okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

朝ドラ『まれ』が超絶つまらない件について #まれ

こんにちは!

 

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地獄のミサワのキャラクターくらい(いやそれ以上に)イラっとくる

 

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auの「ぱっかーん」CMくらい(いやそれ以上に)イラッとくる

 

あちこちで「つまらない」、「脚本が酷い」と評判の、NHKの連続テレビ小説「まれ」。

北陸新幹線開業という絶妙のタイミングで満を持して放送開始され、大いなる期待感を持って見始めたのですが、あまりのトンデモ内容に、放送開始2ヶ月目にしてリタイヤしました。せっかく地元・石川県が舞台の朝ドラなのに、この出来は酷すぎる!


(不本意ながら)NHKの受信料も払ってることだし、

 俺にも一言、グチを言わせてくだせぇ!

 

黒歴史「純と愛」をも軽く超える、あまりに軽はずみな脚本

「地道にコツコツ」がモットー、ヒロインの津村希(まれ)は、能登で地方公務員になるもアッサリと辞めて、横浜でパティシエ修行をすることに。そこで中途半端な恋愛ドラマを繰り広げつつ、腕前もそれほど上達してないのになぜか、オーナーパティシエからフランス修行を薦められるも、パティシエ修行をやめて幼馴染との結婚のため再び能登へ。は?何で?そして地元で漆器屋の女将修業をしていたと思ったら、やっぱりパティシエやりたい!ってことでケーキ屋を開業・・・ へ?あんたバカァ?
主人公の行動が、あまりに場当たり的!
つーか、パティシエのお話なんだから、とりあえずは黙ってフランス修行に行けよ!

 

製作者側が仕掛けてくるギャグがことごとく滑りまくっている

現代劇でコメディの体裁を取っているため随所にギャグを放ってくるワケですが、それがことごとく滑っているため、我々視聴者は毎回ドン引き状態です。
こんなトホホな演出なのに、「花子とアン」や「るろうに剣心」で好演した土屋太鳳ちゃんが、ヒロインという重圧を背負い非常にテンパって演技するもんだから、よけいに痛々しい。「純と愛」の夏菜もたいがい可愛そうだと思いましたが、太鳳ちゃんに比べたら、まだまだ大丈夫だ。
他の共演者も日本を代表する名優や、今が旬の若手俳優ばかりなのに、こんな脚本と演出じゃ、あまりに浮かばれない。太鳳ちゃんは全然、悪くないんだよ!

(なのに最近、下町ロケットに出てくる太鳳ちゃんを見るとイラッとくるのはナゼ?なぜ?

 

最強のツンデレキャラ・池畑大悟の魅力が空回りしている

りょう演ずる妻の輪子が経営する中華料理店を手伝いながらも客に、「早く注文しろ!」とか「さっさと喰え!」など、飲食業を営む人間としてはありえない暴言を吐く、伝説的なパティシエ・池畑大悟。
この最強のツンデレキャラを、「アウトレイジ」片岡刑事役の小日向文世が演じるという、なんとも楽しみなキャスティングで、彼の活躍をこのドラマで一番期待していましたが、どうも池畑大悟というキャラがイマイチ掴めない・・・
ストーリーに全く必然性がない「料理の鉄人もどき対決」やらしたりと、あまりに意味不明な演出。私の堪忍袋の緒もここで「ブチっ」と切れてしまいました。

・・・そう。私の継続視聴はここで終わったのです。

 

日本が誇る名バイプレイヤー・諏訪太郎の扱いが酷すぎる

諏訪太郎。

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数々の映画やドラマに出演し、日本映画界にはなくてはならない名脇役。
邦画「発狂する唇」や「血を吸う宇宙」などの怪演は今でも記憶に新しいです。

そんな諏訪太郎さんが、主人公たちの放課後の憩いの場所である輪島の「朝市食堂まいもん」マスター役として出演していたのをご存知でしょうか。

・・・いや、ご存じないと思います。

なぜって、彼の顔が殆ど画面に映ってないのだから!

昔のポルノ映画なんかで、バストや股間などを花瓶や壺などでさりげなく隠すかのように、諏訪太郎の顔を写さないNHKの撮影技術は逆にスゴイ!

 

日本映画界の至宝ともいえる名バイプレイヤーに対するこの扱いはなんだ!

 

★★★★★

 

NHKの連続テレビ小説、通称「朝ドラ」。

なんとなく見始めたのは2010年の「てっぱん」から。

ただ、通勤前に時間があれば「ながら見」する程度で、毎日ガチで視聴したのは、「花子とアン」くらいでした。(長丁場の朝ドラ脚本をあれだけ完璧なクオリティに仕上げる手腕、脚本家の中園ミホさんスゲー、と思いました)

しかしなんだかんだ言っても、人気作「梅ちゃん先生」や「ごちそうさん」ともども、「朝ドラ」はやっぱり太平洋戦争前後を舞台とする方が絶対盛り上がります。

しかも物語の佳境に「関東大震災」と「東京大空襲」をブチ込んどけば、どんな物語でもドラマチックにならないハズがない。

視聴者の大半が高齢者なので、無理に斬新さを狙った現代がテーマの作品は、やはり受けが悪いと思われます。

そういった観点で考察すると、現代劇だった「てっぱん」などはオーソドックスな設定でそれなりに面白いと思いましたが、同じく現代劇でも、朝ドラ史上まれにみる黒歴史となった「純と愛」なんて、もってのほかでしょう。斬新過ぎて誰もついていけない。

 

「あまちゃん」も、世間的には流行ったかのような空気でしたが、メイン視聴者である高齢者には受けてなかったと思います。あれはステマ!
(だいたい、クドカン脚本で面白い作品を観たことがない)

しかし「まれ」については、設定が斬新過ぎるとかいう以前に、もう脚本と演出がハチャメチャ(金沢弁でいう「かちゃくちゃ」)過ぎて、「自分にどれだけストレス耐性があるか」をはかるコンテンツとして視聴されているのではないでしょうか。。

 

・・・と、長々と書きましたが要するに、

HNKは、諏訪太郎へのリスペクトが無さ過ぎ!

 

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次々々回の朝ドラの主演は、是非とも諏訪太郎にすべき!

え?朝ドラの主人公は女性じゃないとダメだって?

 

大丈夫!


諏訪太郎はかつて「血を吸う宇宙」で、阿部寛の恋人役で女性を演じたことがあるのでNO問題です!


次々々回の朝ドラは「すわちゃん」で決定!

 

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※「まれ」と「あまちゃん」ロゴ風の画像は、こちらを利用させて頂きましたー

 ありがとうございました!

 

 

それではー

 

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