okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

『デッドプール』 感想

こんにちは!


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話題のマーベル・アメコミ作品『デッドプール』を観てきました。

日本ではR-15指定(15歳未満鑑賞不可)。

アメコミ作品では珍しいセックスシーンあり、下ネタや差別表現も多く、首チョンパや脳漿炸裂などヴァイオレンスシーンも満載。挑戦的な演出には好感が持てました。

・・・しかし、確かに興味深い作品ではありましたが、なんというか期待したほどの突き抜け感がなく、正直、消化不良な作品でした。

恋人とのエピソードは、いかにも取って付けたストーリーで感情移入できず。
敵キャラもイマイチ印象が弱く、全体的にちょっと薄めな脚本。
素材がいいのに活かし切れてない感じです。

・・・これ、『キック・アス』や『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』、『キングスマン』のマシュー・ヴォーン監督がメガホンを取ってたら、ちゃんとしたデッドプール作品に仕上がってたと思います。

まぁ、本作は字幕版を鑑賞したのですが、独特のブラックジョークやスラングなどを、字数制限がある字幕だけでは理解しきれず、イマイチ乗り切れなかった・・・という自身の英語力のなさもマイナス要因ではあるのですが。

ちなみに本編の字幕より、予告編のほうが秀逸な字幕もあります。

 


映画『デッドプール』予告編

 
なお、同じダークヒーロー物では、1998年に日本でも公開されたアメコミ映画『スポーン』を思い出します。

優秀なCIA工作員だった主人公が仲間に裏切られて焼死したあと、悪魔との取引で地獄の尖兵「スポーン」として生まれ変わるストーリー。
焼死したその姿は焼けただれて醜く、スポーンの監視役として魔界から送り込まれた「クラウン」が、そんな彼の見た目を思い切り茶化すシーンなどは、『デッドプール』よりも毒が強い。古い作品ながら、よく出来たアメコミ作品でした。

 

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とは言え『デッドプール』、最近のマーベル作品に食傷気味だったので、こんなハチャメチャなヒーローはやはり面白い。次回作に期待です。

なんだかんだでパンフレットも買いました。

 

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★★★★★

 
・・・さて、『スポーン』と言えば思い出します。

昔、親に無理やり「お見合い」をさせられたお話。

 

 当時、何を思ったのかよせばいいのに、お相手を連れて『スポーン』を観にいってしまいました。・・・はい。お見合いで行くべき映画では、ない。

付き合いだしたカップルでも、観るべき作品ではない。

・・・でも当時、どうしても観にいきたかった。

 

そもそも気乗りしなかったお見合いなので、先方には丁重にお断りの連絡をしてもらったのですが、当然ながら相手からもお断りの連絡がありました。

当然だ。

しかし先方のお断りの理由が、「あまりにも子供っぽい」というストレートなコメントだったそうで、さすがに親も「お前はいったい何を言ったんだ!」とビックラしておりました。


これからお見合いに行かれる方、もし先方といっしょに映画に行くことがあっても、『デッドプール』とかはやめたほうがいいかもしれません。

  

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それではー

  

  

デッドプール オリジナル・サウンドトラック

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Deadpool (輸入版:北米)

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デッドプール (字幕版)

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DEADPOOL

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デッドプール (吹替版)

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デッドプール オリジナル・サウンドトラック

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