okurejeの日記

フィギュアや映画や本などについて、ゆるく書かせていただきます。

「情報処理安全確保支援士」にクラスチェンジしてみた ~ 集合講習 受講編

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新橋の某セミナー会場にて開催された「情報処理安全確保支援士」の集合講習に行ってきた。
地方は休日も開催されているらしいが、東京は平日のみの開催スケジュール。
なので当日は会社を休んで参加した。講習費用の8万円は自腹なんだから、せめて会社くらい休ませてくれよって感じ。

 

当初は私服で受講しようと思ってたんだが、考えてみたら「ゆきゆきて、神軍」Tシャツくらいしか持ってない。さすがにこの格好じゃ浮きそうだと思い、結局は無難にスーツで行ったけど、やっぱり30名くらいの参加者のうち、私服は5名くらいだったかな。そして女性は2~3名程度。殆どが40代前後のオサーンばっかりです。

 

最初から5名1組のグループにさせられるんだけど、この手の集合講習でホントに嫌なのが、初対面のオッサン同士で無理やりグループを組まされて、進行係、発表係、書記係などの役割を与えられて、無理やりディスカッションとか発表させられるという、もう苦痛以外の何物でもないグループワークだ。

 

トンチンカンなことばっか言うバカがいたり、かと思ったら、いい年してやたらイキった「厨二か!お前は!」みたいな奴がいたり・・
そんな奴らの顔色をお互いに探りながら、卒のない意見を交わさなきゃいけないとう・・・

だいたい、知らねぇオッサン同士で和気あいあいと会話なんてできるかボケ!

 

朝の9時45分から開始され、夕方17時過ぎまでの講習スケジュールで、座学での講習は最初の1時間程度。
あとはグループメンバー同士のぎこちない自己紹介のあと、昼飯前からグループ・ディスカッション&発表を何度もやらされるという苦痛。

もうね、心を無にするしかないわ。

 

自分のグループは、だいたい平均30代前後の若い人が多かった。
あと、SEをやっているという、貴重な女性も1名いた。
なお聞いてみたら全員、講習費用は会社負担とのことだった。
そういえば、どことなくみんな意識高そうで、講習費用を負担するような意識の高い会社の社員だからこそ、彼らもそれなりに意識が高い人材なんだろうな、と思ってしまった。
自己負担はオレだけで、一見、自己負担してまで講習に参加する人間の方が意識が高そうに思えるだろうけど、それは当たってないな。
先見性のない弊社のような意識が低い会社の社員は、やっぱりオレみたいな意識の低いヤツしかいない。改めて思いました。

 

そういえばグループ内の女性が言ってたが、この手のグループワークって、いつまでたってもホワイトボードに手書きなんですよね、って。確かに。
全員の意見をメモるのも、発表内容を書くのも全部手書きなので、時間はかかるわ、字が汚いヤツが書いた発表は読みにくいわで・・
会場の都合で全員のPCを用意できないのは分からないでもないけど、今時、IT系セミナーのグループワークで発表は手書きっていうのも、何だかな・・・って感じだよ。
だいたい筆記用具の持参が必要なんだけど、そもそもペンケースから持ってないわ。

 

で、発表テーマ。
とある企業でのインシデント(セキュリティ事故)発生の際、どのような調査や対処を行って、役員など会社の偉い人たちにどのように報告するか、といった内容。
そもそも、自分の現在の業務でやっているようなテーマだったので、意外と興味深くて参考になった、というのが率直な感想ではあった。

ただ、あくまでマネジメント的な内容であり、例えば最新のマルウェアはどのようなアルゴリズムで活動し、侵入分析はどのように行って、どのようなツールで防止するか・・といったような技術的要素はないので、そういったテクニカルな講義を期待している人には合致しないです。

 

ということで、8万円という費用で考えると、会場施設、講習内容、講師陣、テキスト等もちゃんとしているので、運用側の立場からいうとかなり割安な費用なんだろうと思う。
だから会社負担であれば、それなりに意義のある講習かもしれない。
しかし個人負担と考えたら、やはり3年間で14万ってのは、現在の本資格の知名度やメリットを考えたら、やっぱりデカすぎるな。

 

とりあえず、残り2回のオンライン講習(A)と(B)は、しょうがないから受講すると思うけど、次の3年間の更新はたぶん行わないだろうな・・
高いし・・グループワーク嫌いだし・・

 

 

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平成30年度【秋期】情報処理安全確保支援士 パーフェクトラーニング過去問題集 (情報処理安全確保支援士試験)

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2018 情報処理安全確保支援士「専門知識+午後問題」の重点対策 (専門分野シリーズ)

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絶対わかる情報処理安全確保支援士 2018年春版

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午後(I・II)に集中!情報処理安全確保支援士精選17問

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『アントマン&ワスプ』 感想

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「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の数ある作品群のうちで、何度も観たいと思える作品は以下の3作品くらい。

 

 『アイアンマン』(2008年公開)
 『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
 『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)

 

上記3作は今でも思い出しては繰り返し鑑賞している。
なお次点としては以下の3作品だろうか。

 

 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
 『アントマン』(2015年公開)
 『ブラックパンサー』(2018年公開)


1作目の『アントマン』は、バツイチ前科持ちで風采も上がらない、マーベルヒーロー史上、かなりダメな部類に入る主人公スコット・ラングが、離婚した妻との一粒種である愛する娘のために、ダメダメ野郎から見事にスーパーヒーローに成長していくとう成長譚。ストーリーもシンプルでそれなりにカタルシスもあり、MCUのなかでは面白い良作だった。

 

そして最新作の『アントマン&ワスプ』

コメディ描写がとにかく面白くて、MCU作品群でこれだけ笑える作品は初めて。
さすが、コメディ俳優の雄と言われるポール・ラッド。

そして今回、満を持して登場したアントマンの相棒、ワスプ。
あのスウェーデンの傑作ミステリー『ミレニアム』のヒロイン、リスベット・サランデルのハンドルネームの由来にもなったというマーベルの女性ヒーローなのだが・・
確かにアクションは素晴らしかったんだけど、キャラクター的にはそれほど飛び抜けた感もなく、そして演ずるエヴァンジェリン・リリーも、失礼だが容姿的にもイマイチ魅力的でなく、前作のほうがカッコよかった(髪型のせい?)と思ってしまった。せっかくワスプになったのに。

敵であるハナ・ジョン=カーメン演じる「ゴースト」も、ヴィジュアルはカッコいいのだがイマイチ中途半端な敵キャラで、突き抜け感がない。

 

ペイトン・リード監督によると、本作の構成は、往年の名作『ミッドナイト・ラン』をかなり参考にしたそうだ。
マーティン・ブレスト監督作、ロバート・デ・ニーロ主演のこのロードムービーは、最初はソリが全く合わなかった賞金稼ぎと会計士の男2人が、追ってくるFBIやマフィアをやり過ごしながら逃避行を続けるうちに、次第に友情が芽生えていくというバディ物の傑作。
自分も大好きな作品なんだけど、確かに『アントマン&ワスプ』は、アントマンとワスプの相棒物語であり、FBIやマフィアを出し抜きながら目的地に向かうというプロットも同じ。
でもこの作品からは残念ながら『ミッドナイト・ラン』臭は感じられなかった。
そもそもアントマンとワスプは相棒とは言えども、お互いを憎からず思っている男女同士。『ミッドナイト・ラン』の肝ともいえる、「次第に芽生える男同士の不器用な友情」の再現はさすがに難しい。

 

そしてなにより今回のアントマン、コメディは冴えてるんだけど、単なるサポート役みたいな役回りなので、主役として困難を乗り越えて強敵を倒す、というヒーロー物に当然必要なカタルシスや感動を観客に与えてくれない。

 

ということで、単なるいつものMCU作品群のひとつで、でもギャグだけは面白かった!という印象だった。惜しい・・

 


「アントマン&ワスプ」本予告

 

 

しかし、初代ワスプことジャネット・ヴァン・ダインを演じてたのがミシェル・ファイファーだとは映画を観終わっても気づかなかったよ。

というか、『バットマン リターンズ』以降の彼女の作品はまったく観てなかったので、メチャいきなり感。キャット・ウーマン役が強烈過ぎて、なんでマーベル映画に出てるの?みたいになった。

 

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アントマン (字幕版)

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