角川映画45周年を記念した角川映画祭が、テアトル新宿その他劇場で11月19日(金)~12月16日(木)まで開催されており、角川映画の第1弾作品であった『犬神家の一族』を鑑賞してきた。
初公開が1976年。さすがに映画館では観たことがなく、劇場での鑑賞は今回が初めてであり、しかもデジタル修復版ということで期待は高まる。レンタルやテレビ放送で何度も観た作品だけど、映画館でじっくり鑑賞できるのはやはり嬉しい。
とにかく衝撃的なスケキヨのビジュアル、ケレン味あふれ過ぎる演出、昭和のレトロなグロ描写、そして、殺されるべき人が全て殺され、なんなら金田一耕助が謎を解明しなかったら死なずにすんだ登場人物さえ自死してしまうという、突っ込みドコロ、笑いドコロ満載の名作。
確かに改めて観たら、庵野カントク作品も市川崑カントクの影響を多大に受けているんだな、と気づかされる。
昭和の金田一作品はどれも素晴らしいよねー