NHK BSプレミアムで放送された庵野カントクのドキュメンタリー、未見だけど、カントク君の超が付くようなパワハラぶりがネットで超話題になっているなか、2回目の鑑賞。
・・てか、ヤフコメが殆どカントク君の超批判。どんだけ惨い現場だったんだ・・・
しかし、色々と落ち着いて観れた2回目もしっかり面白かった。
やっぱり良いのが、柄本佑の一文字隼人。仮面ライダー第2号。
生真面目な本郷猛と対照的にカラッとしたキャラクターで、暗くなりがちな本作にメリハリを与えくれる。
考えてみたら名優の2世なのにこの人のドラマも映画も殆ど観たことがないにも関わらず、(演技については)あんまり心配してなかったけど、いい感じの2号ライダーを演じてくれて、とても良かった。
特にいいのが緑川ルリ子に洗脳を解かれるシーン。
石森先生のマンガ版では、当初、一文字隼人はショッカーライダーの一員で本郷ライダーの敵だったが、頭部に銃弾を受けたショックで正気に戻るという設定だった。でも、昭和ではそれで良くても現代では安易過ぎるシチュエーション。それを、緑川ルリ子の「パリハライズ」?による精神ハッキングによってショッカーからの洗脳がブレインウォッシュされるという設定は現代的で良い。
そして洗脳解除時、悲しみ記憶の洪水に襲われ、とめどなく涙を流す一文字の首に、緑川ルリ子が赤いマフラーを巻くシーンは、何度観ても思わずホロリとさせられる。
こんな演出できるのって、やはり庵野カントクならではなんだろう。
現場は超超大変だったろうけど・・・
しかし!
改めて観ても超キモかったのは、やっぱりコウモリオーグのシーン。
浜辺美波ちゃんに「ところがぎっちょん」なんて寒すぎる死語を言わせるとは・・・どんだけパワハラ監督なんだよ!
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