こんにちは!
昨日、『スター・トレック BEYOND』を観てきました。
リブート版スター・トレックも既に3作目。
今回も、カーク船長と愉快な仲間達の大冒険で楽しませてもらいました。
そして今作も、ザカリー・クイント演ずるミスター・スポックが美しい。
なおこのリブート版スタートレックは、「ケルヴィン・タイムライン」もしくは「JJTrek」と呼ばれているそうです。
リブート版2作まで監督だったJ・J・エイブラムスが今回はスター・ウォーズご多忙中のため製作のみに徹し、本作はジャスティン・リン監督がメガホンをとったそうですが、リブート版も回を重ねるごとにエンタメ感が強くなってきました。
ますます、観てる間はハラハラ・ドキドキだが観終わった途端にストーリを忘れる!的な「いかにもハリウッドSF」作品になってきた気がします。
・・・が、面白いは面白いです。
★★★★★
本作を観てあらためて感じたのは、やはりこのリブート版のほうが、過去のどのスター・トレック映画版よりも面白い、ということ。
そもそも『スター・トレック』は、”トレッキー”というコアなファンが多い「理系」な作品で、テーマも深い社会派SF作品です。
なのでテレビドラマ向けでじっくり鑑賞する作品であるため、オリジナルの深いドラマ性と地味なキャラクターをそのまま映画化しても、どうしても地味なSF作品にしかならず、当然のごとく興行成績もイマイチでした。
なので監督にJ・J・エイブラムスを起用したのはまさに大正解で、良コンテンツながら地味なSF作品を、理屈っぽさを若干残しつつもエンタメ感溢れるSF大作に仕上げられたのはJ・J・エイブラムスならこその相乗効果。
J・J監督の作品は今まで真面目に観たこともなかったし観る気もなかったのですが、2009年公開のリブート版1作目『スター・トレック』だけは感服しました。
・・・だがしかし。
J・J監督に『スター・ウォーズ』の、しかも新作を作らせるのは大間違い!
そもそも『スター・ウォーズ』は、キャラクターやメカは斬新でリアルですが、ストーリーそのものは単純。
そんな(悪く言えば)幼稚な作品を、幼稚な作風の監督が撮ったらシナジーもクソもないダメ作品しか出来ないのは、「コーラを飲んだらゲップがでるほど当たり前」By ジョセフ・ジョースター
それではー

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