こんにちは!
以前読んだ家入一真さんの『我が逃走』が面白かったので、『こんな僕でも社長になれた』も読んでみました。
本書も面白く読ませてもらいましたが、驚いたのは家入さん、2001年にネットでメチャクチャ流行った「先行者」のポータルサイト「先行者.com」ってのを作ってたんですね。
2000年前後というと、いわゆる「テキストサイト」華やかなりし頃。
「先行者」関連のサイトでは当時、「侍魂」というサイトが有名で、私はココしか記憶に残ってないのですが、家入さんもこの頃、バリバリの「ネットの中の人」だったそう。
「先行者」とは、2000年に登場した中国初の人型二足歩行ロボット。
中国の国防科学技術大学で10年もの歳月をかけて開発され、平地はおろか段差も歩行可能。しかも言語も解するという、当時のロボット技術としてはかなりの高スペック。
日本ではHONDAのアシモやSONYのアイボなどがロボット技術を競っていましたが、中国4,000年の歴史がそれを超えたのか!と固唾を呑んだのですが・・・
紹介されたそのビジュアルがあまりにもアレだったので、日本全国のネット民に大きな衝撃を与えました。
とにかく、当時のネット上ではイジり倒された「先行者」ですが、今年は生誕15周年の節目の年ということで、ちょっと振り返ってみたいと。
そもそもこのビジュアルから、「コレって本当に動くのか?」と疑問に思うところですが、当時のニュースとか動画が残っているので、やっぱり中国ではガチで開発されたようですね。
たどたどしい歩行がなんともいえない
そして当時のニュース記事がこれ。
2002年には開発者が来日したようですが、「先行者」自体は国家機密であるため国外への持ち出しが認められなかったとか。納得。
これは海外に持ち出しちゃぁ、イケナイ!
右から開発者の馬宏緒教授、周副教授、沈博士
なお「先行者」をイジり倒した「侍魂」の作者・健さんには当時、怒った中国のネットユーザーから沢山の迷惑メールや脅迫メールが届いたそうです。
なおテキストサイトや「侍魂」についてはヨッピーさんのこの記事に詳しく。
★★★★★
なお、「先行者」以降に中国で開発されたロボットの画像を検索してみたところ・・・
うーん、すごい。
相変わらずの安心クオリティです。
★★★★★
ちなみに、先行者と同時期にネットで流行りまくったTIME誌の田代まさしコラも、家入さんが作ったそうな・・・
どんだけスゲー人なんだよ、家入さん。
家入さんって、ダメな奴だダメな奴だとばっかり思っていましたが、やっぱりスゴイ人なんだな、と改めて認識しました。
東京都知事に立候補されてたけど、今度は是非、日本の首相になってほしい。
もしや我々人類は、家入一真の手の平で踊らされているんじゃないだろうか・・・
と、ひさしぶりに朝ドラ「まれ」を見ながらこの記事書いてるんですが、
やっぱりヒデぇな、まれ!
見てらんないくらい痛いっ!
こんなつまらない脚本書きやがって、家入、いい加減にしろ!次から気をつけろ!
家入さんかわいそうすぎる pic.twitter.com/ZlwYwbOrys
— けんすう / nanapi (@kensuu) 2015, 6月 22
※なんでも家入さんのせいにすると世界が平和に。
それではー
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