okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

『燃ゆる女の肖像』 感想

本国フランスでの公開は昨年の2019年だったが、公開後に世界中の映画祭で賞を取りまくっている。いかにも単館系のおフランス映画なのにシネコン上映されるなどの話題作に興味をそそられての鑑賞。もちろん派手な作品でもなく、この手のアート系作品らしく抑…

DYNACTION 汎用ヒト型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン初号機 レビュー

デカい!(語彙) もう箱からデカい!宅配便の人が困るだろ! ディスプレイ・スタンドもデカい!全てがデカい! 同スケールの碇シンジの無彩色フィギュアが付属。ちっちぇー! (語彙)確かにエヴァンゲリオンのスケールはわかりやすいが、しかしこのフィギ…

『ワンダーウーマン 1984』 感想

コロナ禍で劇場公開が半年以上も延期された本作『ワンダーウーマン 1984』だが、予告編を観てもさっぱり面白くなさそう。。 めっちゃ酷評だった映画『キャッツ』の猫みたいなヴィランは見るからにショボいし、金ぴかアーマーはどう見てもチンドン屋にしか見…

HOTTOYS 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』クワイ=ガン・ジン レビュー

そう言えば、できれば無かったことにしたいスター・ウォーズ続3部作のラスト、エピソード9の公開から早くも1年が経過したのか・・ なんだかんだで一番好きな新三部作/プリクエル・トリロジーの1作目『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』か…

『トータル・リコール 4Kデジタルリマスター』 感想

ポール・バーホーベン大先生とシュワちゃんの快作『トータル・リコール』が、日本公開30周年を記念して4Kデジタルリマスターで蘇った。久しぶりに大画面でプリシラ・アレンの"Two Weeks"を拝めるぞ! Total Recall (1990) - Two Weeks ということで、1990年1…

『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』 感想

劇作家エドモン・ロスタンが、世界的に有名な戯曲『シラノ・ド・ベルジュラック』を短納期のなか、苦しまぎれに書き上げるまでのドタバタ騒動を描いたフランス発の喜劇映画。なお原題は『Edmond』なので、邦題は超わかりやすいタイトルになっているが、確か…

METAL BUILD エヴァンゲリオン2号機 [EVA2020] レビュー

METAL BUILD エヴァンゲリオン2号機 [EVA2020] 2019年の前バージョンは、一般販売のため転売ヤー様のおかげで見事に瞬殺だったが、今回はプレミアムバンダイでの受注販売のみという販売形態で、受注に余裕があったためか、問題なく予約購入が可能だった。 …

『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』 感想

アニメ嫌いの自分が『鬼滅の刃』を映画館まで観に行こうとは・・・よもやよもや、だ。 原作未読だしさっぱり興味がなかったのだが、先日フジテレビで昼間に一挙放送されていたアニメ版を、最初は見るともなしに見ていて、妻と「なんかマジメに見る気しないよ…

ヤマトマネキン 1/12サイズ nude レビュー

マネキン人形制作会社の「ヤマトマネキン」のラインナップの一つである「nude」を、可動フィギュアとしてカプセルトイで販売した商品。販売元は株式会社SO-TA。 そのコンセプトとスタイリッシュな造形に惹かれ、商品販売前に3種セットをネットにて予約購入し…

吉岡里奈さん個展『㊙︎茶封筒コレクション』 at カストリ書房

吉岡里奈さんのイラスト展『㊙︎茶封筒コレクション』に伺った。場所はお馴染みのカストリ書房さん。 今回は、昭和30年頃まで繁華街や温泉街などでひっそりと売られていたという、茶封筒に入ったエロ写真がテーマだという。 さすがに世代が違うので、茶封筒エ…

超合金魂 GX-33R レオパルドン&マーベラー召喚セット レビュー

超合金魂 GX-33R レオパルドン&マーベラー召喚セットだ! 2006年8月に販売された「超合金魂 GX-33 レオパルドン&スパイダーマン」の再販版で、本商品ではソフビ魂の東映版スパイダーマンの替わりに「スパイダーブレスレット」が付属する。 2006年版を所有済…

『メメント』 感想

『テネット』3週連続鑑賞はさすがに疲れたので、たまには別の映画でも・・と思い、立川シネマシティにて、祝『TENET/テネット』大ヒット!「ノーラン極音2020」という企画で上映している問題作『メメント』を観に行くことに・・・ ・・・って、また逆行かよ…

Amazonプライム・ビデオ『ザ・ボーイズ』シーズン2 感想

過激なゴア表現が魅力なAmazonオリジナルドラマ『ザ・ボーイズ』のシーズン2の配信が完了した。早速、全8話を鑑賞したんだけど、今回は前シーズンにも増して、視聴するのが苦痛だった。以下にその理由を挙げていきたい。 本作の肝は、表面上は正義のスーパー…

~太田翔×川合喬太『めろめろ迷路』~ at ギャラリーソコソコ

10月3日から10月12日まで開催されていた、太田翔さんと川合喬太さんの二人展『めろめろ迷路』に。 場所は横浜中華街のギャラリーソコソコ。 今年初の横浜中華街となってしまったが、新型コロナ禍の影響をモロに受けた中華街の人出はまだ戻りきっていないよう…

ゲームギアミクロ 「レッド」 レビュー

ゲームギアミクロのレッドが届いた! しかし商品が届いて、そのあまりの箱の小ささにとにかくビックリ! なんだこれは!グリコのおまけの箱か?・・4,980円の商品だよ? 開封して本体を取り出してまたビックリ! なんだこれは!ガチャガチャのカプセルトイか…

S.H.Figuarts バットマン(BATMAN 1989) レビュー

S.H.Figuartsのマイケル・キートン版バットマン。 基本的に、1/6サイズで商品化されているキャラクターを1/12サイズ版で購入することはあんまりないんだけど、キートン版バットマンなら話は別!しかも、ちゃんとマントが布製で造形も優れていそうな商品だっ…

『テネット』(3回目) 感想

半ばヤケクソ気味の3テネット目! 3週連続テネットだ! 今回はTOHOシネマズ日比谷のIMAXにて鑑賞。 2度の鑑賞でストーリーや時系列はだいたい把握できたんだけど、やっぱりわからなかったのが、「順行」と「逆行」が入り混じるシーン。特に、後半のカーチェ…

『テネット』(2回目) 感想

先週に引き続き、またも『テネット』を観てきた。 初回鑑賞時、あまりにストーリーがわからなさ過ぎたので、パンフレットや作品解説サイトなどを読み漁って、ようやく作品のアウトラインがボンヤリながらわかってきた。そうなると、すぐにでも劇場で確認せず…

『テネット』 感想

エンドロールが終わって劇場が明るくなった直後。・・・背後の座席から聞こえた女性の感想には、まったく同意しかなかった。 「途中で諦めた!(ストーリーを理解するのを)」 そして、 「安定のアンゼたかし!」 怒涛のクリストファー・ノーラン祭りに刺激…

threezero ロボ道 『機動警察パトレイバー』 イングラム1号機 レビュー

香港のフィギュアメーカー「threezero」の「ロボ道」シリーズの第一弾は、みんな大好き『機動警察パトレイバー』のイングラム1号機! threezeroといえば、hottoysなど有名どころのメーカーでは扱わないようなレアなキャラクターを1/6アクション・フィギュア…

『スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』 感想

『スペシャルズ!~政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話~』 本国おフランスでの原題は『Hors Normes』で、”基準外”とか”規範を脱した”といった意味らしい。なので邦題を米国版の『The Spesials』にならうのはいいとして、『スペシャルズ…

『インターステラー』IMAX版 感想

先週に引き続き、またもクリストファー・ノーラン監督作を鑑賞。 2014年公開作『インターステラー』、そしてまたもTOHOシネマズ日比谷のIMAX版。 実は過去にレンタルで1度観たのだが、飲みながら鑑賞したせいで途中から酔っ払ってしまい、作品の記憶が殆どな…

『インセプション』IMAX版 感想

コロナ禍で新作映画が少ないため、各映画館では過去人気作のリバイバル上映を行なっているが、邦画で圧倒的に多いのはジブリ作品で、洋画ではクリストファー・ノーラン監督作がダントツではないだろうか。 これまでIMAXと4D上映のノーラン監督作品では『ダン…

中尾変『菌区の猥褻』 at Art Lab TOKYO

浅草橋にある Art Lab TOKYO(アートラボ・トーキョー)にて、先月の8月29日(土)まで開催されていた中尾変さんの個展、「菌区の猥褻」に伺った。 思えば、ギャラリーでの鑑賞は今年に入って初めて。コロナ禍で何かと行動が制限される昨今なので、久しぶり…

figma 犬神家の一族 犬神佐清 レビュー

figmaより、市川崑監督版『犬神家の一族』のスケキヨこと犬神佐清 先月発売された『八つ墓村』の多治見要蔵と同じく、なかなかフィギュア化される機会が少ないキャラクターなので、アクションフィギュアとして商品化されるだけでありがたみはある。 映画のシ…

SUPERMAD TOYS Blade Hunter 2046 Hunter K レビュー

SUPERMAD TOYSのブレードランナー2049 … じゃなくてブレードハンター2046の「ハンターK」 『ブレードランナー2049』でライアン・ゴズリングが演じたネクサス9型レプリカントKの無版権フィギュア 2018年に予約して、やっと販売された。予約当時、実は「BLACKB…

戦後75年アンコール上映『野火』 感想

塚本晋也監督『野火』が、立川シネマシティにて2日間、アンコール上映された。5年前の戦後70年という節目の年に初公開されてから、早くも5年の歳月が過ぎたことになる。初めて本作を観たのは地元の金沢シネモンドで、当日は塚本監督の舞台挨拶にも立ち会えた…

figma 井之頭五郎 松重豊ver. ハードボイルドGOROエディション レビュー

figmaのドラマ版の井之頭五郎フィギュア、発売当初は興味もないのでスルーしていたが、昨年あたりからAmazonのプライムビデオで『孤独のグルメ』をちゃんと観だしてから、やっぱり欲しくなってしまった。しかし後の祭りで、発売間もなく即完売、今ではプレ値…

『透明人間』 感想

直球タイトルながら評判がよく、地味ながら面白かった『アップグレード』のリー・ワネル監督作だったので観てきたが、確かに面白い作品だった。 そもそも透明人間なんて、数あるモンスター映画のなかでも格段に地味だし(なんせ姿が見えないので)、よっぽど…

『ダークナイト』4DX版 感想

『ダークナイト』がIMAX版、初の4D版で緊急公開されるとのことで行ってきた。 本来なら「IMAXレーザー/GTテクノロジー」で鑑賞すべきだが、このコロナ禍である。豊島区に気軽に訪れるワケにはいかず、ましてや歌舞伎町などもってのほか、ということで、仕方…

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