2019年11月に初の個展が開催されたカストリ書房ギャラリーで、2度目となる徒花ブルームさんの個展『愛の小部屋』展に行ってきました
昨年の個展にはコロナ禍真っ只中で伺えなかったので、約1年8か月ぶりに徒花ブルームさんにお会いできて感激。相変わらずのキュートな好青年。
名前のないこの女性の顔立ちも、一昨年から少しづつ変化している気が。昔は少し輪郭もごっつくて男っぽいイメージもあったけど、最近は輪郭が丸くなって女性っぽさが増したような。
なお、そろそろ違うキャラクターを描いたりしないんですか?と徒花さんにお聞きしたら、「いや、書きません」とキッパリ。奥さんばかり描き続けたダリやシャガール、ボナールみたい!
ラブホテルがテーマの今回の個展だが、背景が渋谷と思われるある作品に「まん福亭」という文字が・・
渋谷といえば、あの東電OL殺人事件で殺害された渡辺泰子さんが客を引いていたのが円山町であり、「まん福亭」は泰子さんが殺害されたアパートの1階にある居酒屋さん。徒花さんもまだ「まん福亭」には訪れたことはないそうだが、小学校時代、習字セットの習字道具を包んでいた新聞にゴビンダさんの記事が書かれていたそうで、幼いころから知らず知らずのうちに東電OL事件とは縁深かった、とのこと。
・・さすが徒花さん、若年ながらちゃんと基本押さえてる方だな・・と改めて感心してしまった。
ということで『愛の小部屋』展、開催は本日までなので、お近くの方は是非伺ってみてください!(・・ってあと1時間で終わるけど・・)