国立新美術館にて、2021年10月1日(金)〜12月19日(日) まで開催予定の「庵野秀明展」に行ってきた。
入場は事前予約制(日時指定券を事前にネット購入)で、土日は埋まっている時間帯も多くチケットを取るのも一苦労なのだけど、土曜日に行ったのだが、入場制限のおかげでほどよい混み具合で、鑑賞するのもそれほど苦痛にならなかった。
仮面ライダーに扮した若き日の庵野カントクの、この屈託のない笑顔が素晴らしい!
展示作品の多くが撮影OKなので驚いた。カントクの太っ腹なことよ!
のっけから、カントクが収集した特撮の資料が所狭しと陳列されている!
実際に撮影で使用されたプロップなども多そうだが、これだけのモノを収集するのにはかなりの費用がかかっただろうな・・
このスペクトルマンの高速回転シーン用の人形はオリジナルのようだけど、相当貴重なモノだろう。
功成り名遂げた普通のお金持ちは、高額なアート作品を買ったりフェラーリ買ったり、有名人と浮名を流したりロケット乗ったり、果ては貧乏人にお金バラまいたりなどでお金を使うが、正しい人(功成り名遂げた筋金入りのオタク)のお金の使い方、本当に正しい!尊い!
カントク若かりし頃の映像作品などもモニターで観ることができるのだが、高校時代の8ミリ作品『ナカムライダー』はマジで面白かった。
自主制作作品の『ウルトラマン』もクオリティが高かったが、何と言っても会場の大スクリーンでリピート放映されている『DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン』は、圧巻。
てか、メディコムでカントクのフィギュアが販売されてたとは知らなかった!これは欲しい!
庵野カントクといえば『新世紀エヴァンゲリオン』なので関連展示は一番の人だかりだったが、特に興味がなかったので適当に流して、お楽しみの実写作品の展示に。
『シン・ゴジラ』はここ何年かで観た邦画のなかでも、自分的には1、2位を争うほどの傑作!まさかゴジラが形態変化しながら巨大化するとは思いもよらず
最終形態はなんと人間態になるなんて発想、よっぽどの天才でないと無理。
S.H.モンスターアーツでなんで第5形態を販売してくれないんだ!
『シン・ウルトラマン』、いつになったら公開されるんだろう・・
『シン・仮面ライダー』、公開予定は2023年3月なのか!まだ1年以上ある・・
新作の公開がこんなに待たれるクリエイターなんてなかなかいない。
庵野カントク、まさに日本の宝なので、これかも健康に気を付けて次々と作品を作り続けて欲しい!