okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『ザ・プレデター』 感想

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『エイリアンVSプレデター』という映画が製作される、と聞いたときはさすがに驚いた。
エイリアンもプレデターも、名作SF映画のあまりにも有名なクリーチャーだ。
それを、「キングコング対ゴジラ」みたいに軽い感じでヴァーサスさせちゃって、ハリウッド映画のネタ切れもついにここまできたか・・・と思ってしまったが、劇場で観た作品の出来は思った以上に素晴らしかった。

特に、本来はプレデターの単なる狩りの対象である人間との共闘シーンなどはドラマとしても胸アツで、タイトルからのバカらしい印象とは全く別物のちゃんとした作品。
さすがポール・W・S・アンダーソン監督!と思ったものだ。

 

その後に製作された『プレデターズ』も、バカバカしいストーリーながらもそれなりに楽しめたので、プレデター映画、自分的にはなかなか侮れないシリーズなのだ。

 

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そして、本作。

なんと監督のシェーン・ブラックは、記念すべき1作目『プレデター』で、一番最初にプレデターに殺された特殊部隊員ホーキンスを演じた人らしい。
(『アイアンマン3』の監督を務めた人でもある)

内容としては1作目の続編であるらしいが、いったいどんな作品に仕上がっているんだろうか。

 

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ストーリーは・・・まぁ、いいか。
つまらんかった。

 

若かりし頃のメル・ギブソン似の主人公と愉快な仲間たち、主人公の息子や女性科学者なんかが、プレデターと緊張感のない闘いを繰り広げるユルい作品。
『アイアンマン3』もしょーもない映画だったけど、この作品よりはマシだったので一番の戦犯はやっぱ脚本か。
都合のいいストーリー展開、どっかで観たことがあるシーン、よくわからない演出って、やっぱ監督もアカンのか。

 

「プレデター」って、一見バカっぽいコンテンツでいかにもB級映画だけど、今までの作品はそれなりに楽しめた。
なんだかんだ言っても優良コンテンツだったのに、こうあからさまに、限りなくD級に近いB級感で攻められると、「お、おう・・」って言うしかなくなるな。

 

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