okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

auから格安スマホ(mineo)に乗り換えてみた・その1 iPhone6s編(SIMロック解除あり)

こんにちは!

 

 

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auのiPhone6sを使っているのですが、まぁ利用料金が高い。
だいたい1ヶ月で10,000円くらいかかっています。

妻もiPhone6sなのでだいたい同額の10,000円。

他に実家の両親のAndroidスマホ2台も支払っており、こちらは1ヶ月4,500円くらいなので2台で9,000円。

自宅のネット環境は「auひかり」なので、auひかり料金とプロバイダ料金で1ヶ月6,700円くらい。
色々と割引があるものの、スマホ4台とネット料金で、auに1ヶ月37,000円ほど納めています。

 

しかし、いくらなんでもスマホ1台に1ヶ月10,000円は、いい加減ありえない。


ここは今流行りの格安スマホに乗り換えてみよう!ってことで、マルチキャリア格安SIM「mineo」に乗り換えることにしました。

 

とりあえず今回は4台中、2台のiPhone6sの切替について。

2回目は2台のAndroidスマホの切替について、最後の3回目は切替えた後の使用感や料金についてレポートしたいと思います。

 

【準備編】

 

1.格安スマホ会社はどこにする?(2017年1月31日)

まずはどのMVNOに乗り換えるか検討です。
・・・でも正直、あまりに業者が多すぎて(20社以上ある)、現在の乱立状態ではどの会社がベターなのかさっぱりわからん!

とりあえず、キャリアがauだったら同じ系列の「UQmobile」か「mineo」がいいらしい?というネット情報をもとに、プランが細かくてプラン変更の自由度が高く、かつ、ドコモ系のSIMが使えてデザリングが可能らしいという「mineo」にすることに。
・・・って、じゃ結局au系列の会社じゃなくてもいいってことか!

※MVNO:Mobile Virtual Network Operator(仮想移動体通信事業者)

 

2.乗換え後の通信料金の算出(2017年2月1日)

簡単に格安simに換えるぞー!とは言っても、実際に乗り換えることでどれくらい今後の通信料が節約できるか計算しないとメリット・デメリットがわからない。

ウチの場合、auのiPhone6sに切り替えてから、まだ2年縛りの真っ最中。
具体的には、夫婦2台のiPhone6sの残債が11か月分残っています。
また、auからMNP転出する場合、1人当りで違約金が9,500円、MNP転出料が3,000円かかります。
なお両親のAndroidスマホですが、こちらの通信料は1ヶ月4,500円なので、iPhoneに比べたらそれほど負担ではない。
ただ、今使っているスマホが使いづらいとか文句が多いので、いわゆる「らくらくスマホ」に変更してあげようと考えましたが、auのらくらくスマホに機種変更したら、1ヶ月6,000円くらいになってしまう。
じゃいっそのこと両親もMNPさせて、白ロムのスマホを購入し、いっしょに「mineo」に転出しようと考えました。


ということで、auでの過去半年の料金明細と、今後のiPhone6s端末の残債支払い期間11ヶ月の予想料金を算出し、「mineo」にした場合の料金差分をEXCELで算出してみたら・・・

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約1年間のお得分は、だいたい4万円弱。
「mineo」にしたら、iPhoneだろうがAndroidスマホだろうが1人月額2,000円前後で収まるのですが(通話料は考慮してません)、乗換え時の経費が結構かかるため、思ったほどお得感はありませんでした。

まぁしかし。

大手キャリアのワケのわからない料金設定で、思考停止状態で大金をホイホイ払い続けるよりはマシなのかと思い、思い切ってやってみることにしました。

 

3.MNP転出手続き(2017年2月3日)
オペレータと直接電話で会話する必要があるので面倒ですが、auにMNP転出手続きを依頼しないといけません。

(auのMNP転出手続き用の電話番号は「0077-75470(無料)」)

以前、ソフトバンクからauにMNPしたときは、オペレータに引き止め交渉されるのがちょっとウザかったので、今回も気合を入れて電話したのですが、・・・拍子抜けするくらいあっさりと手続きしてくれました。
しかも、以前は妻の分のMNP手続きをする場合、本人が電話しないと受け付けてくれなかったのですが、今回は1回の電話でOK。
やはり、格安スマホ会社に転出する人が多いため、下手に愚図ってSNS上で悪口書かれるよりも好印象を残したい、という意図があるんでしょうか。
なお、MNP予約番号の有効期限は15日間です。
失効するとまた電話して予約番号を取らないといけないので注意が必要。

 

4.mineoエントリーパッケージの購入(2017年2月3日)
「mineo」に切り替える場合、事務手数料として3,000円かかるそうです。
しかし、「mineo エントリーパッケージ」なるものをAmazonで購入し、送付されてくるエントリーコードをWebの申込み画面で入力したら、事務手数料はエントリーパッケージ代金(909円)のみで済みます。

 

 

地味ながら、4人分を申し込んだら12,000円が3,636円になるので、なにげにお得です。
なお、Amazonで注文したら翌日に届きました。

 

5.Web上から「mineo」サービス申込み(2017年2月6日)
まずは、私と妻のiPhone6s2台分のサービス申込みを行いました。
私は外出時はよくネットを使うので、ドコモのDプランで、デュアルタイプ(データ通信+音声通話)、5GBで1ヶ月2,280円のプラン。
妻は外出先ではそれほどネットをしないので、同じくドコモのDプランでデュアルタイプ(データ通信+音声通話)、3GBで1ヶ月1,600円のプランを申し込みました。

なお、申込みの際のSIMについては、ちょっとだけ知識が必要です。

 

・プラン : AプランとDプランの2種類で、Aは「au」系、Dは「Docomo」系

・SIMタイプ : au SIM、au VoLTE対応SIM、docomoSIMの3種類

・SIM形状 : mini(標準)SIM、microSIM、nanoSIMの3種類

 ※iPhone6sの場合は「nanoSIMカード」を選択する


最初は、どのSIMを選択すべきか全然わかりませんでした。

auで契約したiPhone6sだったので、AプランのSIMを選択すればSIMロック解除せずに使えるそうですが、デザリングしたかったのでDタイプを選択。
その場合、iPhone6sの「SIMロック解除」が必要になるのですが、やったことがないので正直、不安ではありました。
ちなみにAプランでも、VoLTE対応SIMを選択するとSIMロック解除が必要だそうです。

「mineo」は、PC上からチャットで気軽に問合せできるのですが、念のためauのiPhone6sでもドコモSIMを使えるか確認してみたら、SIMロック解除すれば大丈夫とすぐに回答してもらえました。(ネット上の診断ページでも確認できるのですが)

ちなみにWebで申し込んだ際、うっかり自分の登録時、MNP転出無しで登録してしまって慌てたのですが、窓口へ電話したら簡単に申し込み解除してくれたので、1時間後くらいに改めてWebから申込みを行いました。

「mineo」は、PC上からチャットで気軽に問合せできたり、電話のコールセンターでも親切に対応してもらえるので助かりました。

 


★★★★★

 


【切替編(iPhone6sの場合)】

 

1.SIMロック解除(2017年2月9日)
ネットで申し込んだ2人分のSIMは2日後(2月8日)に到着しました。
まずはiPhone6sのSIMロック解除が必要なのですが、Web上の情報では特にトラブルなくできるとは書かれているものの、いざ自分でやろうとすると不安なもの。
まずは自分のiPhoneからやってみようと、その日の夜にauのSIMロック解除ページにアクセスしたのですが、

SIMロック解除の可否判定 | My au


な、なんと!システムメンテナンス中なので、翌朝の9時まで待てと!
何度かアクセスしてみましたが、本当に翌日の8:59まで利用できませんでした・・・
ネットで調べたら、auサポートのメンテナンスはちょこちょこ発生するみたいです。

もし、当日中に切替えないとMNP予約番号が失効してしまうとか、サービス期間が終わってしまうなど、予期せぬトラブルも発生する可能性があるため、なるべく期間に余裕を持って切替え処理を行った方が無難です。

なお、本体のSIMを交換してから、Web上で「MNP転入切替/回線切替手続き」を行うのですが、受付時間は9:00~21:00までで、なおかつ19:00以降に処理を行ったら、実際に回線が切り替わるのは(電話の発着信ができるのは)、翌日の午前中になってしまうそうです。

なので、SIMロック解除からSIM交換、回線切替え処理を一連の作業で行う場合は、なるべく日中帯、遅くても夕方5時過ぎから始めることをお勧めします。

 

さて、気を取り直して翌日、再度実行してみました。

日中は会社なので、早めに帰宅して夕方6時から始めました。
au端末のSIMロック解除をWeb上で行う場合は、「au ID」とパスワードが必要なので、あらかじめ準備します。
「au ID」は契約者の電話番号なので大丈夫ですが、パスワードは忘れてることが多いので注意が必要。

あ、あと、iPhone本体データのバックアップは絶対にとっておく必要アリなので、SIMロック解除直前にはPC上のiTunesに接続してバックアップを取っておきましょう。

 

・・・で、恐る恐るやってみましたが、実際にやってみたら、確かにすんなり終了。処理自体は1分程度です。

Web上で処理が完了したら、iPhoneの本体電源をOFFして、すかさずSIMの交換を行います。

 

2.SIM交換と回線切替
SIMロック解除が完了した直後のiPhone本体ですが、再起動後に交換するSIMが挿入されてなかったら、一旦本体データのバックアップを戻す必要があるみたいです。
なので、電源停止中にすかさずSIMを交換し、そのまま電源を入れないで、Web上の「mineo」のマイページで、「MNP転入切替/回線切替手続き」を実行します。
この手順は、SIMに同封されていたガイドブックを読めば簡単にできます。
なお注意点ですが、SIM交換の際はSIMアダプターを取り出すSIM交換ピンが必要になるので、忘れずに準備しておきましょう。iPhone購入時の箱に入っていますが、もし紛失していたら購入しないといけません。

 

 

SIM交換後にiPhone本体の電源を投入し、Apple IDとパスワードを入力してアクティベートが完了したら、いつもの画面が表示されます。
その後、「設定」でmaineo用のプロファイルをインストールすれば、とりあえず完了。

なおプロファイルのインストールは、あらかじめインストールしておいた「mineoスイッチ」というアプリを使えば簡単に行えます。

ここまで完了したら、とりあえずiPhone6sの電源を落として、10~20分ほど待って電源再投入したら、見事、画面上部のステータスアイコンが「au」から「docomo」に変更されてました。
ガイドブックに従って着信テストを実施して問題なければ回線切替も無事完了です。

 

3.2台目のiPhone6sのSIM交換と回線切替
SIMロック解除のSIM交換も回線切替も、思ったより簡単にできたので(バックアップなど事前準備を入れても30分もかからない)、すかさず2台目の妻のiPhoneも一連の処理を行ったのですが、ここでちょっとしたトラブル発生。


Webページ上のSIMロック解除ページで処理を行う際に入力する場合は「au ID」とパスワードを入力するのですが、妻のiPhoneなので妻のID(電話番号)だと思って入力したらログインできない。
パスワードは間違っていないハズですが何度やってもダメなので、契約者である自分のIDを入力しても、なぜかダメ。
もう19時まであとわずかなので焦りまくったのですが原因不明。
・・・そういえば妻のiPhoneにちょっと前にメールが来てたのを思い出して何気に確認したら、契約者である私自身が回線切替を行ってauと手を切ったので、契約者の「au ID」を変更しますとのお知らせでした!
なんと、通常の電話番号から「xxxxxxxxxx」から「xxxxxxxxxx_20170207」という
名称に「au ID」を変更しました、とのお知らせ!マジか!
慌ててWeb画面に戻って、変更後の「au ID」でログインしたら、ちゃとログインできて、無事にSIMロック解除ができました。(パスワードは変更ありませんでした)


・・・ということで、なんとか妻のiPhoneも回線切替処理が18時50分までに完了し、19時20分頃に電源再起動したら無事に回線切替が完了して発着信できました。
危なかった・・・

同一契約で複数台のiPhoneのSIMロック解除を行う場合、まずは契約者以外の端末から処理するほうが無難です。

 

4.回線切替後のメールアカウント設定など
auとは縁が切れた状態になるので、当然ながら今まで使用できていたキャリアメール「~@ezweb.ne.jp」は使えなくなります。
その代わりに「mineo」では、「~@mineo.jp」というメールアドレスが使えるので、そのアカウント追加処理を行って一通りの設定完了となります。

が、キャリアメールは昔から馴染み深い「メッセージアプリ」が使えました。
iPhomne同士ならiMessageで「メッセージアプリ」が利用できますが、キャリアメールが使えなくなった今、iPhomne以外の人間、例えば親などと「メッセージアプリ」でメールのやり取りができなくなる。
また、家族間の電話も無料じゃなくなったので、それほど音声通話をしないとしても30秒20円の通話料金はちょっとイタい。
・・・ということで、今まで頑なに使わなかった「LINE(ライン)」を使うことにしました。


実はLINEはリリース当初(2011年頃)、当時使っていたiPhone3Gsにしばらくインストールしてたのですが、初期のLINEはアドレス帳に登録している電話番号を無条件に同期して友達追加するため、全然コンタクト取りたくない相手からいきなりチャットで話しかけられて、「ウゼェ」と思ってすぐに削除してしまいました。
最近のLINEは友達の自動追加機能はオフにできるそうですが、このLINE全盛時代にも関わらず必要性も感じないため未使用でしたが、こうなっては仕方が無い。
LINEだとWiFi環境以外だったら音声品質も悪いらしいけど無料通話もできるので、当分はLINEで、メッセージアプリと音声通話の代替として利用するつもりです。

 

 

・・・ということで、まずはiPhone6sの回線切替のレポートでした。

 

とりあえず切替えた翌日である本日の屋外での使用感としては、特に問題なく使えてます。
データ通信は、確かにお昼時は遅いですが(ヤフトピの表示ももっさりする)、それ以外の時間はau時代と遜色なく早いです。これはいいかも!

 

いやーしかし。
切替自体は意外と簡単だったのですが、それまでの調査や準備はかなり大変。
確かに月々のランニングコストは安くつきそうですが、それなりの手間と時間が必要なので、お金持ってる人は、高い通信料金でこれらの手間と時間を買っている、ということが言えると思います。
お年寄りなど、比較的に情報リテラシーが低い人も同様で、わからないことに時間を使うよりは、多少高額でも大手キャリアに任せておけば安心、みたいな感じでしょうか。

 

さて次回は、両親のAndroidスマホの切替についてレポートしたいと思います。
既にヤフオクで白ロムを入手済みですが、こちらは新規端末なのでアドレスデータ等の移行が大変そうなのと、使い慣れないAndroid端末なのでiPhoneより手が掛かりそうな予感。

 

 

まるで「mineo」のステマ記事みたいになりましたが、一応ステマではございません。

 


それではー

 

 

 

  

 

 

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