okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『戦場のメリークリスマス』 感想

こんにちは!


戦場のメリークリスマス


昨年、妻がなんとなく戦メリが観たいといったのでTSUTAYAでレンタルしようと思ったんですが、リリースされてませんでした。

「へー、こんな名作がないのか」と思い、しょうがないのでBlu-rayを購入しようと思ってAmazonで検索したら北米版しかなく、邦版はありませんでした。
4カ国合作の作品なんで、版権の問題なんかがあるようです。

※昨年末、邦版のBlu-rayもリリースされたそうですが
 (紀伊國屋書店より)、非常に低クオリティ商品みたいです。

で、最近TSUTAYAにいったら、12月から【TSUTAYA発掘良品】でレンタル開始されたそうなので、借りてきました。

戦メリ1


ほんとに久しぶりに観たので(20〜30年ぶりくらい?)
細かい内容はほとんど忘れてましたが、端的にいって、とても面白かった

改めて観てとくに驚いたのは、ビートたけしって当時からこんなに演技が上手だったっけ・・
存在感というか、ヘンな腹の据わり方というか、それでいて繊細なところとか、技術的には本職の俳優さんにはそりゃ劣りますが、ある意味 凌駕してるような気がしました。

今でこそ巨匠で主演作も数知れずですがなにせ30年前。
ブレークし始めの時期だったと思いますが、さすがですね。

座頭市』の殺陣もすごかったですが、浅草フランス座時代の修行の賜物なんでしょうか。

・・・いやしかし、教授(坂本龍一)と、ロレンス中佐役のトム・コンティの日本語の聞き取りにくいこと・・
半分 いや、2分の3、いや4分の5は、何言ってるか全然わかりませんでした(笑)
お願いだから、(字幕がつくので)セリフは英語で喋ってくれと

トム・コンティといえば、昨年公開されたクリストファー・ノーランバットマンの3作目『ダークナイト ライジング』(原題: The Dark Knight Rises)に奈落の囚人役で出てたんですね・・全然気がつきませんでしたが。


ラストのたけちゃんのアップは、泣けましたマジで

★★★★★

30年前といえば、本当にビートたけしが大好きで、当時ニッポン放送でやってた「ビートたけしオールナイトニッポン」、地元では放送されておらず、無理やりチューニングを合わせ(途中でノイズがはいる)、120分のカセットテープ↓(こんなやつ)に録音して

それこそ毎日、擦り切れるくらい聞いてました。

ラジオでは、
戦メリの冒頭シーン、思うように動いてくれないのに怒り心頭の大島監督が「どこのプロダクションだ!コノヤロー!」と、トカゲにぶち切れした など、

戦メリ2


ロケ地であるラロトンガ島での、大島監督や坂本龍一のエピソードについて あることないこと話してて、当時はホント、映画の公開が楽しみ楽しみでしょうがなかったです。


戦メリ3

明石家さんま「(ラストのアップシーン、)世界は泣いたか知らんがな、オレは笑ったわ!」


それではー

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