okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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澁澤龍彥 ドラコニアの地平 at 世田谷文学館

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世田谷文学館で12月17日まで開催されている『澁澤龍彥 ドラコニアの地平』に行ってきた。

 

 

ただし澁澤龍彥の著作については学生時代にわずか数冊読んだ程度で、しかも今では、内容もさっぱり記憶にない。
取り立てて澁澤龍彥ファンというワケでもなく、じゃあ何しに澁澤ゆかりの展示会に行ったんだと問われれば、「瀟洒でオシャレな世田谷文学館で開催されている何となく知的な展覧会に行って、なんとなく知的な雰囲気に浸りたかった」
それに尽きる。

「世田谷文学館で澁澤龍彥展に行ってきた」なんつったら、すごく意識高い感じがするじゃないか!

 

平日昼間の京王線芦花公園駅のホーム、長閑でいい。

 

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芦花公園駅から世田谷文学館までの道のりがまたいい感じで、豪華なマンションが立ち並ぶ緑も多く静かな通りには、さりげなく成城石井なんかがあって、これでブルーボトルコーヒーとかあったら、しゃらくさいことこの上ない。

 

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さすがに平日ともあれば超満員というほどではないが、澁澤の没後30周年という節目での大回顧展ということで、ほぼ7割くらいの展示物である澁澤の執筆原稿を熱心に鑑賞する老若男女の観覧者でそれなりに賑わっていた。

 

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もちろん原稿や草稿だけでなく、北鎌倉にあったという自宅の書斎をそのまま再現したような展示室には、澁澤が遺した文房具や様々なオブジェ(貞操帯まであった)、奇妙で不気味な球体関節人形や四谷シモン氏の人形など、アート作品や関連の雑誌、写真と、澁澤の生涯とその全活動を窺うことができる多くの展示品がセンス良くディスプレイされているが、つーかでも、殆どの展示品は、神経質な赤字の校正が書き込まれた執筆原稿だ。

 

考えてみればこちらは「美術館」ではなくて「文学館」なので、著述家の原稿が展示されていても何ら不思議ではないし文句の付けようなんてないが、しかしこう原稿用紙ばっかりあっても、さすがに全部に目は通せないなー。
てか殆ど読んだことのない著作の執筆原稿を見ても、「おー、丸っこい字だなー」くらいな感想しかなくて、知的な雰囲気に酔いしれ、知性が2割増しくらいになるかと思ったら、自分たちがいかに「意識低い系」であるかを思い知らされてしまった。ガハハ!

 

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でも澁澤ファンにはたまらない企画なんだと思います。
ファンの方は是非!もうすぐ終わっちゃう。

 

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