okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

マーベルレジェンド アイアンマン モジュラーアーマー レビュー

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米国ハズブロ社はマーベルレジェンドのモジュラーアーマー版アイアンマン(原作コミックではマーク13)。

 

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カプコンの対戦格闘ゲーム「MARVEL SUPER HEROES」にも登場したアイアンマンだそう。

マーベルレジェンドのクラシック版アイアンマンは日本ではプレ値になりやすいけど、Amazonでお手頃値段だったので購入してみた。

 

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マーク13となるこのモジュラーアーマー、デザインはシンプルながら、様々な武器や換装ユニットを装着できるアーマーだそうで、あのハルクバスターもマーク13が対ハルク用の換装パーツを装着した姿らしい。
・・といいつつ、本商品の付属品はこれだけ。

 

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コミック版のクラシックなアイアンマンは、ホットトイズや日本製メーカーのキチっとしたモノより、アメトイの雑な造形のほうがシックリくるかも。

 

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MCUのシャープな造形の実写版アイアンマンと違って、このチープな造形がコミック版アイアンマンのデザインにマッチしている。

 

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とはいえ可動範囲は意外に広いので、結構なポージングが可能。

 

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マーベルレジェンドのシーハルクと。シーハルクでかい。

 

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まだAmazonでも普通のお値段で販売中なので、プレ値になる前に入手したほうがよさそう。

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『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 感想

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主演のシム・リウだが、マーベルヒーローなのにまるで、三宅裕司か赤井英和を若くしてさらにさらに地味にしたようなヴィジュアル。こんな人を主役に据えて大丈夫なのかマーベル?と他人事ながら心配になった。しかも原作を全然知らないという、自分的にはあまりにパッとしない作品だったが、ネット上の感想が好評だったので、兎にも角にも行ってみることに。そしたら予想以上に面白かった!やったぜカンフー!

 

とにかく本作一番の魅力は、主役のシャン・チーを演ずるシム・リウその人である。

父親が1000年も生きている魔人のような人物で、しかも幼少の頃から殺しの技を叩きこまれるも、良心を捨てきれず少年期に家出したという暗い過去を背負っているのに、サンフランシスコでホテルマンとして屈託なく過ごすシャン・チー、めっちゃ爽やか!
シム・リウが過去にやってたというフリー素材の男性以上に爽やか!

 

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またシム・リウと同様、その華の無さはヒロインとしてどうなの?と思わんばかりの、シャン・チーの親友でホテルマンの同僚でもある、オークワフィナ演ずるケイティとの日常の掛け合いも、観ていて楽しかった。異人種は住みにくい北米に暮らしながら、周囲に溶け込み活き活きとサバイブするアジアの若者のパワーを感じられて、オープニングからワクワクしながら映画を楽しんでしまった。

 

・・そして、カンフーである。

それまでは単なる気のいい青年だったシャン・チーが、ひとたび危機に遭ったときに繰り出すカンフー・アクションの切れのいいことよ!
さすがにカンフー映画も飽きてきたなーと思っていた昨今だったが、本作の走行するバス内やビルの足場上での激しいカンフー・アクションは迫力、殺陣ともに素晴らしく、やっぱカンフー最高!となってしまった。

 

・・ただ後半からはなんとなく予定調和な展開となり、そして惜しむらくはラスト、いつもの通り巨大モンスターが出てきて、ネバーエンディングストーリー張りのファンタジー演出となってしまってガックリ!ラストバトルまで、シャン・チーの素晴らしいカンフー・アクションで決めて欲しかったのだが、さすがに叶わなかった。。

なお、香港映画界のベテランであるトニー・レオンと、もはやハリウッド映画界でもベテランとなったミシェール・ヨーの、2大香港映画の至宝アクターの演技はさすがの貫禄。
ともに還暦間近とは思えないほどの若々しさとアクションで、作品を締めていた。
・・てか、最近観る映画観る映画にミシェール・ヨーが出演している。
レイザーラモンRGではないが、みんなあまりにもミシェール・ヨーに頼りがちでないか?

あ、あと、マンダリンことトレヴァー・スラッタリーを演じた名優ベン・キングズレーも良かった!
『アイアンマン3』ではイマイチ名優の演技が活かしきれていなかったが、本作では数少ない白人俳優として、多くのアジア人俳優に交じって飄々と狂言回しを演じており、物語に緩急をつけていた。

 

ということで、ポスターだけ観たら積極的には行きたくない作品で(思わず『スタートレック』のアジア人乗組員かと思った!)、ツッコミどころも多い作品ではあるけど、観たら絶対に楽しめる作品。これからもシム・リウ頑張れ!

 

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