okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

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『テネット』(3回目) 感想

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半ばヤケクソ気味の3テネット目! 3週連続テネットだ!

 

今回はTOHOシネマズ日比谷のIMAXにて鑑賞。

2度の鑑賞でストーリーや時系列はだいたい把握できたんだけど、やっぱりわからなかったのが、「順行」と「逆行」が入り混じるシーン。特に、後半のカーチェイスシーンからスタルスク12の最終決戦までの怒涛の展開において、各所に設置されている回転装置に誰がいつ、「逆行」で入ったのか「順行」で入ったのか、全てを把握しきれなかった。
なので今回の鑑賞目的は、回転装置に、誰がいつ、何の目的(逆行か順行か)で入るのかを、目を凝らして確認することだった。

なお作品内で確認できた回転装置だが、まずはオスロ空港内の保管庫内、エストニアの首都タリンの倉庫内、母艦マグネ・ヴァイキング内、スタルスク12の爆心地近くの4か所だったと記憶しており、いずれも赤(順行)と青(逆行)の2つの入り口があったと思うのだけど、やはり今回も、誰がどのように回転装置に入ってどうなったか、全てを見通せなかった、というのが正直なところ・・

あと疑問に思ったのは、青の扉を抜けて逆行したあと、同じ場所で赤の扉を抜ければ、移動することなく逆行から順行に戻れると思うのだが、なぜ、タリン倉庫内で逆行になった3人(主役、ニール、キャット)が、順行に戻るためにわざわざオスロ空港の保管庫内まで行く必要があったんだろうか・・
あと、逆行チームと順行チームの「挟撃作戦」を行う意味が、今回もよくわからなかった。
・・まぁ何百回観てもすべてのシーンが腹落ちできるとは、到底思えない作品ではあるけど・・

 

それにしても、3週連続で同じ映画を劇場に観に行ったことはさすがになかったが、なぜこの作品をそれほどまで繰り返し観たいと思ったんだろうか。
単にわかりにくいだけの映画だったら、理解しようと努めず2度と観ないだろうし、観たとしても時間を置いて鑑賞すると思うのだが、ここまで短期間に同じ作品を観たいと思うのは、やはり作品に魅力があるからなんだろう。
ストーリーが意外とシンプルで、小難しいのは「逆行」という設定だけであること、何といっても、テンポが良くてアクションの切れがいいので、ものすごく「外連味(けれんみ)」を感じる作品だと思った。本作は巷間言われているように、ノーラン監督が大好きだったという昔の「007」シリーズのオマージュ作だと思うのだけど、単なる「007」の焼き直しではなく、そこに物理学や量子力学の小難しいエッセンスを加えることで、ものすごく現代的で、かつ革命的な映像体験ができる作品になったことが魅力の理由だろう。
・・というかそもそも、未だに「007」シリーズの新作が作られるのが不思議だ。日本で未だに演歌やプロ野球をテレビで放送するのと同じで、オールド世代向けの時代遅れ感がプンプンする。だいたい今時、スパイのオッサンが、武器にもなる万年筆や機関銃をぶっ放す自動車などの秘密兵器を操りながら、雪山でスキーしたり高所からダイビングしながら肉体派のスパイ行為を行うなんて、もはやギャグでしかないと思うんだけど。
典型的なスパイ映画でありながら、ポップでコメディ要素も加味した『キングスマン』などは現代的なスパイ映画として楽しめるが、『テネット』も同様、ベースはコッテコテの007映画でありながら、小難しい設定とそれの説明が皆無であるという観客への愛想の悪さが、逆に惹きつけられる要素になっている。

 

・・ということで、とりあえず劇場鑑賞は3テネットまでにしようと思うが、とにかく不思議な映画で、不思議な体験をした。ノーラン監督の公式なストーリーの詳細解説を早く読んでみたい。

 

 

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