東京芸大出身という異色の女流漫画家である林田球先生のダークファンタジー『ドロヘドロ』より、魔法使いと人間のハーフで掃除屋(殺し屋)の心、アニメバージョン。
実は『ドロヘドロ』を知ったのはつい最近で、原作コミックもまだ4巻までしか読んでいない。(1巻が高額のため大人買いできず、『鬼滅の刃』といっしょに毎月1冊づつ購入するようにしている・・)
アニメ版も1話しか視聴できなかったのだが、この作品、とにかく魅力的なんである。
内蔵ぶちまけ人体損壊のゴア表現が多いが、登場人物がほのぼのしたキャラクターばかりなので、なぜかほっこりしてしまう一風変わった作品であり、林田球先生の独特な作画がとてもアーティスティックな稀有なコミックでもある。
threezeroらしく付属品も少ない(フィギュア・スタンドすら付属しない)が、シンプルでいい。
それでいい。
それにしてもthreezero、商品化するキャラクターのセレクトだけは本当に秀逸。
threezeroが原作版のカイマンと心のフィギュアを販売していた当時は『ドロヘドロ』を知らなかったので、なんて悪趣味なキャラクターをフィギュア化したんだろうと見向きもしなかったが、この作品にトリコ仕掛けの明け暮れとなってしまった現在では、購入せずにはおれない・・・それが……ドロヘドロ!
なお、主役であるカイマンのアニメバージョンも既に予約済みだが、次のthreezeroの『ドロヘドロ』からのフィギュア化キャラクターは、なんと恵比寿だという!
『ドロヘドロ』の中でも狂った感が断トツのキャラでフィギュア化はうれしい限りだが、・・・でもまずはニカイドウで、次に能井、藤田は置いといて恵比寿はその次でいいんじゃないか??このワケのわからない商品化のポリシー・・・それが……threezero!