okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

東京競馬場に行ってきた

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府中競馬場と通称される東京競馬場は、電車で30分かからない近場ということもあり、1度は行ってみたいと思いつつ、なかなか機会がなかった。
まぁ夫婦ともども小心者なので、ギャンブル全般が得意でないし興味もない、というのもあるけど。

でも、府中競馬場は建物も大きくて施設内はキレイ、緑も多いし、客層も、赤鉛筆を耳に引っかけ競馬新聞を握りしめたオッサンばかりじゃなくて女性や若者、ファミリーも多いクリーンなイメージもあり、散歩がてらカジュアルに出かけてみたいな、とは思っていた。
(いくらクリーンなイメージと言っても、あくまでバクチ場なんだけど)

 

そんな折、会社の競馬ファンの人から渡された「KEIBA CATALOG」というJRAの初心者向け刊行物を読んだら、競馬新聞の見かたや馬券の種類、買い方の説明が、超概要ながらわかりやすく書かれていたので、何事も勉強ってことで、この前の祝日の月曜日に行ってきました。

 

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なお、その会社の人からは、やはり競馬新聞は買った方がいい。
自分は「競馬新聞エイト」をよく買っている、ということを聞いたので、前日の夕方にコンビニで購入してきた。500円もする。
(翌日のレース予想が載った新聞は前日の夕方頃に発売されるそうだ)

  

当日はよく晴れて、いかにも行楽日和。

 

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京王線の府中競馬正門前駅を降り立ったら、世界に3,500頭しかいないという黄金の馬「アハルテケ」(馬の品種のこと)の銅像がお出迎えしてくれる。

 

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改札を抜けたらすぐに、競馬場の正門に直結する専用歩道があって、お客さんから集金するプログラムがシステマチックに出来上がっている。

 

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入場料を1人200円払って施設内に入ったら、デカっ!

メインスタンド内のワンフロアはコースと同じ長さがあるのでとにかく横に長くて広い。そしてどこもキレイ。
これが地上9階・地下1階まであるという。
JRA、どんだけ儲けてんだ。

入場したのがお昼過ぎだったのでとりあえず施設内のレストランで昼食をとって、無料の一般席スタンドに座って、まずは馬券なしで第6レースを観戦。
コースも広いし緑もキレイだし、とにかく気持ちいい。

 

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そして、レースはゴール近くの終盤になると観客のどよめきや声援なんかも聞こえてきて、なかなか臨場感があり、盛り上がる。

 

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ということで、第7レースから馬券を買ってみることに。

馬券投票を行うマークカードは3種類あるが、この日は初めてなので1点づつ投票する緑のカードのみしか使用せず、馬券種類も単勝と複勝のみ、金額も100円単位でしか購入しなかった。
単勝は1着馬を1頭だけ選ぶことで、複勝は1着から3着までに入る3頭を選ぶ買い方。

 

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若干緊張しながら初めてマークシートに記入し販売機に投入したら、単勝は問題なかったが複勝の記入方法が間違ってたのでエラー!
機械の前でオロオロしてたらすかさず販売機の隣の小窓が開いて、係りのおばちゃんが書き直してくれた。
いや~、馬券一つ買うのにも汗をかいてしまった。。

初めて競馬場に行くなら、やっぱり慣れた経験者と一緒に行った方がよさそう。

ちなみに競馬新聞には、各レース毎に出走馬のスペックやら特徴やら過去戦績やら騎手やら何やらのデータが小さい欄にビッシリ書かれている。
まさに、細かいデータを小さなスペースで見るのが大好きな日本人には最適なメディア!
つーか日本語って、少ない文字数で多くの情報を表せるからとっても便利だ。
でもやっぱり初心者なので、これらの情報から当たりそうな馬の予測なんてできないんだけど。

 

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なので選んだ馬は競馬新聞が予測した本命馬(そのレースで最も強いと予想される馬)ばっかりで、確かに当たる確率は高かったけど、オッズ(馬券が的中した場合の倍率)は低いので、100円しか賭けてないから勝ってもせいぜい140円くらいにしかならない。

 

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しかし最終レースの12レースでは、あえて馬名だけで選ぶことにした。
(サリーバットマンとサムライダマシー)

 

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もし当たったら万馬券なのでウハウハなんだけど、そんなんやっぱり当たるワケがない。ビギナーズラックなんてあるワケない。

 

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この日は結局、5レースくらい賭けて、馬券2,000円分くらい買って、当てて戻ってきたのが600円弱。
昼飯代3,000円強(勝カレーと生ビール)と銀だこでハイボールを何杯か飲んだので、夫婦2人で入場料400円を足して、なんだかんだで7,000円くらい使ったことになる。
あ、競馬新聞代と電車代も入れたら8,000円くらいになるのか。
お弁当と飲み物とレジャーシートを持って芝生で観戦したら電車代と入場料だけで済むけど、馬券買わずに自然だけを満喫したいんだったら高尾山に行った方がいいかもしれない。
やはりレース観戦してると、つい、安くても馬券を買って応援したくなってしまうから。

 

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印象としては、初心者向けの広報誌や1回くらい競馬新聞を読んでみても、やはりどの馬を選べばいいのかなんて簡単にはわからないし、歴史が古くて複雑なゲームなので、自分なりにデータを蓄積して、それなりに深く入り込まないと難しいバクチだと思う。
なので我々としては、これからも積極的に競馬場に行きたい!とまでは思わなかった。
「競馬はロマンだ」とか言ってるけど、いや、単なるバクチだし、と思っちゃうタイプだし。
まぁ根が小心者でセコいんです。

でも勝ってたら印象が違ったかもしれないけど。

 

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あと気になったのは、馬券を購入する「投票所」に自前のイスやシートを置いて陣取って、実際にコース上のレースを見もせずにモニターだけ見て競馬に興じている人が多かったこと。あの人たちってガチな人?
同日に開催されてた京都のレースもいっしょに賭けてるんだろうけど、なんだったらWINSに行った方がよくね?と思ってしまった。

 

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また、座席やらあちこちに、マークカードやら食べたものの容器やら、とにかくゴミが置きっ放しになってるのもよく見かけた。

「競馬はロマン」だったらさー、ロマン感じさせてくれる場所くらいキレイに使えよー。

 

つーことで、でも機会があったらまた行ってみたい。色々と勉強になりました。

 

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「paranoia展」@ギャラリーソコソコ 横浜中華街、牧田恵実

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横浜中華街のアートスペース、ギャラリーソコソコで10月10日まで開催されている「paranoia展」に行ってきた。

 

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”北陸の発情画家”牧田恵実さんの新作が展示されているグループ展。

 

 

・・・その前に、『食の軍師』2巻に登場した「中華飯店」で腹ごしらえ。

 

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観光客で溢れかえっている三連休の中華街。
ガイドブックに載っているような中華料理店はどこも凄まじい行列だったが、ちょっとだけ外れにあるこちらのお店は比較的空いてて行列もない。
どちらかというと地元の方が気軽に立ち寄るお店らしい。

 

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「食の軍師」で力石が食べていた名物の牛モツそばと、牛モツ丼。美味しかった。

 

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ヘタなお店に並ぶくらいなら、こちらのお店でサクッとランチを済ませればいいのに。

 

で、ギャラリーソコソコ。

 

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所在地は中華街なのでわかりやすいと思いきや、入り口がわからなくて結構迷った。

こちら↓が入り口なんだけど、外国人観光客のファミリーが豚まんを食べながら道を塞いでいたので、気づかず4回くらい通り過ぎてしまった。

 

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そして、ジャッキー・チェンがアクロバティックな自転車さばきで敵から逃げてるシーンに出てきそうな路地を抜けたら、さっきまでの観光客の喧騒が嘘みたいに静かなギャラリーがそこにあった。

 

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牧田さんが迎えてくれて、新作の解説をして頂いた。

最近、牧田さんのテーマの一つであるバオバブの木をリアルで見に行くためにマダガスカルに外遊されて帰国後、その印象がまだ生々しく残っている時期に描き上げたという作品。

 

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※画像はギャラリーで購入したポストカードです。

 

大作に圧倒される。

 

パスポートを失くすなどハプニング続きだった外遊で、一皮どころか三皮くらいむけた感じの牧田さん。
ここのところあちこちで展覧会を展開されて怒涛の勢いを感じさせられるけど、これからますます大きくなられるような予感。

 

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外遊中に有楽町の東京交通会館で開催された『幻獣神話展IV』の図録にサインを頂きました。

 

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一見、サラッと0.03秒くらいで書かれたように思われるけど、前夜に何時間もデザインを悩んで考えて下さった貴重なサイン!

 

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ギャラリーソコソコを後にしてブラブラと馬車道あたりを散策していたら、前夜に観た『アウトレイジ 最終章』で撮影に使われた喫茶店が馬車道にあるという、ツイッターで妻が仕入れた情報を思い出し、入ってみることに。

 

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「サモアール 馬車道店」という紅茶がメインの喫茶店で、なかなか味のあるお店。

 

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この場所で、張(チャン)会長が原田泰造が演じるチンピラに襲撃され、津田寛治が会長を守って命を落とすシーンが撮影されたのかと思うと感慨深いが、

確かにアイスティー、めっちゃ美味しい!

 

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素敵なギャラリーやら中華料理店やら喫茶店に巡り合えた、思いのほかいい日だった。

 

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