okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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『テネット』(2回目) 感想

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先週に引き続き、またも『テネット』を観てきた。

 

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初回鑑賞時、あまりにストーリーがわからなさ過ぎたので、パンフレットや作品解説サイトなどを読み漁って、ようやく作品のアウトラインがボンヤリながらわかってきた。そうなると、すぐにでも劇場で確認せずにはおれず、人生初、2週続けて同じ映画を劇場鑑賞するという事態になってしまった。

なお今回はせっかくなので、都内でも最大級のスクリーンを誇る、池袋はグランドシネマサンシャインのIMAX/GTテクノロジーにて鑑賞することに。

 

しかしこちらの映画館、上映日2日前からオンラインにてチケット予約が可能なんだけど(夜中0時より・・)、サーバーが貧弱なためか、人気作の座席争奪戦は熾烈を極めるとのことだ。

そして案の定、予約画面にアクセスするまで15分以上かかって、やっとのこと座席予約をすることができた。もちろん、お気に入りの座席位置(後方、スクリーン中央の座席)なんて望むべくもなく・・

しかし苦労して予約した甲斐あって、池袋グランドシネマサンシャイン、想像以上に素敵な映画館だった。

 

館内はものすごく綺麗で、各階には映画の小物がディスプレイされ、エスカレーター脇にはたくさんの映画ポスターが貼られている。まるで映画のテーマパークのような施設で、映画ファンにはたまらない劇場。

しかもIMAX/GTテクノロジーのフロアは下界を見渡せる最上階で、いやでもテンションが上がってしまう。

 

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もちろんスクリーンもデカい!

 

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ということで、本作には最適な環境での鑑賞2回目。

 

前回は、「時間を逆行する」がテーマの作品である、くらいの情報しか得ずに観てしまったため、ストーリーはもちろん、登場人物の相関や背景、そもそも誰と誰が何のために争っているのかすら把握できずに映画が終了してしまった。

特に難解だったのが、「順行」と「逆行」が同時展開しながら繰り広げられるアクションシーンやカーチェイスシーンで、「順行」する登場人物と「逆行」する登場人物が同じ空間に入れ乱れて、しまいには「逆行」している人間がさらに「逆行」したりと、もう何がどうなっているのやら、さっぱり理解できず混乱しまくり。

なので鑑賞後、パンフや第三者の解説サイトなどを読むことで、ようやく物語の時系列や登場人物の役割や背景、作品に登場するアイテムや設定などは(ザックリではあるが)把握することはできた。

(・・とは言っても、クリストファー・ノーラン監督自身が公式に解説したテキストなんて現時点ではないため、あくまで第三者の推察でしかない解説。解釈が誤っている可能性は十分あるけど。)

 

そして、アウトラインを理解したうえで改めて鑑賞してみると、当たり前だが初回よりも格段にストーリーがわかるようになった。登場人物がなんでこんな行動をしたのか、この時の登場人物の表情にはこんな意味があったのか、など。普通の映画では初見でわかることが、繰り返し鑑賞することで少しずつ理解できていく過程が、意外とうれしかったりする。

それでもやはり、「順行」と「逆行」が複雑に入り混じるカーチェイスシーンなどは、未だに理解できないままであり、なにより劇中に散りばめられている物理学用語、物理現象が、実際の映像にどのように落とし込まれているのかは、永遠にわかりそうにない。

 

・・とりあえず、今の段階で表層的に理解できたことは、作中に出てくる、未来から届いたという回転式の装置は、くぐると時間が逆行するワケではなく、「順行」している人間(もしくはモノ)がくぐったら「反物質」となるため、時間が逆に進む=「逆行」する(反物質は時間の進み方が逆になるらしい)。例えば9日前の過去に戻りたい場合は、装置をくぐって「逆行した反物質人間」となった状態のまま、呼吸ができなくなるので酸素マスクを装着し、9日間じっと過ごして、改めて装置をくぐって「順行したフツーの人間」になり、晴れて9日前に通常の状態で戻ることができる。(・・のではないか?と勝手に理解している)

なお、「逆行」している「反物質」人間が「順行」している本人(物質)と生身で直接接触すると、「対消滅」が発生して消滅してしまう。

また「反物質」になったのがモノ(劇中では弾丸など)の場合、「順行」では「エントロピーが増大」するが、「逆行」しているので「エントロピーが減少」した状態となり、拳銃から発射され着弾した初期状態から、発射される前のマガジンに収まった状態に戻ってしまう。なお「逆行」した人間が再度装置をくぐると、「対生成」によって「逆行」した「反物質人間」と「順行」した「フツーの人間」が同時に現れるように見える??? ・・・やっぱりようわからんな・・

 

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・・・しかし、ここまで説明がない作品も珍しい。人によっては「あまりに説明がなさ過ぎて、観客を置いてきぼりにしている!」と憤慨しており、確かにその感想は正しいんだけど、逆に言うと、製作者が観客にわかりやすい映画を作る義務はないし、本作に関しては、わかりにくくてもそれなりに楽しめてしまって、しかもわかってくるとなお楽しい、という要素があって、複数回の鑑賞にも耐えられる稀有な作品だと思うんだけど。というか今時、こんなワケのわからないオリジナルストーリーを莫大なバジェットで製作できるなんて、ハリウッド映画もまだまだ懐が深いな。

 

なお本作は、ノーラン監督の「逆行する世界」を描きたい、という設定ありきで、後付けでストーリーが作られている感じなので、登場人物の掘り下げがそれほど深くないし、特に敵役セイターと妻キャットとの夫婦関係がステレオタイプな描かれ方だったり、ストーリーとしてはそれほど深みはないと感じる。しかしそれでも、「時間の逆行」という難しいプロットがスパイ映画になぞらえた、派手なエンターテインメント作品に仕上がっているので、十二分に楽しめてしまった。

でも、まだまだ理屈がわかってないシーンもあるので、これはもう1回行くべきか・・・

 

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