こんにちは!
『あ、安堂ロイド?安堂ロイド?』と、思わず5度見してしまうほど高インパクトなタイトル。
2013年に放送されて話題沸騰だったキムタクドラマ『安堂ロイド〜A.I. knows LOVE?〜』を、あなたは覚えていますか?
キムタクドラマなぞ今まで1つも観たことなかったものの、あまりに想像の上を行くタイトルと設定に見事に釣られ、ネタとして観始めたのですが、どうしても真剣に視聴する気が起きず、やっぱり途中(3話くらい)で脱落してしまいました。
ただ、まんまターミネーターな戦闘シーンが一周回って逆にカッコよかったり、それなりにVFXに力が入っていたり、本田翼のサプリがキュートだったりと、意外に高ポイントが多いドラマであったことも事実。
そうは言っても、じゃドラマを全9話全て鑑賞できるかというとやっぱり厳しいものがあって、ベッタベタな「キムタク演じる木村拓哉」を再び観るのはあまりに辛い。
特に辛くて視聴を止めてしまったのは、意外にもキムタクじゃなくて遠藤憲一の役柄とシーンのあまりの臭さで、エンケンは好きですがエンケンの臭いシーンは2度と観たくない。
じゃあどうすればいいのか。
なんだかんだで日本ドラマ史に残るこの珍作を自分の脳内メモリーに永く記憶させるにはいったいどうすればいいのか。
★★★★★
・・・困ったときのAmazon様であります。
ありました!
安堂ロイドを私の記憶に留めるための良アイテムが。
なんと、この珍作ドラマのノベライズがあったのでした。しかも全3巻!
そして、ドラマの名シーンのビジュアルが満載のムック本まで!
早速これら4冊を「1円本」で入手!
「1円本」とはいえ、4冊あるから配送料で千円。
安価ではないですが、安堂ロイドのためならこれくらいの出費はしょうがない。
到着したので早速読んでみます。
安堂ロイドが俺の手に!
・・・で読んでみたら・・・
あまりに学芸会で厨二病なセリフや設定が多々あり、これを実写で観たらさぞ痛いだろうな・・・
とは思いましたが、意外と面白かったです。というか、ちょっと感動した。
なぜなら、未来からやってきたサイボーグが、自分よりハイスペックな敵サイボーグにボロボロになりながらも闘いを挑み、大事な人間を守るという、『ターミネーター2』をまんまラブロマンスに置き換えただけという、あまりに安易なストーリー。
そら、お話しが”みんな大好き”『ターミネーター2』だったら、そら泣くわ!バカ!
脳内では山下達郎オリジナルの『Your Eyes』を再生しつつ(竹内マリアのヴォーカルバージョンはドラマをちゃんと観てなかったので覚えていない)、ノベライズはそれなりに楽しく読めました!
おーし!じゃ次、ムック本行ってみよう!
ってことでページをめくると・・・
お、キムタクヤ!
次のページもキムタクヤ!
おー、お次のページもキムタクヤって、おいっ!
ちょ、待てよ!
ページのほとんどがキムタクヤやないかい!
ふざけんなコノヤロー!
・・・これはアカン本です・・・
なぜなら安堂ロイドというのは、「アンドロイド」が主役のドラマでしょう!
アンドロイド、サイボーグ、ロボットが主役の映画やドラマのビジュアル本には、これ、このような「内部想像図」がデフォでしょうがっ!!
安堂ロイドもロボのはしくれなら、ビジュアル本には内部想像図を付けないことには話になんないだろーが!
知らぬ存ぜぬはゆるさないよ!ひとつ!
ちょ、待てよ!
それではー
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