S.H.MonsterArts ゴジラ (1954) 70周年特別記念Ver.
昨年、再販され購入した、S.H.MonsterArts ゴジラ (1954)の70周年特別記念Ver.
当時の映画ポスターをイメージした彩色が施されており、メモリアル的な商品になっている。
・・てか、ゴジラの第1作が公開されてから70年も経ってるのか・・
ゴジラのS.H.MonsterArtsには珍しく付属品も豊富。
造形は通常版と同じだけど、彩色されていると、やはり別物に見える。
70周年特別記念Ver.というだけあって、プレミアムな感じ。
これが当時のポスターだそう。
なお初代ゴジラの着ぐるみが何色だったのかは、当時のスタッフの意見もまちまちで、実はハッキリしていないらしい。
GoogleのAIに聞いたら「真赤です!」と教えてくれたけど、さすがにそれは・・
実写では「白熱光」だが、ポスターの彩色にあわせてオレンジになった放射熱線エフェクト!
実は、初代ゴジラを初めて鑑賞したのが去年なんだけど(アマプラで)、ゴジラの造形を確認したくて今回、改めて鑑賞してみた(アマプラで)。
しかしテレビ画面でしかもモノクロということもあって視認性が悪く、やはりハッキリとした造形は確認できなかった。
スーツも撮影中、何種類も作られたり補修されたそうで、それらのデザインに統一性がなく(確かに、場面によってゴジラの顔が違って見えた)、かつアップが多く全身映像が殆どなかったので、ゴジラ自体の印象はあまり残らなかった。
まぁ古い作品なので、特撮映画として観るとさすがに稚拙だし、ドラマも現代の感覚で観るとテンポが悪く感じるが、反水爆というテーマ性がハッキリしており、名作として残る作品だな、とは改めて感じた。
ちなみに1954年には、『ゴジラ』と共に『七人の侍』も公開された凄い年で、『ゴジラ』で山根教授を演じた志村喬は、世界の映画史に残る名作に、同じ年に2本も出演しているのも凄い。
通常版との比較。
並べてみると、面白い。
あまりにも古い作品で、かつ撮影中も試行錯誤して製作されたスーツのため、実は映像的に統一フォーマットが存在しないという初代ゴジラのデザイン。
もはや体色すら判然としないという伝説の初代ゴジラを、ポスターの彩色でリアルフィギュア化した本商品。面白い。
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