okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『赤ひげ』 感想

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「午前十時の映画祭11」にて、黒澤明監督『赤ひげ』を鑑賞。

 

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前回の『隠し砦の三悪人』はTOHOシネマズ新宿で鑑賞したが、10時50分からの上映だったので朝は余裕があったのに、なんと今回は上映開始が9時だと!
さすがに9時はムリ!ってことで、今回はちょっと遠いが、上映開始時間が11時30分である南大沢のTOHOシネマズまで出向くことに。

 

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TOHOシネマズ南大沢は初めて伺ったのだが、「午前十時の映画祭11」を上映しているプレミアスクリーンは全席リクライニングシートで足元も広々としてとても快適。インターミッションもある長丁場(185分!)の本作をゆったり鑑賞することができてとても良かった!

 

黒澤明監督作品で三船敏郎主演ときたら当然チャンバラ活劇を期待してしまうが、本作で三船が演じるのは一見、強面ながら人情味あふれる医師の役である。佩刀もしていないので、派手なアクションシーンは皆無かと思いきや・・・岡場所で用心棒軍団を相手に、素手で見事な関節技をキメまくる格闘シーンは今観ても、ヘタなアクション映画を凌駕するほどヴァイオレンス感満載!
チンピラどもを『おじいちゃんはデブゴン』のサモ・ハン・キンポー張りの体術で次々とボッキボキに骨折させる三船のアクションシーンは本当に見事!また、やられたチンピラの傷口から骨が飛び出してるなど、何気に放り込まれるグロ描写もいつもの黒澤作品らしくていい!

 

なお本作は過去に2度ほど観ており、2回とも見事に泣いてしまったが、さすがに今回はもう少し冷静に鑑賞できるだろう、せいぜいウルっとするくらいで、涙までは出ないだろうと高を括っていたのだが、二木てるみと頭師佳孝が演じる2人の子役の迫真の演技に今回も見事にやられてしまって、マスクが鼻水だらけになってしまった・・・

 

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とにかくベッタベタの演出(しかもホラー要素も満載)なのだが、二木てるみと頭師佳孝があまりに上手すぎるのと、最初は赤ひげ先生に真っ向から反発する若き医師、保本登(やすもとのぼる)を演ずる若き日の加山雄三のひたむきな演技のダブル攻撃が、抗おうにも、どうしても涙を誘ってしまうのである。😭😭😭

 


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さすがに古い作品なので、現代の感覚で観ると冗長なエピソードも多い気がするが、それでも55年前の作品でここまで泣けるのはすごい。さすが世界の黒澤作品。この作品もぜひスクリーンで観てください。

 

DYNACTION ウルトラマン(シン・ウルトラマン) レビュー

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BANDAI SPIRITS DYNACTION ウルトラマン(シン・ウルトラマン)

 

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相変わらずデカい!

 

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2021年初夏の上映がコロナ禍で延期され、未だ公開日も未定ながらフィギュアだけは続々リリースされているが、どうせ買うなら一番おっきいマンを買ったれ!とばかりに購入。

 

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デカいのはわかってたけどやっぱりデカい!

 

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綺麗なスタイル。立ち姿。

 

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眼部の発光ギミックもシンプルながら映えていい!

 

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なぜ付属しているのかよくわからない人物フィギュアだが、アップで見るとハヤタ隊員?っぽいデザインが施されている!

 

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S.H.フィギュアーツ ウルトラマン(Aタイプ)と比べてもこのサイズ差!

 

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成田亨が理想とした造形を元にデザインされたとのことだが、古谷敏(スーツアクター)をイメージしたプロポーションは申し分ないが、肝心の顔が整い過ぎているのがちょっと複雑。初代ウルトラマンのヘッドでは、断然「タイプA」派なので、「タイプC」っぽいキレイな顔立ちはイマイチ残念・・

 

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2019年に発表されたコンセプトアートのほうがまだタイプAっぽくて不気味でいいのに・・・

 

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とにかく、未だ特報しか公開されておらず、どんな作品なのかサッパリわからない状況で(間違いなく面白いだろうが)、それでもフィギュアを購入させてしまうという庵野マジック。

 

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記念すべきDYNACTIONシリーズ1作目のエヴァンゲリオン初号機だが、デカすぎてディスプレイする場所がなく結局、箱に戻してしまったまま。このシン・ウルトラマンも同じ運命を辿ることになるだろう・・

 

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