1977年に放送されていた特撮ドラマ『大鉄人17』。
その後の戦隊シリーズの巨大ロボットものの走りとなった作品で、オンタイムで視聴していた我々世代が大好物の、いかにも昭和チックなデザインが泣かせる。
ワールドスコープ社製やアート・ストーム社製でもクオリティ高めの商品が販売されており欲しいと思っていたが、ついに大御所バンダイが超合金魂ブランドで販売するということで、待っていた甲斐があった。
付属品が少ないのもいい!必要十分
ダイキャスト素材の含有量が多いのか、最近の超合金製品と比べてもズッシリ感がすごい。
ポーズを付けないとダッサダサの昭和ロボットだが・・・
可動範囲が広いのでポージングが映える!
正座すら可能!
要塞ワンセブンに変形!
なお関節が固い(特に脚部の関節、足の付け根の関節が特に固い)ので、折り曲げる際はゆっくりと。
飛行ワンセブン!
一見単純な変形のようだけど、パーツ差し替えなしで実現できるなんて、さすがバンダイの技術力。
グラビトンユニットの音声発光ギミックも見事。
オンタイムで観て以降、1度も再視聴していないので内容はまったく覚えてないけど、地球に有害な人類を滅ぼそうとする、今風に言うと自我を持ったAIを阻止するため、同じく自我を持った正義の巨大ロボットが立ち向かうというターミネータの走りのようなストーリー。1話で主人公の少年の家族が殺されるというハードな展開だが、ロボットと少年の友情がテーマの人情話でもあり、当時は大好きなドラマだったと記憶している。
未だに人気があるキャラクターであるのも、ドラマが秀逸だったからだろう。
今後販売予定の、17の弟ロボットであるワンエイトの販売も楽しみ。