okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』 感想

 

本作の一番の失敗はメインヴィランの魅力の無さではないだろうか。

 

 

今回の敵であるネイモア(サブマリナー)って、マーベルでも初期のキャラクターで、初登場はなんと1939年(昭和14年)だって!
第二次世界大戦が勃発した年からの年季の入ったマーベルヒーローらしいが、日本ではあまり馴染みもなく当然知らなかったが、なにこのダサさ!足首の小さな羽がなんとも・・なんか、昭和の御代に流行ったムキムキマンを思い出してしまった・・

 

 

そもそもネイモアってマーベルコミックでは悪役ではなく、むしろヒーローとして登場していたキャラクターだそうだ。シリーズによってはヒーロー達と対立することもあり、今回のブラックパンサーでは主人公側と対立する立場で登場させられている。
そのせいか中途半端にいい人で描かれているため敵としての憎々しさが足らず、観ている側もイマイチ、主人公側とヴィランとの闘いにカタルシスを感じられなかった。

ただ、観る前から心配だった次世代のブラックパンサーを継ぐシュリ役のレティーシャ・ライトの華奢な体格だが、アクション演出が良かったので、小柄ながら、新生ブラックパンサーの戦闘シーンは迫力があり、次作で主役を張っても十分楽しめそう、と感じた。

 

 

お金がかかっているだけあって映像は素晴らしく、アクションシーンも爽快で、なにより現実のチャドウィック・ボーズマンの死去を物語上でもうまく昇華していたのは見事。また、最新テクノロジーを有する小国ではなく、本当の脅威は大国であるというテーマを、最大の大国であるアメリカが自己批判の精神で制作した作品であるのも素晴らしい。

ただ相対的にストーリーが暗くて冗長だったため、161分の上映時間は少し長く感じたのは正直なところ。
・・・それもこれも、すべてムキムキマンをヴィランに選んでしまったことが要因だと思った次第。

 

・・それにしてもラストのあのシーンは反則!あんなの、誰だって泣いてまうやろー!?

 

 

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