okurejeの日記

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『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 感想

 

ジェームズ・キャメロン監督と言えば、SF映画の金字塔『ターミネーター』シリーズや『エイリアン2』、『タイタニック』、『アバター』など、2000年代初頭までは「名作映画量産おじさん」として認知していた。
しかしここ最近、『アリータ: バトル・エンジェル』、『ターミネーター:ニュー・フェイト』など、満を持して製作総指揮として関わった作品はどれも残念なものばかりで、もはや自分的には、リドリー・スコット監督と同様、『昔は凄かったけど現代では単なるロートルおじさん』という認識。

・・なので本作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』についてもそれほど期待はしていなかったが、それでも壮大かつ斬新な1作目の続編ということで、少なくとも退屈はしないだろう。

 

さてストーリー。
前作で、人間からパンドラ星の先住民族であるナヴィの一員になったジェイク・サリーは、妻のネイティリとの間にもうけた3人の子供と、前作で亡くなったグレイス・オーガスティン博士の娘?である養女を家族とし、平和に暮らしていた。
・・しかし平和は長く続かなかった。
なんと地球人は再びパンドラに来襲。前回はパンドラの希少鉱物の採掘が目的だったが、今回は滅びゆく地球から脱出後の移住先として、侵略が目的という・・
しかも、その先兵としてやってきたのは、前回、ネイティリの矢で倒されたマイルズ・クオリッチ大佐のアバターだった!
ドント・ブリーズ!

・・そしてラスト。
ジェイクとのタイマンの死闘の末、海の底に沈んだクオリッチ大佐のアバターを助けたのが、クオリッチ大佐の息子?であるスパイダー少年だが・・(前作にそんな子供いたか??)、これって、続編でまたまたクオリッチ大佐と戦うってこと?!
ドント・ブリーズ!

 

・・要約すると、1作目ではジェイクと恋人のネイティリがクオリッチ大佐と雌雄を決する物語だったが、2作目では、ジェイクと妻のネイティリと子供たちの家族総出でクオリッチ大佐と雌雄を決する物語・・ってことで、続編である3作目でもおそらく、ジェイク一家とクオリッチ大佐と雌雄を決する物語になるに違いない。
なんとジェームズ・キャメロン監督は、アバター・シリーズを5部作まで作るつもりだそうだが・・・マジか・・・
ドント・ブリーズ!

 

しかし、192分という長尺で、今回は海族が出てきたけど、そういえば先日鑑賞した『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』も長尺で海族が出てきたな・・ さすがに本作はブラックパンサーの続編ほど「無駄に長い」作品というほどではなかったが、だからと言って特別面白い作品でもない。確かに映像は美麗で見応えがあり、登場人物の心理描写も長尺だけあって丁寧に表現されていたが、前作とあまり変わり映えせず意外性もないストーリーで、しかも前作に出てたか?っていう無理やりキャラクターも出てきて腑に落ちない点も多々あり。

・・というか、もう3作目は撮影済みだという・・
ドント・ブリーズ!

 

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ドント・ブリーズ (字幕版)

 

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