5月1日、東京都美術館で開催されている『クリムト展 ウィーンと日本1900』に行ってきた。
ゴールデンウィーク中なのでさぞや混んでいるかと覚悟して行ったが、待ち時間は10分程度、館内の混みも思ったほどではなかった。
やはりゴールデンウイーク中の都内は比較的、通常の休日よりも人が少ないような。みんな行楽に行ってるのかな。
今回は早めにオンラインチケットまで事前購入して、気合を入れてやって来たのだが、ただ展示内容については期待したほどではなく、ちょっと拍子抜けしてしまった。
ポスターのビジュアルにもなっている『ユディトI』を鑑賞できたのは良かったのだが・・・
クリムトと言えば官能的な女性の絵画でしょうに。
『アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I』
『接吻』
『ダナエ』
『死と生』
習作とか他の作家の作品が多かったけど、上記4作品がないクリムト展なんて、ミーハーな自分にはちょっと物足りなかったというのが正直な感想。
ということで、こんな展示作品では図録など不要、ミュージアムショップからも早々に退散しようとしていたら、上品そうな男性のショップ販売員の方が、クリムト本人のフィギュアを激推ししてきた。
「クリムト本人のフィギュアを販売しているのは世界でもここだけ。まさに限定品!」
「こんなのが売れるのか?と思っていたらまさかのバカ売れ!」
「製造工程がハンパなく細かく(と言ってスマホで製造過程の画像を提示)、この値段でこのクオリティはありえない!」
ここまで言われたら、「お、おう…」となって購入せざるを得なかった。
世界の著名画家の中でも群を抜いてアレな風貌のクリムト。こちらの画像なんて、どうみても近所の変質者。
自宅の教室でいつもiMacで色々な絵を見せているのだけれど、今日はおばさまたちにクリムトの絵を見せつつ、この写真を見せたら、クリムトのイメージが一気に崩れた、絵と違いすぎる、犯罪者みたい、もっと美しい人だと思ってたのにショック等々、さんざんだった。 pic.twitter.com/ccjku960Mb
— Yudai Deguchi (@nas740) 2019年4月18日
しかしミュージアムショップで、作品ではなくアーティスト自身のフィギュアしか購入しなかったってどうよ?
昨年、同じ東京都美術館で鑑賞した藤田嗣治展は、作品自体も素晴らしかったんだけどな・・・

- アーティスト: V.A.,小川里美,シュターツカペレ・ベルリン,ライプツィヒ放送交響楽団,ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団,セシル・ウーセ,青木美樹,シュターツカペレ・ドレスデン,アルマ・マーラー,グスタフ・マーラー,ドビュッシー,J.シュトラウスII,ウェーベルン,ブルックナー,ラヴェル,オトマール・スウィトナー,ヘルベルト・ケーゲル,アルフレッド・エシュヴェ,ヘルベルト・ブロムシュテット
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