okurejeの日記

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『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』 感想

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本作、DCEU(DCエクステンデッド・ユニバース)の10作目の作品になるそうだが、とにかくDCEU作品はどれもこれも子供だましのダメ作品ばかりで、今どきのスーパーヒーロー映画を製作するにはあまりにもセンスが無さ過ぎると言わざるを得ない。


とりわけDCEU3作目の初代『スーサイド・スクワッド』は、 ハーレイ・クインのビジュアルしか見るところがない目も当てられないウンコみたいな作品で、劇場まで観に行ったけどあまりの酷さに頭を抱えてしまったが、この駄作を無かったことにして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でウハウハ乗りに乗っているジェームズ・ガン監督にメガホンを取らせてリブートさせるっていうのは、DCEUも思い切ったことしたもんだ・・・

 


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さて、奇才ジェームズ・ガン監督のリブート版スーサイド・スクワッドだが、のっけからグロい殺戮シーンから始まって、古巣のトロマ・エンターテインメントでは当たり前だけど、ディズニーのマーベル作品では撮りえない人体損壊シーン満載(観るに堪えないほどではない)で、ワクワクするオープニングになっている。
・・てか、そもそも、オリジナルの原作を知らないのだが、スーサイド・スクワッドの主役ヴィランの面々はことごとくビジュアルがダサくて、前作も酷かったが今作は輪をかけてダサいヒーローばっかりで(ただのサメとか・・)、こんな登場人物で作品が成り立つのか心配だったけど、そこらへんはガース・エニスの『ザ・ボーイズ』っぽくて問題なかった。(つかAmaonも最初から『ザ・ボーイズ』実写ドラマ版をジェームズ・ガン監督に関わってもらったらあんな酷いドラマにはならなかったのではないか?)

 

とにかくビジュアル的にも能力的にも魅力の薄いスーパー・ヴィラン達を主役に据えて、悪役もドッチラケな面々ばかり、ストーリーもバカバカしい映画なのに、これだけちゃんと観れる作品に仕上げているのは、やはりジェームズ・ガン監督の手腕ありきなんだとつくづく思った。製作費はかかっているけど、作る人の感性がなければいくら金をかけても駄作しか生まれない。

 

それにしても、奥浩哉先生も仰ってたけど、ハーレイ・クインだけは1作目だけでいいな・・・

  

 
マーゴット・ロビーは名俳優だけれども・・

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