okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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『地獄の黙示録』 感想

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「朝のナパーム弾の臭いは格別だ」("I love the smell of napalm, in the morning.") By キルゴア中佐

 

2010年に記念すべき第1回が始まった「午前十時の映画祭」も、今年で9回目になるそうだ。
なお第3回まではフィルム上映だったそうだが、フィルム映写機の撤去が進んでフィルム上映できる上映館が激減したため、第3回で終了の予定だったらしい。
しかし好評なイベントだったせいか、第4回からはデジタル上映となって復活、現在まで続くロングラン企画になったみたい。

ただ自分的には朝早いのがネックで、過去に3作品くらいしか行ったことがなかった。
でも今年の「午前十時の映画祭9」、ラインナップがいい感じなので、結構観に行くかもしれない予感。

 

で、今回はフランシス・フォード・コッポラ監督の超名作『地獄の黙示録』。
過去に劇場鑑賞も含めて2、3回は観てるんだけど、最後に観てから数十年経ってるので、さすがに細かい所まで記憶になかった。
久しぶりに観たけど、いやー昔の映画は長いなー。
147分。2時間27分。とにかく長い!


トラブル続きの撮影でとにかく製作は難儀続き、役者はおろかついに監督もぶっ倒れるほど大変だったらしく、しかも編集作業も地獄の苦しみで、撮ったフィルムは230時間にも及んだらしい。
230時間が2時間半になったんだから、まぁしょうがないか。

 

1969年。
ミスターアメリカ陸軍!っていうほど素晴らしい経歴を持ち、将来の出世が約束されていたにも関わらず、なぜか38歳でグリーンベレーに志願したカーツ大佐(マーロン・ブランド)は、軍の命令を無視、カンボジアのジャングルに独立軍を組織する。
ウィラード大尉(マーティン・シーン)は、一度は退役してシャバに戻ったが、もはやシャバでは生きられないことを悟り、離婚してベトナムに戻ってきて、軍上層部からカーツ大佐の暗殺指令を受ける。

 

この映画は、ウィラード大尉がカンボジアのカーツ大佐に辿り着くまでの壮大なロードムービーである。(と自分は思っている)

 

本作は難解な映画としても知られており、カーツ大佐がなぜ軍に背いたのか、そしてカンボジアのジャングルで何のために王国を築いたのか、そしてなぜウィラード大尉に抵抗もなく殺されたのか、など謎が多い作品。
改めて観てみたが、やっぱりラストはよくわからん。

つーか、ウィラード大尉は暗殺しに来たのにカーツ王国の正面から堂々と入っていって捕まるわ、カーツはカーツでジャングルでレジスタンス活動してるのにメチャクチャ太っているわ、独立軍を組織してるっていう割には何してるのかさっぱり説明ないわ・・・

 

ラストのワケわからん展開は無視して、自分が劇場でまた観たかったのは、『フルメタル・ジャケット』の鬼軍曹、お馴染みハートマン軍曹と並んでハチャメチャ軍人ぶりが人気の、ビル・キルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)の無双ぶり。

 

米軍の爆撃を受けて地面にのたうち回っているベトコンを見て、友軍の南ベトナム兵に様子を聞くキルゴア中佐。
「こいつ、はみ出してる腸を鍋で押さえてるんスけど、生意気にも水が欲しいって言ってんスよ!ゲヘヘ」と報告する南ベトナム兵を突き飛ばし、「馬鹿野郎!ハラワタが出るほど闘った兵士だぞ!敵も味方もあるか!」と大激怒!
「そんな勇敢な奴には俺の水をやるんだ!」と自らの水筒を手にするも、

「中佐ー、ウィラード大尉といっしょに、有名なプロサーファーのランスさんが来ましたよ!」と部下に言われると、「なにー!俺はランスの大ファンなんだよー!光栄だランスー!」と言って足元のベトコンのことなんか秒で忘れる男っぷりの良さ。(もちろん水なんて飲ませてない)

 

もうキルゴア中佐の登場シーン、わずか15分程度だけど、ゲラゲラ笑って観てしまった。
キルゴア中佐の大活躍を観れただけでも入場料の元を取ったようなもんだ!

 

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さて、休日の日に、午前10時に映画館に辿り着くのはやっぱりしんどい。
そして、朝っぱらから過去の名作を観に来るお客さんの多くは高年齢。
東京の人たちは田舎と違って映画鑑賞のマナーは本当にいいのだけれど、都会とはいえ、やらかしてくれるお年寄りは少なくない。
今回は妻の隣の座席の老夫婦。
騒がしくはないけど、奥さんが上映前にガサゴソとコンビニ袋に入った「何か」を旦那さんに渡したんだけど、なんと袋の中身はイチゴだった。あの、フルーツのイチゴだ。苺。
・・・おいおい、映画館にイチゴ持ってくんなよ・・・しかもそれを上映中に食べるの?
おじいちゃん、コンビニ袋に入ったイチゴ(ヘタ付き)を素手で食ってたけど(当たり前だが)、その手に付着したイチゴの汁が、妻やオレに飛んでこないか気が気じゃなかった。
まぁ本編開始前には片づけてくれたし上映中も静かに鑑賞してくれてたので問題はなかったけど、映画館のマナームービーに「イチゴ(ヘタつき)持ち込み禁止!」という項目も追加してくれないかな。

 

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