アート
吉原遊郭にある遊郭専門書店、カストリ書房さんの現店舗が本年7月をもって閉店し、新店舗へ移転されるとのこと。 そのさよならイベントとして企画された、吉岡里奈さんの個展『カストリ名所十景』 に、最終日の昨日、伺ってきた。 今回の個展のテーマは、吉…
崗田屋愉一先生の貴重な原画展が開催されていた。 浅草公会堂の展示ホールにて、2023年4月3日から4月9日までという短期間。浅草公会堂に入るのも初めてだったが、思っていたより規模が大きい展示なのには驚いた。 崗田屋先生の美麗かつ粋な作画を、複製原画…
西八王子の「ギャラリーいちょうの木」にて、2022年12月17日(土)から〜12月25日(日)まで開催予定である、太田翔さんと川合喬太の二人展「不法地帯」展 に伺ってきた。 ichonokigallery.com 「ギャラリーいちょうの木」は、今年の2月にオープンしたばかり…
上野の森美術館にて、2022年11月22日(火)~2023年2月5日(日)まで開催予定の「兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」に。 本物の兵馬俑なんて見たことなくて、では是が非でも見たいか?と問われるとそれほどでも無いのだけど・・いい機会なので・・ 土曜…
東京ドームシティのGallery AaMo(ギャラリー アーモ)にて、2022年9月17日(土)~10月16日(日)の期間で開催されている、『ドロヘドロ原画展FINAL ~林田球の世界~』に。 林田球先生の異色作『ドロヘドロ』と、現在連載中の『大ダーク』(だいだーく)の原画や…
7月9日から7月18日まで開催されていた『ザ★アトランティス展』に。 3ヶ所のギャラリーで開催されていたが、今回伺った会場は、お馴染みの横浜中華街はギャラリーソコソコ。 アーティストであるマンタム氏と関係が深い方や師事されていた方の作品が展示されて…
TETSUO THE IRON MAN 'INDIGO IRON' クリエイターズ・ソフビなどを手掛ける「UNBOX INDUSTRIES(アンボックスインダストリーズ)」より、あの塚本晋也監督作『鉄男』モチーフのソフビが販売された。最初に販売された「黒鉄バージョン」は即完売したそうで、多…
吉岡里奈さんのイラスト展『幻の映画絵看板 卓上コレクション』に伺った。場所はお馴染みのカストリ書房さん。 カストリ書房さんでの吉岡さんの個展は今回で4回目になるが、昨年はコロナ禍の渦中のせいか開催されなかったので、こちらでの開催は久しぶりとな…
故・谷口ジロー先生の貴重な原画が大量に展示されている『描くひと 谷口ジロー展』 コロナ禍もあって世田谷文学館に訪れるのは、実に3年ぶりになるけど相変わらずロケーションも施設も、静謐で上品でいい感じ。 「静」のイメージである谷口ジロー先生の作品…
国立新美術館にて、2021年10月1日(金)〜12月19日(日) まで開催予定の「庵野秀明展」に行ってきた。 入場は事前予約制(日時指定券を事前にネット購入)で、土日は埋まっている時間帯も多くチケットを取るのも一苦労なのだけど、土曜日に行ったのだが、入場制…
遅ればせながら話題作『アメリカン・ユートピア』を観たのだが、コレ、ここ数年間観た映画の中でも出色の出来だと思った。 観るまでは正直、ふーん、デヴィッド・バーンのライブ映画か~。そして予告を観たらトーキング・ヘッズの楽曲だったので、あ~また『…
三鷹市美術ギャラリーで開催されている、諸星大二郎先生デビュー50周年を記念した豪華大展覧会『諸星大二郎展 異界への扉』に行ってきた。 mitaka-sportsandculture.or.jp ただ諸星先生の原画展といえば、4年前に銀座のスパンアートギャラリーには伺ったが、…
2019年11月に初の個展が開催されたカストリ書房ギャラリーで、2度目となる徒花ブルームさんの個展『愛の小部屋』展に行ってきました 昨年の個展にはコロナ禍真っ只中で伺えなかったので、約1年8か月ぶりに徒花ブルームさんにお会いできて感激。相変わらずの…
日本初のオリジナルブッダマシーン 電子念仏機「天界」! www.buddha-machine.org ブッダマシーン(電子念仏機)を輸入販売されている「光と音のハオハオハオ」さん(以下、ハオハオハオさん)が、なんとオリジナルの和製ブッダマシーンを制作、販売されたと…
吉岡里奈さんのイラスト展『㊙︎茶封筒コレクション』に伺った。場所はお馴染みのカストリ書房さん。 今回は、昭和30年頃まで繁華街や温泉街などでひっそりと売られていたという、茶封筒に入ったエロ写真がテーマだという。 さすがに世代が違うので、茶封筒エ…
10月3日から10月12日まで開催されていた、太田翔さんと川合喬太さんの二人展『めろめろ迷路』に。 場所は横浜中華街のギャラリーソコソコ。 今年初の横浜中華街となってしまったが、新型コロナ禍の影響をモロに受けた中華街の人出はまだ戻りきっていないよう…
浅草橋にある Art Lab TOKYO(アートラボ・トーキョー)にて、先月の8月29日(土)まで開催されていた中尾変さんの個展、「菌区の猥褻」に伺った。 思えば、ギャラリーでの鑑賞は今年に入って初めて。コロナ禍で何かと行動が制限される昨今なので、久しぶり…
お馴染みのカストリ書房さんで11月2日から11月10日まで開催されている、イラストレーターの徒花ブルームさんの初個展に伺った。 イラストレーターの吉岡里奈さんがSNSで絶賛されており、初めて徒花ブルームさんの作品をネット上で拝見したのだが、たしかに一…
ちょうど昨年10月に開催された牧田恵実さんとの二人展『ブレイクイク初夜』から1年。川合喬太さん初の個展『強化脳髄人間の覚醒』に、最終日ギリギリに訪れた。 場所は同じく、横浜中華街のギャラリーソコソコ。横浜中華街は、前々日に猛威を振るった台風19…
有楽町は東京交通会館B1のゴールドサロンで8月8日から8月17日まで開催されていた「幻獣神話展Ⅵ」、最終日ギリギリに滑り込みで行ってきた。 最終日のためか、会場内は立錐の余地もないほどの混雑ぶり。 今回で6回目の開催となる本展だが、無料にも関わらず毎…
奥井喜美直さんの「アマダイ」という絵画作品。魚のような人間のような妖精のような、この不思議な絵に惹かれた。 シャガール作品のような、なんとも幻想的でキャッチャーな絵画。作者がハンセン病回復者であるという情報よりも、単純にこの絵に魅せられて、…
先日の吉岡里奈さんの個展「民芸と風俗」で購入した絵画が届いたので、新宿は世界堂さんで額装をお願いした。 今までは、わざわざ神保町の画材屋まで行ってたんだけど、なんだ、新宿には世界堂があるじゃないか!フロアも広くて商品も豊富、店員さんも的確に…
巡(めぐる)さんの3回目の個展『御法度』へ。 場所はお馴染みの板橋のカフェ百日紅(ひゃくじつこう)さん。 今年は梅雨らしい梅雨で連日、気鬱になりそうな雨天だったが、当日は久しぶりの晴天。間隙を縫うかのように百日紅さんに伺った。 店内は多くのお…
民芸品とお色気をテーマにしたという吉岡里奈さんの個展「民芸と風俗」に伺った。 場所はお馴染みのカストリ書房さん。 吉岡さんの個展は昨年の『人生はお祭りダァ!』以来なので約1年ぶり。 個展初日の当日(5月25日)は、5月だというのに都内は夏か!と言わ…
東京ドームシティの「Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)」で開催されている、『櫛野展正のアウトサイド・ジャパン展』に行ってきた。 実は、「アウトサイダー・アート」なるものが何かも知らなかった。 アートに「インサイド」も「アウトサイド」もなく、単…
5月1日、東京都美術館で開催されている『クリムト展 ウィーンと日本1900』に行ってきた。 ゴールデンウィーク中なのでさぞや混んでいるかと覚悟して行ったが、待ち時間は10分程度、館内の混みも思ったほどではなかった。 やはりゴールデンウイーク中の都内は…
昨年の9月に宇都宮の悠日カフェで開催された「ラスプーチンとBol'sheviki」展のDVDが販売されたということで、購入するために上野新春の青空骨董市に伺った。 寒くはあるが穏やかな晴天ということもあって、沢山のお客さんで賑わっていた。 こちらの骨董市は…
塙興子さんに無理を言って、この素晴らしい細密自画像のポストカードを購入させて頂いた。 ご丁寧に一筆添えて頂いたのだが、とても達筆、味のある筆致。カードもおまけに付けて頂けて。 塙さんご自身が「もうこんな作品は二度と描けない」と仰るほど、緻密…
中尾変さんの個展『ヘンギロッポンヘン展』に、最終日ギリギリに駆け込みで。 場所はアーポンギ(現在ではベッド・インのお二人しか使わない業界用語)の小さなアートギャラリー、「Roppongi Galleria(六本木ガレリア)」 わかりにくい場所だとは思って来た…
師走。12月29日。慌ただしいなか、塙興子さんの作品を鑑賞したくて板橋はカフェ百日紅へ。 塙興子さんを知ったのは、もともと百日紅さんのツイッターにて。 ネット上で初めて観た塙さんの細密画作品『無明に捧ぐ』、最初はちょっとグロい印象だったが、観る…