okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『トップガン マーヴェリック』2回目 感想

 

『トップガン マーヴェリック』、もう1回くらいIMAXで鑑賞したいなと思ったが、さすがに初公開日から2か月近くも経つと、正午から夕方までの自分たちが行き易い時間帯で上映している劇場はなかなか無い。それでも都内で探したら、「T・ジョイPRINCE品川」という劇場が適当な時間で上映していたので、初めて行ってみることに。

 

「T・ジョイPRINCE品川」の「T・ジョイ」って、東映と東急がジョイントしたって意味のネーミングらしい。
・・っていうか、品川には過去に仕事で2年くらい通勤してたし、ビジネス目的で品川プリンスホテルにも何度か宿泊したこともあったけど、完全にビジネスの町って認識だった(新橋みたいな)ので、品川に映画館があったとは知らなかった。しかも品川プリンスホテル内に。

品川プリンス内なので、もちろん品川駅からは近いんだけど、あいにくの雨降りだったので、第一京浜を横断してからウィング高輪を通ってグニャグニャ行く途中、屋根がないところが多いので意外と遠く感じる。しかもIMAXシアターが、チケットカウンターがあるシアターとは別棟(しかも6F)になっているので、なかなか大変だった。
さらにIMAXシアターは入り口から劇場の入場口までの導線が細長い一本道で、入場するのもなかなか一苦労。シアター内自体は、IMAXスクリーンと座席が近いのでそれなりに迫力があって快適に鑑賞できるのだけど、通路の導線の細さゆえか、売店でポップコーンやドリンクを買うのに手間取って、本編が始まってから入場してくる人が多く散見された。さらに終劇後、退場時の通路出口がシアター外になるので、シアター内のトイレに行くには半券で再入場が必要らしく、なんだか色んな意味で微妙な劇場だな・・と感じた。
割引サービスも充実してるし、IMAXシアター自体は悪くないので、どちらかというといい映画館だとは思うんだけど、品川というロケーションも自宅から近くはないので、頻繁に赴くことはなさそう。でも、とても気になる映画館ではあった。また行きたい。

 

・・しかし、自分のように真剣に劇場での映画鑑賞を楽しみたい人たちは、モノを食いながらの鑑賞なんて気が散るので考えられないし、大量のコーラやビールで膀胱を膨らませるのも得策ではないと考えているのだが、バケツみたいなポップコーンとLLサイズのコーラを持って劇場が暗くなってから、下手したら本編が始まってから入場してくるような客のほうが、むしろ映画館を支えているのだと思うと(劇場主からすれば、利益率が超高いポップコーンを買ってくれるほうが助かる)、映画が終わって座席下に大量にばらまかれたポップコーンを黙って掃除してくれるスタッフと共に、割を食うしかないんだろう、と改めて思ってしまった。

 

・・あ、肝心の『トップガン マーヴェリック』2回目の感想だけど、いかにも取って付けたようなジェニファー・コネリーとの薄っぺらいロマンスや、トムがあわや殺されそうになる絶体絶命の場面に2回も仲間が助けてくれるというお約束の展開など、普通の映画ならアホらしくて観る気が失せるような設定も、素晴らしいドッグファイトのシーンとスーパースターの威光のお陰で、完全に吹き飛ばされてしまい、再鑑賞後も大いなる満足感に包まれてしまった。
さすがビッグ・バジェット作品であり、そして、トムの人徳のなせる業よ。

 

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