1970年代に日本で放送されていたロボットアニメ『超電磁マシーン ボルテスV』。
この名作アニメを、日本国民以上にこよなく愛しているというフィリピンにて実写ドラマ化されたそうで、本作はドラマの初期15話分を再編集した映画作品とのこと。
なんとこの実写ドラマ、全90話もあるそう・・・って、え?90話!?
それにしても『超電磁マシーン ボルテスV』、オンタイムで視聴していたハズなのだけど、あんまり記憶がない。
「長浜ロマンロボシリーズ」と言われているらしい、『超電磁ロボ コン・バトラーV』と『超電磁マシーン ボルテスV』、『闘将ダイモス』は、たぶん3作品とも当時視聴していたと思うが、『超電磁ロボ コン・バトラーV』しか覚えていない。(それも主題歌のみだけど・・)
この3作品中、フィリピンの人たちが、特に『超電磁マシーン ボルテスV』にはまったのは、家族愛を描いた作品であった、ということが理由の一つらしい。
現在、TOKYO MXで過去のアニメの再編集版を放映しており、チラッと視聴してみたが、大河ドラマちっくでかなり「熱い」ストーリーだった。このような濃厚な作風も、フィリピンの人たちを魅了したひとつなんだろう。
なお本作、入場者特典がペーパークラフトで、むしろ作品よりも特典目当てで鑑賞したようなもの。
これが、完成すると全長16cmとなる超電磁ペーパークラフトボルテスV!
・・で早速、組み立ててみたんだけど、これが超電磁タイヘン!
気軽にハサミでチョキチョキとパーツを切って、ちょこっと糊付けして15分で完成!・・
・・というワケには全くいかなかった。
まず道具としては、パーツが多く小さいので、デザインナイフとカッターマット、定規とピンセットは必須。
接着剤も、木工ボンド用よりは紙もOKな瞬間接着剤のほうが望ましい。
あ、説明書がないと全く組み立てられないので、ネット環境も必須!
丸2日間かけて、ようやく超電磁完成!
サイズ感としては、S.H.Figuartsの1/12スケールのフィギュアくらい。
・・まぁ、部品も多く精巧なので、多少は可動するけど・・
説明書に書かれているようなアクションは、さすがに紙なのでちょっと難しい。
ポージング中にイラっときて、クシャっと握りつぶしそうになった。何度も。
ということで入場者特典のペーパークラフト、作るならそれなりに覚悟が必要です。
・・・で、肝心の映画の感想はどうなのよって?
それは聞かない約束でしょ!