こんにちは!
昨日、『るろうに剣心 伝説の最期編』を満を持して観て来ました。
『るろうに剣心』実写版の第3作になります。
が予想以上に面白かったので期待もかなり膨らみましたが、さて本作はいかに?
※以下、若干のネタバレありです。
・・・2時間半の長尺、観終わって、・・・あ、あれ?
思ったほど、おもろくナイ? ナクナイ?
谷垣健治氏のアクション演出は相変わらず出色で、今回のソード・アクションも確かに凄いのですが・・・
妻とも色々と話し合いましたが、前作の上映から本作の上映があまりに期間が短かったため、作品自体に新鮮味を感じられなかった、というのがイマイチと感じた一番の要因ではないかと。
なにせ前作を観てから、わずか1ヵ月半しか経っておらず、またラストシーンも、実写版の第1作とおなじシチュエーションだっため(ガトリング砲と肉弾バトル)既視感アリアリで。。
九代目 市川中車、映画出すぎ!
いや、確かに名優なんですけどね。。
最近、中車と竹中直人が作品に出るだけでウンザリしてしまう。。
せめて、『キル・ビル』のように前後編の期間を半年くらいあければ良かったのではないかと・・
あとはやはり、尺が長い。
いっそのこと、伊勢谷友介が演ずる四乃森蒼紫(読み方わからんw)がからむシーンをばっさり切って、前後編を1作にして3時間程度にすればもっと作品が締まったのではないかと思いました。
原作を読んでいないので、なぜこの人が主人公に絡んできて、さらにはラストバトルまで出張ってきたのか、さっぱりわかりませんでした(笑)
なぜ俺はラストシーンでも闘ってるんだ??
★★★★★
映画評論家の町山智浩さんが、宮崎駿監督作品『風立ちぬ』は、観る者が困惑するほど主人公に余計なセリフを喋らせないが、最近の映画作品、特に邦画は、セリフでの状況説明が多すぎる、との批評をされたのを聞いたあとだったので、余計にそう感じたと。
しかし、そんな行間を読ませるような演出をしたら、原作マンガを知らない人にも伝わらず、ましてや全世界に出せるようなコンテンツになりえないので、これはこれでしょうがないとは思いました。
なおラストバトルはまるで、『プロジェクトA』のようでした(笑)
ラスボスに総出で挑む、ジャッキーとサモ・ハン、ユン・ピョウかとおもた(笑)
・・・色々と好き勝手に書きましたが、この映画版『るろうに剣心』は、なんだかんだで世界に売り込めるエンターメント作品に違いないです。(・・・って遅いか?)
いや、ホント。
次回作が製作されるとしたら大きく期待します!
それではー