
あの問題作『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが三度タッグを組んだ作品ということで、これは一筋縄ではいかない作品だろうと覚悟して観に行ったが、まぁ一筋縄ではいかない作品だった。
祖父や父親を殺し、母親も植物状態とし、ミツバチが原因不明で大量に失踪する現象である「CCD」(蜂群崩壊症候群)を引き起こしているのも、すべて宇宙人(アンドロメダ星人)によると認識しているテディと、従弟のドン。
2人は、来る月蝕の日に起こるという「Xデー」に備えて体を鍛え、そのキーとなるある人物を誘拐するための準備に余念がない。
そしてついに、テディがアンドロメダ星人だと確信する、女性カリスマCEOのミシェルを誘拐、監禁し、地球を守るためにアンドロメダ星人と交渉することをミシェルに要求する・・
この狂信的な誘拐犯テディを演じるのが、あの問題作『シビル・ウォー』で、不気味な“赤眼鏡の男”を演じたジェシー・プレモンス。彼が本当に素晴らしい。
よくこんなワケのわからない、得体の知れない男の役を演じられるものだ・・

そして相変わらず、エマ・ストーンの怪演ぶりに驚かされる。
・・まぁ『哀れなるものたち』ほどではないにしろ、バリカンで頭を坊主にされたりと、今作でも色々とやらされるが、メチャメチャな役柄ながら、説得力ある演技で観る人を唸らせる。
もうホント、エマ・ストーンとジェシー・プレモンスという名優どうしの演技力のぶつかり合いが凄い映画だった。
あと鑑賞後に知って驚いたのが、テディに従順な、少し知恵足らずなのかと思わせるような従弟のドンを演じたエイダン・デルビスが、実は映画初出演で演技も初めて、しかもリアルで自閉スペクトラム症の素人俳優だったということ。
彼がエマ・ストーンとジェシー・プレモンスの2大怪優に挟まれてキョトキョトする演技は、とても演技初心者とは思えなかったので、監督の演出力がバカみたいに優れているんだな・・と改めて実感。
なお本作のリメイク元となった韓国映画『地球を守れ!』、予告編を観たら、これは面白そう!
『ブゴニア』よりコメディ色は強そうだけど、オリジナルの男性CEOは、『ブゴニア』よりももっと酷い目にあってそうで怖い!
韓国映画も力があるなー!

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