okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『エイリアン: コヴェナント』 感想

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リドリー・スコットによる初代『エイリアン』のリブート的な作品かと勝手に勘違いしており、ならば面白いに違いないと勝手に思い込んでしまった。

『プロメテウス』はレンタルで借りたのを飲みながら観ていたせいかあんまりストーリーを覚えておらず、なんなら殆ど記憶に残ってないんだけど、まさか『エイリアン: コヴェナント』、『プロメテウス』の続編だったとは!

 

まずダメだったのは、意外な突っ込み所の多さ。
一応時代設定は2104年ってことで、いまより80年も未来の話なのに、
・未知の惑星に降り立つのに、宇宙服はおろか酸素マスクも着けずに未開の地をズンズン歩く
・現代でもタバコ吸ってるのはもはや原始のマンだけなのに、人の惑星で一服してしかもポイ捨て
・どこからエイリアンが襲ってくるのかわからないのに「ちょっと顔洗ってくるわー」とか言って 仲間と離れて一人になったらエイリアンに殺される
・未知の惑星の何の病原菌を持ってるのかわからない怪我人の治療を素手で行う
・未知の惑星の病気に感染してるかもわからない人間を隔離もしないで母船に乗せてしまう
・えー!新型なのになんで負けるの?しかもなんで気付かないの?!

 

昭和の映画じゃあるまいし、今時これはないんじゃないか?と気になったらもうダメ。


・・・て、オイ!隣の席の女性はサブウェイのサンドイッチ食ってるし!
テメェ臭うだろ!劇場外で買った食いモン持ち込んで食うな!
NO MORE 映画泥棒のパトランプ男!この女も捕まえてください!

 

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ストーリーや演出自体も過去のエイリアン・シリーズと比べても目を見張るような斬新さもなく、しかも変に哲学的な描き方をしてるけど、それほど壮大なお話しでもない。

いくらリドリー・スコット監督だって何でもかんでも面白い作品ばかりじゃないのは知ってるけど、まさか「エイリアン」って冠がついた『エイリアン』映画の続編がこんなだなんて思わないじゃないか。


これは単なる『プロメテウス』の続編にして欲しかった。

 


映画『エイリアン:コヴェナント』予告A

 

 

エイリアン:コヴェナント アート&メイキング

エイリアン:コヴェナント アート&メイキング

 
エイリアン:コヴェナント オフィシャル・メイキング・ブック

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エイリアン:コヴェナント (角川文庫)

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エイリアン:コヴェナント

エイリアン:コヴェナント

 

 

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