうまくいかず、クラウド経由で行う簡単モードで、アドレスなどの基本データと画像のみの移行を行ってみたら、なんとなく移行は完了しました。
ただし、アドレスに2重でデータが出来るケースがあったり(おそらく複数のグループに所属していたデータと思われる)、アドレス帳のグループが移行できなかったりと、細かな移行漏れやミスはありました。
やはりキャリアが違う端末なので、データフォーマットやフォルダ形式が違うからでしょう。

 

2.SIM挿入と回線切替(2017年2月16日)
とりあえずアドレス帳と画像ファイルのデータ移行が完了したので、ようやく回線切替です。
新規端末なのでSIMを新規挿入し、iPhoneと同様の手順でWeb上のmineoのマイページより「MNP転入切替/回線切替手続き」を実行するだけ。
SIMロック解除もSIM交換もアクティベートも不要なので、回線切替処理だけはiPhomeより簡単です。
だいたい、2台とも20分程度で正常に発着信できるようになりました。

 

3.ネットワーク設定とメールアプリのインストール
屋外で通信するためのネットワーク設定は付属の手順書で簡単に設定できますが、「~@mineo.jp」の新規mineo用アカウントの設定については、らくらくスマホの場合、どこで設定すればいいのかわからずちょっと苦労しました。
なにせ白ロムなので端末の操作説明書がない。
持参したノートPCでネット上の操作説明書(PDFファイル)を参照しながら、やっと設定箇所と手順を見つけました。
ようやくアカウント追加が終わったので、メールアプリのインストールです。
LINEは簡単にインストール、設定が完了して、早くも両親の知り合いからメッセージが届き始めましたが、それを無視して作業続行。
LINEをやっていない人とのメール連絡は当然、携帯のキャリアメールしか手段がないため、格安スマホにしてキャリアメールが使えない状況であれば、メールアプリの導入はどうしても必要になります。
なお、iPhoneでもメールアプリの導入にはちょっと苦労しました。
本来、mineoのメールはリアルタイムで新規メールの到着がわかる「プッシュ通知」の機能がないらしいのですが、「myMail」というアプリはなぜかリアルタイムで通知される、とのことでインストールしてみたら、確かに通知されました。
なので、ちょっと使いづらいアプリではありますが、iPhoneでは「myMail」を使っています。
ちなみに、LINEみたいにチャット形式でメールのやり取りができるという「Cosmosia」というメールアプリも試してみたのですが、大手キャリアのアカウントとGoogleアカウントしか対応しておらず、mineoでは使えませんでした。
らくらくスマホの場合、「Cosmosia」はインストールすら出来ませんでした。
(「Google Play」で、この端末は対応していないとメッセージが表示される)
なので「myMail」をインストールしたのですが、・・・高齢者にはちょっと操作が複雑。
あと、らくらくスマホだと設定ボタンなど1部ボタンが押せないなど、微妙に使いづらい。
他に高齢者にも使いやすそうなメールアプリがわからなかったため、とりあえず両親には使い方を教えましたが、・・・たぶん使えないでしょう。

 

4.ホーム画面のカスタマイズ
LINEと(たぶん使えない)メールアプリのインストールが完了したので、最後はホーム画面のメニューボタンのカスタマイズです。
初期のデフォルト設定のホーム画面は、ドコモユーザ以外には全く無意味な「dメニュー」や「dマーケット」など、全然用無しのメニューボタンがいっぱい使いやすい場所に配置されています。

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「Google Play」で追加したアプリは、画面スクロールして一番下の寂しい位置に表示されるのですが、この「らくらくスマートフォン」は素晴らしいことに、ホーム画面のカスタマイズが可能。
使わないメニューアイコンは下のほうに追いやって、辞書や、LINEなど追加したアプリのメニューアイコンを上のほうに配置することができます。
このホーム画面カスタマイズが完了して、ようやく一通りの設定が完了です。
お昼の12時から開始して、完了したのが夜の8時過ぎ。
実に8時間の作業となりました。疲れた・・・

 


・・・と言うわけでかなり大変だったのですが、作業を終えて感じたことは、格安スマホだったら、便利なキャリアスマホの機能が殆ど使えないので、らくらくスマホにこだわる必要はないのでは?ということ。
らくらくスマホ特有の、画面上部の電話やメール、電話帳などの大きなメニューボタンですが(このボタンは移動できない)、まずメールボタンはキャリアメール対応なので
格安スマホだと使用できないし、電話と電話帳ボタンもLINEがメインになったら殆ど使わなくなる。
LINE自体も、追加インストールしたアプリの場合は文字も大きくないので高齢者には見づらく、独特のボタン(ちょっと強めに押さないと反応しない)なので通常のAndroidだと操作できないインタフェースもある。
ワンセグ機能も殆ど使わないらしいし。

むしろ、ちょっと大きめの格安Androidスマホ端末を入手して、らくらくスマホ風にインタフェースを変更できるアプリをインストールしたほうが使い勝手が良いのでは?とも思いました。

とりあえず両親は、新しい端末とLINEを喜んでいましたが、果たして使いこなせるのかどうか・・・

 

さて次回はいよいよ最後。
数ヶ月mineoを使ってみての使用感と、コストがどうなったかについてレポートしたいと思います。

 


それではー

 

 

  

●F-09E らくらくスマートフォンプレミアム ブラック●

●F-09E らくらくスマートフォンプレミアム ブラック●

 
●F-09E らくらくスマートフォンプレミアム ホワイト●
 

 

 

au URBANO V01 (KYV31)白ロム

au URBANO V01 (KYV31)白ロム

 

 

 

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