下北沢の本屋B&B。
今年3月に開催されて大好評、満員御礼だった『俺たちの!ヤバすぎ仕事列伝』の第2弾、「帰ってきた掟ポルシェと爪切男 with 中川淳一郎 ~ 公開人生相談 夏の陣」(・・・って、タイトル長いわっ!)に行ってきた。
今回は敬愛する中川淳一郎氏を迎えて、前回イベントで盛り上がった、お客さんの人生相談コーナーに特化した内容となっている。
なお、イベント前に予めお悩み相談をメールで募集されていたので、僭越ながら自分もメールさせて頂いた。
・・とは言っても、中川さんの著作に自筆サインが欲しいって内容。お悩みというのも心苦しいのだが、果たして当日紹介されるだろうか?
のっけから紀州のドン・ファンのネタで大盛り上がりとなって、イベント前に下北の晩杯屋で軽くひっかけてきてイイ感じで酔っ払ってたことも手伝って、我々夫婦も終始、ドッカンドッカン爆笑の連続。やはり楽しいイベントだった。
ただ心配だったのが、例の「Hagex」こと岡本顕一郎さんが理不尽にも基地外に刺殺された事件からわずか数日しか経っておらず、岡本さんとも面識があり、色んな意味で今回の事件にはショックを受けられていた中川さん、本来ならこういったイベントに出演するのは気が重かっただろうな、ってコト。
なんとなくだけど、中川さんもちょっと元気がないように見受けられた。
今回の事件、有吉弘行さんの名言「 ブレイクするっていうのはバカに見つかるってこと」そのもの。かつての村崎百郎さんと同様、メディアで多少過激な発言を行っても、通常の人間なら洒落と受け止めるのだが、たまに真性のバカ(というか基地外)から想定をはるかに超えるような攻撃をくらってしまうという。
村崎百郎さんが無念の死を遂げてから既に9年も経っているのに、未だにこんな事件が起きるのだ。まさに中川さんの名著『ウェブはバカと暇人のもの』そのものだよな、とつくづく思う。
イベント中、中川さんのビールを飲まれるピッチも普段よりも早い気がした。
また今回イベント後に初めて知ったのだが、前回と今回のイベント進行をされた人、てっきり本屋B&Bのスタッフの方だと思っていたが違うようで、紐野義貴さんというフリーライターの人でした。
なんで本屋さんのスタッフが、こんなにトークが上手いのかちょっと疑問だったんだけど、それで納得。
なお紐野さんだが、出身が石川県金沢市だということで我々夫婦と同郷だよ。これから応援しないと!
さてオレの図々しい悩み相談メールだが、無事に取り上げて頂いた。
富山の名ライターであるピストン藤井さんに、中川さんのサインを捏造してもらうほど中川さんのサインが欲しい!という気持ちが、中川さんに何とか通じたようだ。
ピストン藤井さんに書いて頂いた捏造サインの画像も抜かりなくメールに添付するという念の入れようで、この邪な作戦が功を奏した。
イベント中、おそらくこのピストン藤井さんの捏造サインの画像を見られて、中川さんにはかなり喜んで頂いたように見受けられた。
・・・ということで、イベント後に念願の中川さんの直筆サインを頂いたぞ!
数ある中川さん著作のなかでも思わず泣けてしまったほどの感動作、『夢、死ね!』に、放送禁止っぽいイラストまで描いて頂いたぞ!
感無量。この場を借りて、ピストン藤井さんに改めて感謝の意をお伝えしたい。
しかも昨日、中川さんにツイッターでフォローまでして頂いたという幸運!
オレの人生もやっと、上昇気流に乗ってきたようだ。
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