幡ヶ谷のギャラリーでの個展「女體名所案内」で頂いたフライヤーによると、吉岡里奈さんの次回のグループ展は「秋の熟女まつり」であるという。
なんかすごい「まつり」だな、と思いつつ昨日、板橋にあるギャラリー兼カフェの「カフェ百日紅」で開催されている「秋の熟女まつり」に行ってきた。
なお「カフェ百日紅」は「さるすべり」ではなく「ひゃくじつこう」と読むそう。
昨日はあいにくの雨空で、しかも秋というよりは初冬のような寒さだったけど、小さいながらも昭和の風情を漂わせるお洒落な店内の暖かさと、今回の展示会のための特別メニュー「熟女セット」の限定ハーブティー「追懐の女(ひと)」で冷えた体もようやく体温を取り戻した。
しかし、このハーブティーは本当に美味しかった。
あとセットのおやつ、こちらも限定の「貝殻ブラマドレーヌ」。
古くは武田久美子、掟ポルシェ、そしてマキエマキと、貝殻ビキニの系譜は続いていく
本グループ展にセルフポートレートを出展されている熟女フォトグラファー・マキエマキさんのトレードマークである貝殻ビキニをモチーフにしたそう。
吉岡里奈さん以外のアーティストの方については殆ど知らなかったんだけど、どの方の作品も個性的で興味深かった。
あと、初めてこのお店に訪れて少し不慣れな我々に、注文を取ってくれたり作品サンプルを見せてくれたりと、最初から気さくに声を掛けて頂いた和服姿の艶やかなおねえさんがいらして、最初はお店の方かと思っていたら、実は巡(めぐる)さんというアーティストの方だと途中で知った。
緊縛的布小物とか写真とか、素敵でした。
吉岡里奈さんは本当にいい方で、今回は顔も知らないのに我々に声をかけて頂いて恐縮してしまった。
次回は吉原にあるというカストリ書房で個展を開催されるとのこと。
これが、場所も内容も今からとても楽しみ。
また展示作品もさることながら、こちらのお店自体も本当に素敵なカフェで、落ち着いた雰囲気の店内で美味しいハーブティーを頂きながら、次の展示会の作品も鑑賞したいと思わされた。
あ、「秋の熟女まつり」は本日まで。
マキエマキさんもセーラー服姿で在廊されているそうですよ!
まだの方は急いで駆けつけてください。
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