こんにちは!
昨日、『300〈スリーハンドレッド〉 〜帝国の進撃〜』を観てきました。
ペルシア帝国は紀元前499年から紀元前449年の3度に渡ってギリシア遠征を行った。
スパルタ教育でお馴染み、古代ギリシャの都市スパルタの王レオニダス1世が、ペルシア王クセルクセス1世率いる100万のペルシア軍に、たった300人で戦いを挑みます。 手足が飛び首が飛ぶ、バイオレンス溢れる戦闘シーンをスローモーションを多用してスタイリッシュに描いており、リアルでありながらファンタジックなアクション演出は当時斬新で、なかなか見応えのある、カッコイイ作品でした。
レオニダス1世
クセルクセス1世
なお続編である本作ですが、観るまでは1作目から数年後くらい後の物語なのかと思っていましたが、前作と同じ時期のお話で、スパルタ軍の「テルモピュライの戦い」から1ヶ月後の、同じく紀元前480年9月の「サラミスの海戦」を描いた作品です。今度は海戦だ!
女戦士アルテミシア率いるペルシア海軍との激闘を描きます。
全滅するまで戦い抜いた「テルモピュライの戦い」でのスパルタ軍の死闘の報が敗戦色が濃くなったギリシア連合軍の闘志に火をつけ、ギリシア艦隊の数倍の船隻で迫るペルシア艦隊に一大決戦を挑みます。
「サラミスの海戦」は、圧倒的な戦力でギリシャの各都市を制圧しようとしたペルシア軍が、最終的には敗退するきっかけとなった、ターニングポイントとなる戦いだったそうです。
★★★★★
本作ですが、実は観る前は殆ど期待していませんでした。
せいぜい、アルテミシアを演じるエヴァ・グリーンの妖艶さを堪能できればよいか、くらいのつもりで観ましたが、 いかにもフランス女優らしい退廃的な美しさ
期待値が低かったせいもあり、意外と楽しめました。
戦闘シーンは前作と同じような演出で真新しさはなく、ギリシア連合軍も主人公のテミストクレスを始め、最強のスパルタ軍と比べるとどうしても地味な感じは否めませんでしたが、ストーリーもそれほど荒唐無稽でもなく、海戦も迫力があったため、それなりに満足度が高い作品でした。 ・・・妻はイマイチだったようで、30分ほど寝てたそうですが。。
前作を観直すか、もしくは、
なお観終わった後に知りましたが、劇中ではペルシア王の養女という設定だった女戦士アルテミシアですが、実在の人物だったんですね。
アルテミシア
ハリカルナッソス(現在のトルコ南西部)の女王で、「戦場を駆ける女」の異名を持つ、最古の女海賊だったそうです。
本来は参戦する必要が無かったにも関わらず、自ら艦隊を率いて遠征軍唯一の女性指揮官として参加、「サラミスの海戦」で大活躍したそうです。
架空のキャラだとばっかり思ってたのでビックリしました。
さすがフランス女優、脱ぎっぷりもよし
それではー