okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『マッドマックス』 感想

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昨年2020年12月に死去されたヒュー・キース・バーンの追悼企画として、彼が出演した『マッドストーン』、『マッドマックス』、『マッドマックスFR』の3作を順次上映している立川シネマシティにて、記念すべき1作目『マッドマックス』を観てきた。

 

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ていうか、2019年にヒュー・キース・バーンがシネマシティで舞台挨拶してたんだ!そりゃ追悼上映するよね・・

 

ccnews.cinemacity.co.jp

 

実は1作目が日本初公開された当時(1979年)はまったく知らなくて、大ヒットした『マッドマックス2』を観て初めて1作目の存在を知ったくらいで、どうしても2作目と比べるとかすみがちな作品ではあるが、改めて大スクリーン&極音で鑑賞すると、やはり不朽の名作であると実感する。

とにかく『マッドマックス2』はあらゆる意味で斬新で、荒廃した砂漠を舞台に、前作とは打って変わってボロボロの革ジャンスタイルにふてぶてしい顔つきになったメル・ギブソン、ボロボロになったインターセプター、より凶悪かつファンキーになった敵の暴走族など、前作の10倍の製作費をかけて徹底的に特異な世界観を作り上げた続編に、当時は誰もが衝撃を受けたと思う。とにかく革新的で凄い作品だった。

 

しかし1作目もやはり名作で、デビュー間もないメル・ギブソンは、まるで「きれいなジャイアン」みたいな美青年だがヴァイオレンス・シーンもハマっており、他の登場人物もすべてキャラが立っている。敵の暴走族も、ヒュー・キース・バーン演じるトーカッター始め全員がいい感じに狂っていて、今観ても外連味満点の作品である。演出もわかりやすく脚本も切れがいいので、何度でも観たくなる。
こんな作品を観ると、製作費が少なくてもアイデアと工夫とテクニック次第で映画ってこれほど素晴らしくなるんだな、なんて感じてしまう。とても70年代の作品、40年も前の作品とは思えないほどクオリティ高い。

 

okureje.hatenablog.com

 

劇中、マックスの妻ジェシーの印象的なセリフがあるけど、
”Crazy'bout”(あなたに夢中)

我々世代のオッサンはみんな、MAD MAX に夢中なんだよねー

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